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図書委員セレクト~本から見つけた言葉~ その4(終)
図書委員が本から見つけた言葉を紹介する第4弾
⑦立ち止まるな歩き続けろ
「D-Gray.man」 星野桂||著
あらすじ:悪魔祓い師・エクソシストが、千年伯爵を中心としたアクマと戦う物語。各キャラクターもとってもおもしろいです。
選んだ理由&ひとこと:私自身この言葉に救われたことがたくさんあったからです。背中を押してくれる素敵な言葉です。
⑧推しのいない人生は余生だった
「推し、燃ゆ」 宇佐見りん||著
あらすじ:主人公・あかりは”推し”がファンを殴ったらしいという情報を耳にしたことから物語は始まる。あかりは、周りの人が難なくこなせることもままならず、日々苦しんでいただ、推しを推すことはあかりの”背骨”というほど絶対だった。推しが炎上した日から、あかりの人生の歯車が狂い始める。推しがいない世界であかりは人生をどう歩むのか・・・。
選んだ理由&ひとこと:推しがいる人なら共感してもらえる言葉だと想います。推しがいなくなると、心の穴がぽっかりとあいたままになる、現代の推しがいるすべての人の心に響く言葉です。
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図書委員が本から見つけた言葉を紹介する4回シリーズいかがでしたか?8人中2人が同じ本を選びました。でも、本から見つけた言葉は違う言葉。それぞれの楽しみ方で読書を楽しんでください。
3月は、高校入試や春休みもあり、学校に登校する日数はあまり多くありません。朝読書や休み時間のすきま時間、そして家でも読書を楽しんでください
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図書委員セレクト~本から見つけた言葉~ その3
図書委員が本から見つけた言葉を紹介する第3弾
⑤わたしがうまくやれば、きっと、わたしたちの思いどうりに、ふたりをあやつれるようになるよ
「アーヤと魔女」 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ||著
あらすじ:身寄りのない子どもが集まる家にいたアーヤは、魔女に引き取られる。魔法を教えてくれると思っていたのに、こき使われる日々。アーヤは、魔法を教えてもらえるのか?負けん気の強いアーヤが魔女たちに立ち向かう!スタジオジブリの長編アニメ映画でまもなく公開されます。
選んだ理由&ひとこと:何でもできちゃうような気がして好きなので、この言葉を選びました。
⑥春が終われば夏がくる
「魔法のiらんど文庫 彼を好きな理由」 AKuBiy||著
あらすじ:海先輩に片想いしてずっと目で追っているだけだったけれど、ある出来事がきっかけで近づくことができた主人公の夏。それから、時が過ぎ逆告白されて付き合うことになった夏と海。しかし、2人は別れて・・・。
選んだ理由&ひとこと:遠回しな表現にキュンとしたから。
図書委員セレクト~本から見つけた言葉~ その2
図書委員が本から見つけた言葉を紹介する第2弾
③自分の人生は、自分でなんとかするべきです。
「キノの旅」 時雨沢恵一||著
あらすじ:旅人・キノと、言葉を話す二輪車・エルメスは、世界のあちこちを旅している。2人の旅のルールは、「3日間だけ滞在して次の国へ向かう」ということ。世界にはさまざまな個性があり、そこに暮らす人々は自分たちなりの法や常識を持っている。
選んだ理由&ひとこと:私たち高校生は、やがて独り立ちします。ほとんどのことを自分でなんとかしなくてはいけません。ああたは、将来について考えていますか?
④どんな漫画だってさ。全部、名作になるうるじゃない。
「クドリャフカの順番」 米澤穂信||著
あらすじ:待望の文化祭が始まった。だか、折木奉太郎その他3人が所属する古典部で問題が発生。なんと文集を作りすぎてしまったのだ。文化祭が進む中学校内では次々と連続盗難事件も発生。この事件を解決して古典部の知名度を上げ、文集の完売を目指す!
