令和3年(2021年)4月1日、開校しました!
熊本県立鏡わかあゆ高等支援学校
令和3年(2021年)4月1日、開校しました!
熊本県立鏡わかあゆ高等支援学校
令和6年(2024年)12月20日 「学校アルバム」を更新しました
令和6年(2024年)12月13日 「カフェ情報」(12月オープン日のお知らせ)を更新しました
令和6年(2024年)11月28日「入試情報」に「令和7年度(2025年度)普通科入学者選抜に係る募集要項交付について」を掲載しました。
令和6年(2024年)11月15日「入試情報」に「令和7年度(2025年度)専門学科入学志願者選抜検査に係る出願書類等の各種様式について」を掲載しました。
令和6年(2024年)10月 8日「入試情報」に「令和7年度(2025年度)専門学科入学志願者募集要項説明会」を掲載しました。
令和6年(2024年)10月 2日 「学校説明会」 を更新しました。
令和6年(2024年) 9月30日「寄宿舎」(寄宿舎の様子)を更新しました。
令和6年(2024年) 6月 7日 「進路指導」を更新しました。
令和6年(2024年) 5月16日 「入試情報」(選抜検査に係る教育相談)を更新しました。
本校のホームページをご覧いただきありがとうございます。また、皆様には日頃から本校の教育活動に御理解と御支援をいただいていますことに感謝申し上げます。
今年4月に鏡わかあゆ高等支援学校の校長として着任しました水野保彦(みずのやすひこ)と申します。どうぞよ ろしくお願い致します。
さて、本校は令和2年8月1日に、松橋支援学校高等部氷川分教室(旧氷川高校)に開設されました。校名はたくさんの応募の中から、保護者、地域の方、学校関係者による校名検討委員会を経て決定され、開校2年目を迎えました。また、今年度は生徒数も141人となり、昨年度4月から26人増え、学校がさらに活気づくものと期待をしています。
ところで、「鏡わかあゆ高等支援学校」の校名に込められた思いについては、学校開設時にもお伝えしましたが、改めてその思いについてお伝えします。
【 鏡 】
〇学校の所在地が鏡町である。
〇地域との繋がりを大事にしたい。
〇地域の学校として、皆さんに可愛がっていただきたい。
〇地域に貢献したい。
「人の鏡」など「鏡」には良いイメージがある。 など
【 わかあゆ(若鮎) 】
〇清流を遡るイメージが、生徒が果敢にチャレンジする姿と重なる。
〇未来に向かって成長してほしい。
〇旧氷川高校のセミナーハウスの名称が「若鮎」だった。 など
地域を大切にする思いと、生徒がたくましく成長してほしいという願いが強く込められています。この思いを大事にしながら日々教育活動に邁進したいと思います。
最後になりますが、昨年度末ですべての工事が終わり、今年度は開校式典を11月19日に予定しています。新しくなった学校で、生徒たちがそれぞれの目標に向かって成長することができるように、生徒を中心に、家庭と学校、保護者と教職員が手を携えて、生徒の自立や将来の豊かな生活の実現に向けて共に歩んで参りたいと思います。皆様にはこれからも御支援、御協力をよろしくお願い致します。
令和3年度 第1回卒業証書授与式が3月2日に行われました。新型コロナウイルス感染防止のため、在校生は生徒会の代表2人のみの出席とし、他の生徒は各教室からオンラインでの参加となりました。また、御来賓の方々への案内も控えさせていただきました。制限の多い中ではありますが、保護者の方々と在校生・職員で心を込めて卒業をお祝いしました。本年度は、普通科14人、専門学科18人の計32人が本校を巣立っていきました。
彼らは、松橋支援学校に入学し2年間学んだ後、令和3年4月から、鏡わかあゆ高等支援学校の生徒となりました。高校生活の多くの部分がコロナ禍と重なり、制限の多い学校生活をおくることになった彼らです。また、開校後も工事が続いておりましたので、使用できる教室なども限られていました。思い描いた高校生活とは異なる部分も多かったと思われます。そのような中でも、勉学に励み、学校生活を楽しみ、開校間もない本校を盛り上げ、後輩の見本となる3年生でした。答辞の中では、多くの思い出と保護者への感謝、在校生への思いを語ってくれました。送辞では、そんな先輩への感謝が語られました。鏡わかあゆ高等支援学校第1回の卒業生として、今後の活躍を願っています。
