工業系列日記
1年次総合選択「工業技術基礎」の様子(2)
今回は「総合選択:工業技術基礎」で行う9つの実習テーマの残りの4つを紹介します。
10月には、2年次で学ぶ講座(科目)を選択していくことになります。この「工業技術基礎」のテーマの中から将来の仕事につながってい欲しいと思います。
原動機(機械)
旋盤(機械)
電気工事(理論)(電気)
測量(建築)
歩幅で距離測量をしています
建築実習やっています!(3年次)
3年次の科目「建築実習β」では、33人を3つの班に分け、6時間毎にローテーションをして3つのテーマの実習をします。テーマは、「機械加工による木工」「CAD」「模型製作」です。更なる技術習得のために毎回、頑張っています。木工作品については、最近はコロナ禍で出来なかった文化祭での販売も検討しています。(決まりましたらホームページで連絡します)その時はよろしくお願いします。
機械加工による木工
CAD
模型製作(住宅模型)
1年次総合選択「工業技術基礎」の様子(1)
翔陽高校は『総合学科』です。自分が学ぶ科目を一つ一つ選択していく学校です。1年次はほとんどが必履修科目なのですが、「芸術」と「総合選択」の2科目は3月の合格者説明会の時に学ぶ内容を選びます。
今回は「総合選択」の中から、「工業技術基礎」の実習の様子を紹介します。
「工業技術基礎」では、「機械」「電気電子」「建築」の3つの分野の中から9つのテーマの実習を行います。そのすべてを1年間かけて回り、学んでいきます。
初めて体験する工業の実習に戸惑いながらも、みんな一生懸命に取り組んでいます。
1年次生はこれから、2年次3年次で学ぶ科目を選んでいきます。この総合選択「工業技術基礎」を学んでいく中で、自分の学びたい科目(そして将来の仕事)を見つけていって欲しいと思います。
溶接(機械)
手仕上げ(機械)
電気工事(電気電子)
木材加工(建築)
工業数理(工業全般)
大津町みずぎわ散歩をしました
2022年5月24日〔火〕5,6時限目、3年次「総合的な探究の時間」において、「建築」の科目を選択しており「歴史」に少しでも興味のある生徒13人で、世界かんがい施設遺産にも登録されている上井手用水沿いの塘町筋の一部を散策しました。目的は、探究活動のテーマや地域の課題を探すこと。みんなでワイワイ話をしながら歩きました。しかしこの日は猛暑!汗だくヘトヘトになりました。
生徒たちは、川の様子や周囲の建物の様子、説明の看板などを見ながら、「こんな場所知らなかった」「川の流れはけっこう勢いがあるな」「古い建物も多いよね」などと感想を言いながら、「この場所のことを知ってもらう機会を作れないかな」「日影が欲しいよね」「水遊びできたらいいね」などと少しずつ探究モードに入ることができました。
今回は、大津町の地域おこし協力隊の川野智史さんも一緒に歩いていただき、途中では説明をされたりヒントをだされたりしていただきました。ありがとうございました。
これから12月の発表会に向けて本格的に探究活動を始めます。生徒たちも町に出て行くと思いますので。その時はよろしくお願いします。
建築キャリアアップガイダンス2021
建築の講座を学ぶ3年次生、2年次生のために、外部から講師を招き、建築キャリアアップガイダンスを実施しました。
まず、2月24日(木)には3年次を対象に実施しました。建設業界についての話と卒業後に受験できる2級建築士の試験を含む各種資格について詳しい話をいただきました。当初、1月に実施予定だったのですが新型コロナ感染症の急激な増加のため、時期をずらしオンラインでの実施となりました。卒業を間近に控えていることもあり、皆真剣に話を聞いていました。
3月17日(木)は2年次生を対象に実施しました。一斉授業が再開されたばかりで40分と短縮授業となりましたが、ここでは、建設業界の話や職種の話、進学するメリットデメリット、資格の重要性などの話をいただきました。そろそろ就職先や進学先を決めようとする時期であるので、進路決定に向けて大変参考になったようでした。
生徒たちの将来設計に少しでも役立ててもらえればと思います。
(株)育栄電設様から電線のご協力をいただきました!
