6月2日(金)・3日(土)
熊本県立劇場で開催された第35回熊本県高等学校総合文化祭(県高校総文祭)の展示部門に、ボランティア部が参加し、救急法体験コーナー、点字体験コーナー、来場記念しおり作り体験コーナーの3つの体験コーナーを設置しました。
救急法体験コーナーでは、主に三角巾を使った腕の吊りと膝の手当、ハンカチを使った手の甲の手当、ストッキングを使った腕の吊りに絞って、来場者の皆さんにも体験していただきました。三角巾がなくても、ハンカチやストッキングなど身近な物を使って手当ができることは、来場者の方々にとって驚きだった様子でした。
点字体験コーナーでは、点字板とタックテープを用意し、来場者の皆さんにはタックテープに御自分の氏名を点字で打っていただき、それを持ち帰っていただきました。また、点字タイプライターも設置し、用紙に点字を打っていただきました。
来場記念しおり作り体験コーナーでは、クラフトパンチで桜や梅の花、四つ葉のクローバー、音符などの形に切り取った色画用紙を台紙に貼り、ラミネート加工をして、来場者の皆さんにしおりを作成していただき、持ち帰っていただきました。各自の好みに合わせてオリジナルのしおりを作成することができました。
今回は、熊本県高等学校文化連盟(高文連)の国際・ボランティアJRC専門部のメンバーとしての取組でしたので、参加した部員達は全員、左肩に青少年赤十字バッジを付けて活動に取り組みました。
これまでの約3年間はコロナ禍だったこともあって、他校の生徒達とふれ合う機会を持つことができませんでしたので、今回様々な学校の生徒達と直接会い、会話をし、情報交換をすることができて、大変貴重な経験をすることができました。
これまでの県高校総文祭において、本校の生徒が直接会場に行って参加したのはボランティア部が初めてだと事務室の先生からうかがいました。
また、国際・ボランティアJRC専門部の理事の先生からは、県高校総文祭で体験コーナーを設置したのは初めてだったと言われました。
来場者アンケートの結果によると、体験コーナーは大好評で、「来年度はもっと広いスペースで体験コーナーの設置をお願いしたい」というお話を理事の先生からいただいたそうです。