校章のピンバッジを作製しました。ある3年生の生徒からの提言がきっかけです。1年生と、2・3年生は制服も、体操服も、作業服も異なります。全生徒が共通で身に着ける物があればいいなと考えました。急遽業者に作製を依頼し、卒業証書授与式に間に合わせることができました。当日は、卒業生の胸にコサージュとピンバッジが輝いていました。
「1月は行く 2月は逃げる 3月は去る」とはよく言ったもので、1日1日があっと言う間に過ぎていきます。3年生は、あと1か月ほどで、卒業を迎えます。新型コロナウイルス感染症の影響で、制限の多い卒業式となりそうですが、心を込めて準備を進めています。生徒たちも、アルバムを作ったりカウントダウンをしたりして、気持ちの準備をしているようです。彼らは鏡わかあゆ高等支援学校の最初の卒業生となります。卒業生が後々母校として、胸を張れる学校に育てていきたいと思います。
昨年度末に、学校評価に係る保護者アンケートを行いました。感染症の影響も加味しながら概ね良い評価をいただきました。自由筆記では、「本校に進学し、息子に友人が多数できた」とか、「生徒と職員の関係性がとても良い。これからも続けてほしい」等のお言葉があり、職員一同大変うれしく思っています。今後とも、ご期待に添えるよう、邁進してまいります。引き続きご理解・ご支援をお願いいたします。
職員が、ステンドグラスで校章を作ってくれました。
校長室に飾っています。
鏡わかあゆ高等支援学校 この1年を振り返って
熊本県立鏡わかあゆ高等支援学校長 市原 留美子
師走の候 鏡わかあゆ高等支援学校が4月に開校し、早や9か月が経ちました。
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、学校行事も制限され、保護者の皆様方や地域の方々には、直接お目にかかってご挨拶を申し上げる機会も少なく、大変申し訳なく思っております。
この1年を振り返ってみますと、開校に係る急激な変化と新型コロナウイルス感染症、校舎改修工事への対応などに追われながらも、新たに開校した喜びを随所で感じることができた記念すべき1年でした。
【昨年度の3学期】
現2,3年生向けの新校の説明会を開催しました。また、現1年生を迎えるための選抜検査や各種説明会などを行いました。生徒たちを迎え入れる緊張と喜びに心が震えました。
【1学期】
1年生が入学し、2,3年生は松橋支援学校から転校し、1年生から3年生までそろって、新たな船出でした。4月は、開校式、始業式、入学式、開舎式、入舎式と連日、〇〇式を行いました。新しい教室、寄宿舎に生徒たちも喜んでいました。
運動会はできませんでしたが、7月にクラスマッチで盛り上がりました。
【2学期】
現場実習に全生徒を送り出しました。3年生は見極めの実習だったり、普通科1年生は初めての実習だったり、それぞれの学年・個人に応じて、目的意識を持って臨みました。3年生は続々と内定の通知をいただいています。
第1回文化祭「わかあゆ祭」を11月に開催しました。外部には公開できませんでしたが、動画、絵画や文学作品の制作に、生徒たちの才能が遺憾なく発揮されました。若いってそれだけで価値があり、輝いています。次年度は是非、保護者の皆様方や地域の方々と一緒に「わかあゆ祭」を盛り上げていけたらと思っています。
10月末頃から徐々に地域との交流ができ始めました。鏡小学校の児童の皆さんの来校、学校の隣のコニュニティーセンターの清掃など、新たな人との出会いで、生徒が普段とは違った輝きを見せてくれました。松橋支援学校と生徒会同士の交流もできました。
12月に入り、授業の中でしめ縄や門松を作りました。しめ縄は地域の方に藁をなうところから教えていただきました。門松は、コミュニティーセンターにも、飾らせていただいています。
クラスマッチ第2弾、普通科、専門学科に分かれ、リレーマラソン大会を鏡ヶ池公園で実施しました。校外では、初めての体育的行事です。いつも以上に頑張る生徒の姿に心から感動しました。改めて、本校生徒の素晴らしさを実感した日でした。
あっと言う間の1年でした。保護者の皆様方や地域の方々に支えられ、生徒たちが元気に明るく学校生活を送ってくれていることが、何よりの喜びであり、励みです。
今後とも、ご理解とご支援・ご協力をお願いします。
暑い暑いと言っていたのが嘘のように、肌寒く感じる日が続いています。
新型コロナウイル感染症もレベル3になり、教育活動も感染防止対策をとりながら、少しずつできることを増やしていっています。第6波が来なければいいなと願う日々です。
