工業化学科紹介
熊本県工業高等学校生徒研究発表会にて
熊本県工業高等学校生徒研究発表会
熊本県工業高等学校生徒研究発表会にて
最優秀賞を受賞しました!
テーマ【花しょうぶを利用した教材開発と地域貢献】
【発表者】工業化学科3年7人
鬼木 玲華(玉名中卒)、小畠 響(荒尾四中卒)、澤田 直哉(岱明中卒)、
竹下 遼香(岱明中卒)、田端 太一(荒尾海陽卒)、中尾 壮秀(腹栄中卒)、村上 安美(荒尾四中卒)
平成28年11月16日(水)に崇城大学で行なわれた熊本県工業高等学校生徒研究発表会において工業化学科が最優秀賞を受賞しました。
地元の玉名市で毎年5月に行なわれる花しょうぶ祭での花しょうぶの色素を用いて3つの課題研究に取り組みました。
まず1つは花しょうぶの色素がアントシアニン系の色素である所に着目した教材の開発をし、それらを地元の幼稚園、学童に出前実験に行き、子ども達に体験実習を行ないました。
2つ目に花しょうぶの色素を使って色素増感太陽電池を製作し、その発電を利用して玉名の観光に貢献するためにLEDメッセージボードを作製しました。
3つ目に花しょうぶの色素を利用してくまモンの携帯ストラップを作製して本校の文化祭で販売し、その売上金を熊本地震の復興支援金に寄付しました。
以上の3つ《教育・観光・復興》を玉名・熊本を元気にさせる3本の矢として発表を行い、本校として15年ぶりの最優秀賞を受賞する事ができました。
下の図は、11月17日(水)の熊本日日新聞の記事です。
【発表者の澤田君の感想】
私たちの研究テーマは、花しょうぶを利用した教材開発と地域貢献でした。普段何気なく目にしている花しょうぶを分析し、花しょうぶの色素を用いた色素増感太陽電池の製作やpHによって色素の色が変わることを活かした教材の開発を行いました。出前実験では近くの小学校や幼稚園を訪問した際、子供達がとても喜んでくれ、研究に取り組んで良かったなと思いました。
崇城大学で行われた生徒研究発表会ではとても緊張して失敗のないか心配しましたが、最優秀賞を受賞することができ、とても嬉しかったです。この経験を活かし、これからも地域貢献をしていきたいと思います。