1月19日(水)に(株)育栄電設様から、電線の寄贈がありました。
(株)育英電設の青木様から「電気工事の授業の様子を見て、何かご協力できないかと思っていました。電気工事士試験合格に向けて頑張ってください。」とのお言葉をいただきました。電気電子系列代表として片山君が「いただいた電線を大切に使って、電気工事士全員合格に向けて頑張ります。」とお礼の言葉を述べました。
電気電子系列では、地元で活躍できる電気工事及び電力関連の技術者育成を目指して、第2種電気工事士及び第1種電気工事士の資格取得に取り組んでいます。実技練習では多くの電線を使用しますので、今回の電線のご寄贈は大変助かります。
全員合格に向けて頑張ります。本当にありがとうございました。
菊陽町で木工教室を開催しました!
12月11日(土)に菊陽町中央公民館で木工教室を開催しました。
14名の小学生が参加し、県産材である杉の木を使ったものづくりを体験してもらいました。
参加者の小学生が作品を完成させられるよう、本校で建築を学ぶ3年次生徒7名が先生役となりました。
参加者はそれぞれペンダントやコースター、積み木、筆箱などを製作し、完成後はとても喜んで持ち帰ってくれました。
本校生徒にとっても良い勉強の機会となりました。
「つまようじタワー耐震コンテスト高校生大会」に参加しました
崇城大学主催の「2021年 第10回つまようじタワー耐震コンテスト高校生大会」に参加しました。当初は9月開催の予定でしたが、延期となり、10月31日に実施されました。本校からは、建築の講座を受講している2組4人で挑戦しました。分割登校や家庭学習、10月に入ってからは学校行事と、なかなか思うように製作の時間が取れませんでしたが、何とか間に合いました。
結果は、3位入賞にあと少しというところでしたが、倒れた理由や良かった点等を探究を行い、しっかりふりかえりをしたいと思います。
次年度は後輩たちが頑張ってほしいものです。
製作の様子
今年の作品
大会の様子
倒れてしまいましたが勉強になりました
ジャパンマイコンカーラリー2022熊本県大会
10月17日(日)に八代工業高校でジャパンマイコンカーラリー2022熊本県大会が行われました。本校からは総合的な探求の時間で製作に取り組んでいる機械系列3年生6人が作った3台のマイコンカーが出場しました。試走ではうまく走れない場面もありましたが、粘り強く調整を行った結果、本番の走行では3台とも完走することができました。コロナ禍の中で製作の時間があまり取れず、苦労したこともありましたが、この大会を通じて最後まであきらめずに取り組む事の大切さや課題解決能力を高めることができました。この経験を今後の人生に活かしていって欲しいと思います。
木育教室開催しました!
7月30日(金)大津町生涯学習センターにて、木育教室を開催しました。
木を使った実験やものづくりを体験してもらいました!
本校で建築を学ぶ3年次生徒が先生役となり、行いました。
紙やすりで磨いたり、のこぎりで切ったり、組み立てたり。
苦労しながら完成した時の表情はみんな良い笑顔でした!
「建築計画α」研究授業
7月最後の「建築計画α」の授業は研究授業でした。
住宅建築のまとめとして、”好きな名作住宅を探して広げよう!”と作成したポスターを先生、生徒の前で発表しました。
建設企業の魅力発見!
令和3年6月10日(木)の午後、熊本県が主催する「熊本県魅力発見フェア」のキャラバン隊に来ていただいて、企業・団体による紹介・説明動画の視聴と企業の方々とオンライン(ZOOM)での質疑応答が行われました。
参加したのは、工業系列〔建築〕の講座を選択した生徒たちで、この4月から建築について深く学び始めたこともあり、大変興味を持って動画視聴に取り組んでいました。企業の方との質疑応答では、最初は遠慮していましたが、キャラバン隊の方からの応援(ご指導)もあり、多くの質問をしていました。
「建築」に興味を持っている生徒たちなので、今後のこの経験を進路選択に活かしていけると思います。
キャラバン隊、熊本県土木部の皆様、貴重な経験、ありがとうございました。
バス停にベンチを設置しました!
正門前のバス停に工業(建築)の実習で作成したベンチを設置しました!
3年次の実習でコンクリート製の脚を、2年次の実習で木製の座面を作成し、それらを合体させた物になります。
バスをお待ちの際には、是非ご利用ください。
また、同じベンチを校内にも設置したので、本校にいらっしゃっいましたら探してみて下さい!