9月末から、普通科、専門学科の全クラスが、学年ごとに現場実習に行っています。初日は緊張していた生徒が、徐々に慣れ頑張っている報告を聞き、「ホッ」と胸をなでおろしたり、実際に働くことの厳しさに直面する生徒の話を聞き心配したりと、一喜一憂の日々です。
実習を受け入れていただいた事業所の方々に感謝をしつつ、この実習を契機に生徒たちが一回り成長することを期待しています。
学校は、10月から第3期工事が始まりました。教室棟の改修です。事務室・校長室も一時期2階に引っ越します。全体の工事が終了するのは、3月末の予定です。生徒たちの学校生活に不便さはありますが、そのときどきの状況の変化に適切に対応してくれる、生徒たちの柔軟性と逞しさに感謝しています。近隣の方々にも、大型車両の出入りや、工事に伴う騒音など御迷惑をおかけしますが、御理解と御協力をお願いします。
7月20日に第1学期の終業式を無事終え、ホッとしたのも束の間、新型コロナウイル感染症の拡大により、進路指導関係の事業所訪問などが軒並み延期となり、改めて、夏季休業中及び二学期の行事の変更を行っています。急な変更にも対応していただいた関係各位に感謝申し上げます。
また、大雨による被害も広範囲に及んでいます。被災された方々にお見舞い申し上げます。
1学期を振り返りますと、やはり新型コロナウイルス感染症の影響で多くの行事を中止したり、縮小したりする必要がありました。また、普通科と専門学科で合同で取り組みたい行事の多くが、それぞれでの取組となりました。各学科内でも、学年毎など小集団での活動が多くなり、学校としての一体感をどう高めていくか、苦心の日々です。
そのような中、1学期末に行われたクラスマッチでの生徒の姿は、私たち職員にとって感動的であり、元気づけられるものでした。様々に工夫された競技は生徒たちも取り組みやすく、集団や賑やかな環境が苦手な生徒も、参加することができていました。職員の工夫があったことはもちろんですが、周囲の生徒の気配り、集団の力が、苦手意識の強い生徒の背中を押し、挑戦する勇気を与えてくれたと思っています。教室とは違った姿が見られたことも新たな発見であり、喜びでした。
夏季休業も本校は残すところ2週間ほどとなりました。猛暑や大雨にも負けず、敷地内には、マリーゴールドやニチニチソウ、ジニアなどの花々が咲き誇っています。生徒たちが1学期に植えてくれたものです。あまりに綺麗なので、少しいただいて校長室にも飾っています。
先日、令和3年度 熊本県高等学校総合体育大会が開催されました。本校からは、陸上競技に男子3人、女子1人の計4人が4種目に出場しました。会場は例年どおり、えがお健康スタジアム(熊本県民総合運動公園陸上競技場)でしたが、新型コロナウイルス感染症への配慮から、無観客開催によりライブ配信が行われました。
本校は開校間もないこともあり、十分に練習ができない中での出場でしたが、生徒たちはそれぞれに目標を掲げ、果敢に挑戦しました。目標を達成した生徒、思うようにいかなかった生徒とおりましたが、他校の生徒と競い合う貴重な経験となりました。応援していた者からすると、電光掲示板に「鏡わかあゆ」の文字や生徒の氏名が掲示されるだけで、手をたたいて喜びました。感動を与えてくれた生徒たちに感謝です。
ユニフォームもまだ揃っていない本校ですが、徐々に整備し、生徒たちが十分に力を発揮できるよう、環境を整えていきたいと思います。
ちなみに、本校の同好会は、陸上、バドミントン、運動、文化の4つがあり、生徒たちが、楽しい時間を過ごしています。
本校では引き続き、現場実習中です。ご多用の中、また、新型コロナウイルス感染症による制限がある中、実習を受け入れていただいた事業所の方々には、心から感謝申し上げます。ご協力いただいた事業所様のご厚意に報えるよう生徒たちも頑張ります。また、ご迷惑をおかけしないよう、従来通り、感染症予防に努めてまいります。
本校の制服に関しては、このHP上で以前にご紹介しました。シルバーマルチストライプのネクタイ・リボン、襟の白いタイピングが紺色のブレザーにとても映える自慢の制服です。
この制服を企画製造していただいたのが、「株式会社トンボ」様です。
その「株式会社トンボ」様からミニチュアサイズの制服(展示用)をいただきました。サイズを単純に小さくしたのではなく、スカートやスラックスのチェックも、リボン・ネクタイのストライプも、校章がデザインされたボタンも、制服本体とほぼ同じ割合(1/2)で小さくされています。凝りに凝ったミニチュア制服です。