選んだ理由&ひとこと:どんなに知名度が低い漫画や小説でも、必ず誰かの「心の1冊」になるということで、とてもいい言葉だと思ったから。あなただけの「心の1冊」を探してみてください。
図書委員セレクト~本から見つけた言葉~ その1
今回から4回に分けて図書委員が本から見つけた言葉を紹介します
①推しは命にかかわるからね
「推し、燃ゆ」 宇佐見りん||著
あらすじ:ある女の子が、地下アイドルを推すことを生きがいとする日々を送っていた。ある時、推しがファンをなぐってしまったというニュースがあった。これをきっかけに女の子の生活は狂い始め・・・周りとの関係に亀裂が入ったりさまざまなことが起こっていく。主人公の推しへの愛の深さが分かる物語。
選んだ理由&あらすじ:推しを推すことは、生きる糧だと共感できるから。
②あなたらしい素敵な選択を
「AB型 自分の説明書」 Jamais Jamais||著
あらすじ:歩いてみたり、走ってみたり、うれしかったり、しょんぼりしたり、毎日気がつかないうちに行動や気持ちを自分で選んで過ごしています。日頃一体、どんな風に考えたり、どんな風に動いているのか、まずは自分でチェックしてみましょう。チェックした項目が少なくても多くても、あなたはAB型という事実は変わらず、AB型のままです。
選んだ理由&あらすじ:あなたは、自分の血液型を知っていますか?血液型による人の性格や行動に違いは本当にあるのでしょうか?自分の血液型を知らない人も、他の本と読み比べてチェックしてみると意外な発見があるかもしれません。
雑誌バックナンバー配布中
1月13日(水)から1年に1度の「雑誌バックナンバー」と本の付録の配布を行っています。
初日は、昼休みが始まるとともに3年次生が欲しい雑誌をめがけてやってきました。今年は、「日経エンタテイメント!」が初日で終了。1年次生にとっては初めてのことで、欲しいものがゲットできず残念そうでした「次はいつもらえますか?次はお弁当を食べる前に来るぞ~!」と意気込んでいました。
1人1冊のルールを守り1冊に絞り込むみなさんの顔と”推し”が聞けて、一緒に雑誌を探して楽しい昼休みでした。「Newton」も人気のようですよ。月曜日まで配布しています。お早めにどうぞ。
読書週間におすすめの本 その3(終)
図書委員が読書週間におすすめの本を紹介するリレー企画。最終回は、3年次生です。
①「神さまのいる書店 まほろばの夏」三萩せんや著 KADOKAWA
「生きた本」たちが紡ぐ、感動の書店ファンタジー。最初は、表紙を見て本を選びましたが、読んでみるととても面白くて続きが早く読みたいと思える内容です。主人公とまほろ本のサクヤが恋に落ちていくシーンが好きです。ぜひ、みなさんも読んでみてください。
②「クビキリサイクル」西尾維新著 講談社
クビキリサイクルは、天才を集めた物語です。絶海の孤島に隠れ棲む財閥令嬢が〝科学・絵画・料理・占術・工学”、五人の「天才」女性を招待しました。ある日、”孤島×密室×首なし死体”の連鎖が始まります。工学の天才美少女“青色サヴァンこと玖渚友”とその冴えない友人“戯言遣い・いーちゃん”が天才の凶行を終わらせることができるかが見物です。
③「あと少し、もう少し」瀬尾まいこ 新潮社
中学生の駅伝青春物語。駅伝メンバー6人それぞれの過去とそれ以上にアツイ情熱がつまったタスキは全国へ連れて行ってくれるのか。小さなきっかけから集まったメンバーが一つになっていくところも見どころです。秋といえば、スポーツの秋という人におすすめの1冊です。
④「ぬけがら」夏川椎菜 すばこ舎 ←こちらの本は、本校図書館には所蔵していません。
写真集「ぬけがら」を元にした8編の小説。電子書籍「小説 ぬけがら」に新たな物語1編が加わり、紙の本になったものです。読後は、あたたかい懐かしさと爽やかさで心地良い気持ちになりました。この本は、珍しい形をしていて、蛇腹状の物語が1つずつ小さい封筒のようなものに入っています。表紙は、めくるというより開く感じになって、それが「ぬけがら」への扉です。本当に大好きな作品なので、是非手に取ってください。
読書週間におすすめの本は、今回で終了します。3回に渡り12冊の本を紹介しました。みなさんもこの秋新たな本との出会いを♪
読書週間におすすめの本 その2
読書週間におすすめする本第2弾。今回は、図書委員2年次生が紹介します。
①「空の境界 上・下」奈須きのこ著 講談社
二年間の昏睡の後遺症として記憶を失い、代わりにこの世のあらゆるモノの死を視ることができる「直死の魔眼」を手に入れた少女・両儀式が彼女をとりまく魔術師や怪異と戦っていく。どのお話も先の展開た読めないので、思いがけない展開を楽しむことができる1冊です。
②「カゲロウデイズ シリーズ」じん著 KADOKAWA
ニコニコ動画のYouTubeで活動されているじんが作った曲が元になった作品です。現実世界ではありえない事が起こりますが、その中でそれぞれの個性あるキャラクター達が持ちうる能力を活かして過ごす不思議な物語です。
③「ソードアート・オンライン シリーズ」川原礫著 KADOKAWA
あるVRゲームが発売され、大ヒットした。だが、全てのプレイヤーがゲームに閉じ込められた。そこで製作者が「ゲーム内での死は、現実での死となる」と言い、ゲームで死ぬと本当に死ぬVRゲームだった。ここまで聞くと恐ろしいと思う人もいると思いますが、主人公のキリトのデスゲームでの物語は、おもしろいことしかないのでぜひ読んでください。
④「幻想郵便局」堀川アサコ著 講談社
就職浪人中の主人公・アズサは、履歴書の特技欄に〝探し物”と書いて提出したことでアルバイトが決定。職場は、山の上の不思議な郵便局。そこでつぎつぎと不思議な人々に出会う。生きることの意味をユーモラスに教えてくれる癒し小説です。幻想シリーズ第1弾!ぜひ、手に取って読んでみてくださいね!!