建築キャリアアップガイダンス
1月18日(月)と3月23日(火)にそれぞれ3年次と2年次の建築を履修する生徒を対象としたキャリアアップガイダンスが行われました。
外部から講師をお招きし、3年次は卒業後の資格取得について、2年次は建設業界全般についての講義が行われました。
生徒らの将来設計に少しでも役立ててもらえればと思います。
2年次 建築製図発表会
2年次で建築設計製図αを履修生徒が、1年間の建築の学習で学んだ知識を表現する発表会を行いました。
この課題では本校の職員の先生が施主(家を建てたいお客さん)となり、生徒と1年間の時間を掛けて打合せを行い住宅を設計してきました。
発表会では平面図(家の間取りが分かる図)と立面図(家を横から見た図)を電子黒板に拡大表示させながら、作品の主旨や工夫した点、施主の住宅に対する思いなどを施主の先生の前で発表しました。
この発表で出た質疑応答の内容や施主からの新たな要望を3年次の授業に活かして、更に良い住宅を設計できるよう取り組んで行きたいと思います。
1年次 工業技術基礎 創作タワーコンテスト
1年次の選択科目の一つである工業技術基礎において、創作タワーコンテストを行いました。
このコンテストは10cm四方のケント紙を糊を使用せず切り折りだけでタワーを作成し、そのタワーの高さを競うものです。
生徒らは一度試作を行い、その試作品の改善点を考察し、本番の作成に取り組みました。
タワーの高さは75cm近くに及ぶ作品もあり、教員の予想を大きく上回りました。
タワーを作成した後はその過程を用紙にまとめ、班ごとにお互い発表し合いました。
各班の代表は全員の前で発表を行い、質疑応答なども行われました。
この授業を通して、試行錯誤しながら課題を追求していく課程や、その課程を人に伝えていくことの重要性などを学んでもらえればと思います。
デザインレビュー2021に高校生レポーターとして参加しました
3月 13 日(土)・14日(日)の 2日間、全国各地の大学・大学院、専門学校、高等専門学校で建築を学ぶ学生達と作品が福岡に集まる『デザインレビュー2021』が開催され、14日の午後から九州の各地域で開催されたオンライン視聴会に本校から2名の生徒がレポーターとして参加してきました。
審査ではまず約300作品から予選を通過した64作品が審査され、さらに選ばれた上位9作品のプレゼンテーションが行われました。さらに審査員からの質疑応答を経て最終審査が行われ、最優秀賞や審査員賞が選定されました。プレゼンテーションや審査過程を視聴することで、上級学校への進学を意識するとても良い機会となりました。
今回このような機会を下さったJIA日本建築家協会九州支部の方々や、デザインレビューの運営の方々に心より感謝申し上げます。
建築現場見学会
2月2日(火)の3,4限目に工業系列(建築)を選択している2年次を対象とした建築現場の見学会が行われました。
まず校内でご協力いただいた建設会社様から、会社の概要や施工管理・安全衛生管理などの話がありました。また説明の中で本校の卒業生とテレビ電話を利用しリアルタイムで質問できる時間を用意して頂きました。
生徒からは「どうやったら御社に就職できるか?」「どんな資格を持っているのか?」等の質問が挙がり、卒業生からは「上級学校に進学して施工管理技士や建築士の資格に挑戦するといい」とアドバイスを頂きました。
説明を受けた後は現場の昼休みを利用し、学校の目の前にあるドラッグストアを見学しました。4班に分かれて施工管理をされている方から説明を受け、疑問に思う所を質問し理解を深めることができました。
現在は工事中ですが、春にはオープンするとのことです。完成が楽しみです。
小・中学生の”夢”体験講座「オリジナル木工品作り」
12月5日(土)に菊陽町中央公民館にて、菊陽町青少年健全育成町民会議主催による、
小・中学生の”夢”体験講座「オリジナル木工品作り」を実施しました。15名の小・中学生の参加がありました。本校では建築を選択している生徒9名が準備から開催まで取り組みました。
参加者は申込の際に選んだ作品を、のこぎりや玄翁(とんかちのこと)、紙やすりを使い、完成させていきました。完成後は皆さんとても喜んでいただきました。このような機会を通じて、木やものづくりに興味をもってもらえるとうれしいです。
建築実習2年 木工機械実習の様子
建築の実習では手作業だけでなく、機械を使用した木工の実習も行われます。
床や机の上に置いて使う大型の木工機械の使い方を、マニュアルを用いて説明を受けている様子です。
インパクトドライバー(電動ドライバーの一種)を練習している様子です。