Aタイプ、Bタイプ並べて校長室に飾っております。是非、皆さんにも見ていただきたいです。
連休が過ぎ、校舎に生徒の笑顔が帰ってきました。5月半ばから、「産業現場等における実習(以下、現場実習)」がスタートします。本校には寄宿舎を利用して、天草や人吉、水俣などからも生徒が通学しています。その関係で、実習先も広範囲に及びます。ご多用の中、また、新型コロナウイルス感染症の影響で色々と制限がある中、実習を受け入れていただいた事業所の方々には、心から感謝申し上げます。就労の仕方は生徒それぞれですが、卒業後は、生活年齢に相応しい働く生活を送ってほしいと願っています。その1歩となる現場実習です。生徒たちには、目標を持って実習に臨み、その目標達成のため精一杯頑張ってくれると期待しています。
令和3年4月1日に鏡わかあゆ高等支援学校が開校しました。
初年度は、生徒数は115人、職員は78人でのスタートです。
開校式、始業式、入学式、寄宿舎の開舎式、入舎式と、1つ1つの式の中で、本校創立の意義、校訓や目指す生徒像に込めた思いなどを、生徒たちに伝えてきました。凛とした表情で聞いていた生徒たちが、これからの学校生活の中で、それらを自分らしく具現化してくれることを楽しみにしています。
また、正門周辺や校舎の工事が完了した様子を見て、近隣の方々からも「きれいになった」や「カフェが楽しみ」などのお声掛けをいただきました。長期にわたる工事を温かく見守っていただいていたことに、心から感謝するとともに、期待に応えるべく、地域とともにある学校づくりへの気持ちを新たにしました。 カフェが地域の方々とのふれあいの場となればと思います。オープンまで、もうしばらくお待ちください。
熊本県立鏡わかあゆ高等支援学校
校長 市原 留美子
ホームページをご覧いただきありがとうございます。
鏡わかあゆ高等支援学校開校準備室が、令和2年8月1日付で、松橋支援学校高等部氷川分教室(旧氷川高校)に開設されました。それに伴いホームページも新設し、これまで以上に、本校の紹介をしていきます。
校名が「鏡わかあゆ高等支援学校」に決定したことは以前からお知らせしているとおりですが、校名の募集にあたっては多くの方々から素晴らしい校名案を応募していただきました。その中から、保護者、地域の方、学校関係者による校名検討委員会を経て、校名が決定しました。
「鏡わかあゆ高等支援学校」の校名に込められた思いは、以下のとおりです。
<鏡>
〇学校の所在地が鏡町である。
〇地域との繋がりを大事にしたい。
〇地域の学校として、皆さんに可愛がっていただきたい。
〇地域に貢献したい。
〇「人の鏡」など「鏡」には良いイメージがある。など
<わかあゆ(若鮎)>
〇清流を遡るイメージが、生徒が果敢にチャレンジする姿と重なる。
〇未来に向かって成長してほしい。
〇旧氷川高校のセミナーハウスの名称が「若鮎」だった。など
他にも、「八代」「ひかり」「きらめき」「青雲」などの応募があり、いずれも地域との繋がりを大事にしてほしいとの思いや、生徒たちに期待する姿を託されたものでした。
新設される高等支援学校をイメージし、それに相応しい校名を考えて、応募していただいた方々に心から感謝いたします。皆様の本校への思いや期待に応えるべく、令和3年4月開校に向けて準備を進めてまいります。今後とも「鏡わかあゆ高等支援学校」を温かく見守っていただけたらと思います。
本校は、1学年、専門学科5クラス、普通科3クラスの計8クラスになります。自分らしく社会と関わりながら自立できるよう、教育課程を整え、ソフト面、ハード面で準備を進めています。特に、県南に唯一の専門学科では、専門教科(農業、工業、家政、流通・サービス、福祉)を中心に学び、職業自立を目指します。そのための実習室も充実させます。また、新たな教育内容にも取り組んでいきます。
現在、制服や校章・校歌も作成中です。こちらも出来上がり次第、ご報告していきます。
「鏡わかあゆ高等支援学校」は「みんなで創る みんなの学校」です。受検生の皆さんには、進学先として選んでいただくことを期待しています。一緒に新しい学校を創っていきましょう。
最後になりますが、開校に向けて、校舎の増改築・新築工事が進んでおります。このホームページの中でも随時、工事の進捗状況をお伝えしていきます。開校後も、令和4年3月まで工事が続きます。学校の周辺の方々には多大なご迷惑をおかけしておりますが、ご理解とご協力をお願いします。
令和2年9月