次回は、3年次生によるおすすめの本を紹介します。
読書週間におすすめの本 その1
10/27(火)~11/9(月)は、「2020 第74回読書週間」です。今年の標語は、「ラストページまで駆け抜けて」となっています。本校では、考査日を除き毎朝10分間の朝読書に取り組んでいます。
今回から3回に分けて図書委員がおすすめの本を紹介します。第1回は、1年次生4人がおすすめの本を紹介します。本選びの参考にしてください!
①「君のそばにいる条件」ゆーり著 KADOKAWA
両親がおらず親戚の家に暮らす、高校2年生の舞川ちな。小川家の娘・なつきちゃんと仲が悪く追い出されてしまい、城崎さんお家でお世話になることに。そこには中学生のころ、片想いしていた人がいて…二人は揺れ動く!
②「異界からのサイン」松谷みよ子著 筑摩書房
『ひとを越えた、はるかな宇宙からのサインも私たちの許へ届けられているのではないか、と思うのである。たとえば、水が私たちの言葉や音楽に反応するように…(引用)』 この本は、日常であった不思議な出来事を1冊にまとめたものです。朝のちょっとした時間にも読めるのでおすすめです!
③「告白予行練習 僕が名前を呼ぶ日」香坂栞里著 KADOKAWA
あいまいに告白したせいで、あかりの彼氏になれていない望月蒼太(通称:もちた)。男子にモテるあかりにヤキモキする中、放課後の教室で一人こっそり「早坂あかり」と名前を名前を呼んだことを本人に聞かれ、一気にギクシャクした関係に。もちたは不釣り合いとあきらめかけ…。HoneyWorksの曲を小説化した作品です。
④「流浪(るろう)の月」凪良ゆう著 東京創元社
父の死により今までの自分のあたりまえを失った少女が大学生と出会い一緒に暮らしていく。だが、それは少女誘拐事件となり、2人は引き離されてしまった。再会すべきではない2人が再会し、周囲の意見に巻き込まれながらも強く生きていくストーリーです。
この本で、本当の愛や誰かに批判されても相手を強く思う気持ちを感じることができました。私は、そんな2人の姿に心打たれて、涙しました。
次回は、2年次生による本の紹介です。
テーマ展示〈8/30~9/5は、防災週間〉
毎年9月1日は防災の日。この日を中心に8月30日~9月5日は、防災週間となっています。
台風や高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、日頃から準備をしておくことが大切です。家族に任せるのではなく、高校生のみなさんにもできることに取り組んでいきましょう。
図書館では、防災に役立つ本を展示しました。この機会に備蓄の見直しをしてみませんか?食料は、買い置きしていても賞味期限が切れていることも・・・。日頃から少し多めに購入し、料理に使ったら使った分だけ新しく買い足しておく「ローリングストック」が推奨されています。水の準備もお忘れなく!
折り紙で作ったキャラクター
全国的にも「鬼滅の刃(きめつのやいば)」が人気となっていますね。本校図書館では、小説2冊を所蔵しています。先日、ある生徒から折り紙で作ったキャラクター5種類をいただきました。今は、また仲間が増えています。とても器用ですね~♪
図書館入り口には、もうすぐ行われる生徒会役員改選に合わせ「選挙に関する本」を集めてみました。本を読み、知識を蓄え、自分の考えをさらに深めていきましょう。