工業化学科紹介
【 工業化学科2年実習 】 はたして成功するのだろうか!
定量分析 ~ 食酢中の酢酸の定量 ~
市販の食酢には、3~5%の酢酸が含まれている。
※食酢中には、いろんな有機酸が含まれるが、この実習では全て酢酸として考えてます。
試料溶液をホールピペットでコニカルビーカーにとり、指示薬としてフェノールフタレイン2滴を加え
ビュレットより0.1mol/LーNaOH標準液を滴下し、滴定の終点を求めます。
ビュレットで滴下しながらコニカルビーカーを振り混ぜます。
うすいピンク色が消えなくなれば終点! (^o^)丿
定性分析 ~ Cu2+の分離・検出 ~
ろ紙上の沈殿を蒸発皿に移し、3mol/LーHNO35mLを加え、水浴上で加熱した後、沈殿をろ過する。
先週の溶液をかき混ぜながら、15mol/LーNH3(aq)を少しずつ加えて中和し、さらに0.5mL加える。
溶液が深青色になればCu2+が存在する
Cu2+の確認
3mol/L-HClで酸性にする。
0.25mol/Lーヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸カリウムを滴下する。
ヘキサシアノ鉄(Ⅱ)酸銅の赤褐色沈殿ができ、
Cu2+の存在が確認できました! \(^o^)/
有機合成 ~ ポリ酢酸ビニルをつくる ~
試薬を三角フラスコに入れ、よく振り混ぜる。アリーン冷却器を付け水浴で加熱し約2時間反応させる。
先週の反応液を水を入れたビーカーに移すと、白い綿状のものが析出する。
これをガラス棒で集め、水ですすぎ、もみ洗いをする。
チューインガム状のものができました! (≧◇≦) これがポリ酢酸ビニル