2019年11月の記事一覧
海の宝アカデミックコンテスト 「うらしま賞」・「マリンイノベーション特別賞」W受賞
11月16日(土)、北海道大学大学院水産科学研究院大講義室(北海道函館市)で行われた「海の宝アカデミックコンテスト マリンカルチャー部門」に2年次浦上さん・太田さんが出場しました。
『「牛深ハイヤ」と「海」と「女たち」』のプレゼンテーションを行い、うらしま賞とマリンイノベーション特別賞(北海道マリンイノベーション株式会社特別賞)のW受賞となりました。
「海の宝アカデミックコンテスト2019全国大会 ー海と日本PROJECTー」は、中学生・高校生が、 海のすばらしさを、絵や文章、写真などを使って表現をするプレゼンテーションコンテストで、マリンカルチャー部門とマリン・サイエンス部門の2つがあります。四国・九州・沖縄ブロックの書類コンテストを通過し、今回の頂上コンテスト7点の中に選出されました。マリンカルチャー部門は、文化的な内容や物語による海の宝を8枚組の電子紙芝居で表現するものです。動画アニメーション機能が使えないことや1枚あたりの文字数などさまざまな制限があるなかで、牛深ハイヤ節が、全国のハイヤ系民謡のルーツになったことなどを伝えました。
12月21日(土)、本校の総合学科発表会でも発表する予定です。
【プレゼンテーションの準備の様子が、11月15日付 熊本日日新聞で紹介されました。】
第2回公開授業週間を実施しました
11月11日~15日、「分かった・できたにつながる授業展開~深い学びを目指す課題解決学習の実践」をテーマに、令和元年度第2回公開授業を実施しました。
14日(木)には、授業力向上の取り組みの一環として、熊本県立済々黌高等学校 国語科スーパーティーチャーの益田先生をゲストティーチャーに迎え、2年次選択「現代文B(文理総合系列)」の公開授業が行われました。また、3年次選択「国語表現」の授業では本校教諭による研究授業、その後合評会を行いました。今後も、このようなサポート事業を活用しながら、授業の改善を進めていきます。
また公開授業には、13名の方々に来校いただきました。ご参観いただいた方からは「少人数授業で、学習能力の向上が図られていてよかった」、「落ち着いた環境の中で授業が進み、生徒が活発に意見する態度がよかった」などの感想をいただきました。その他いただいたご意見をこれからの授業作りに生かしていきます。
~授業の様子~
〇1年次 保健:がん教育
〇1年次 選択 生活産業基礎:新聞から課題を見つけ、意見を発表
〇1年次 コミュニケーション英語Ⅰ:習熟度別による授業
〇2年次 選択 物理基礎:マンツーマンでの授業
〇2年次 保健:情報を取捨選択し、新聞にまとめる
〇3年次 選択 化学:1人ずつ課題を調べて、発表
〇3年次 選択 スポーツ概論:パワーポイントを使って柔軟性の研究のまとめ
〇3年次 選択 倫理:ディベート
〇3年次 選択 数学Ⅱ:TTによるサポート
〇3年次 選択 国語表現:「えんたくん」を活用して、グループで意見を出し合い、情報を整理
◎2年次 選択 現代文B:スーパーティーチャーによる授業
認知症サポーター養成講座
1年次生「家庭基礎」の授業では、松本内科・眼科ケアセンター「海ん里」から3名を講師にお招きし、「認知症サポーター養成講座」を行いました。
認知症は、”脳の病気”であるということ、老化現象ではないということを教えていただきました。2025年には、高齢者の5人に1人が認知症に!というデータが示され、若い世代の高校生が、この現状を理解し、認知症の方が困っていた時にサポートすることの大切さを学びました。まずは、「祖父母や近所の高齢者の方への『あいさつ』からはじめてほしい」と話されていました。
最後に、絵本「ばあばは、だいじょうぶ」が朗読され、当事者の悲しさやつらさへの理解を深めることができました。生徒も真剣に聴き入っていました。
【この様子は、11月18日付 熊本日日新聞で紹介されました。】
マラソン大会に向けて
12月14日(土)に行われるマラソン大会に向けて、体育の授業では長距離走に取り組んでいます。写真は、同じくらいのタイムの人と一緒に、一定のペースで一定の距離を走るペース走の様子です。
マラソン大会の詳細は、後日お知らせします。応援よろしくお願いします。
お出汁教室~日本が誇るおだしを伝承しよう~
11月15日(金)、株式会社山一から林様を講師に迎え、3年次「食文化」選択者を対象に「お出汁教室」を行いました。
はじめに昆布、かつお、さば、いわし、しいたけの5つのだしの飲み比べを行いました。その後、昆布にかつおをブレンドするなど、調合を少しずつ変えながら、味やうまみの変化を体感しました。それぞれの持つうま味によって適した料理があることを教えていただきました。昆布、かつお、さば、いわしの4種類のブレンドだしを飲んだ生徒たちは、「おいしい」と、だし本来のおいしさに驚いた様子でした。さばやいりこ、いわしは地元・牛深が産地であり、日本中の多くの飲食店でも使われています。一方で、漁獲減少や生産減少など危機的状況にあります。食文化は、今も続いており牛深節のうまみを伝える伝承者となってほしいと話されていました。
最後に「かつおかれぶし」を削る体験をしました。初めて削る生徒がほとんどでしたが、教えていただき上手に削っていました。
【この様子は、11月17日付 熊本日日新聞で紹介されました。】