学校長ブログ

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弥生の候

 令和3年度 第1回卒業証書授与式が3月2日に行われました。新型コロナウイルス感染防止のため、在校生は生徒会の代表2人のみの出席とし、他の生徒は各教室からオンラインでの参加となりました。また、御来賓の方々への案内も控えさせていただきました。制限の多い中ではありますが、保護者の方々と在校生・職員で心を込めて卒業をお祝いしました。本年度は、普通科14人、専門学科18人の計32人が本校を巣立っていきました。

 彼らは、松橋支援学校に入学し2年間学んだ後、令和3年4月から、鏡わかあゆ高等支援学校の生徒となりました。高校生活の多くの部分がコロナ禍と重なり、制限の多い学校生活をおくることになった彼らです。また、開校後も工事が続いておりましたので、使用できる教室なども限られていました。思い描いた高校生活とは異なる部分も多かったと思われます。そのような中でも、勉学に励み、学校生活を楽しみ、開校間もない本校を盛り上げ、後輩の見本となる3年生でした。答辞の中では、多くの思い出と保護者への感謝、在校生への思いを語ってくれました。送辞では、そんな先輩への感謝が語られました。鏡わかあゆ高等支援学校第1回の卒業生として、今後の活躍を願っています。

 

 校章のピンバッジを作製しました。ある3年生の生徒からの提言がきっかけです。1年生と、2・3年生は制服も、体操服も、作業服も異なります。全生徒が共通で身に着ける物があればいいなと考えました。急遽業者に作製を依頼し、卒業証書授与式に間に合わせることができました。当日は、卒業生の胸にコサージュとピンバッジが輝いていました。

 

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