書道部

【書道部】令和2年度 第56回「熊本県高等学校書道展」に出品

12月15日(火)~20日(日)の期間、熊本県立美術館分館において、令和2年度 第56回「熊本県高等学校書道展」の作品展示が開催され、県内の書道部員の作品が、美術館全室を埋め尽くしました。

出品人数は287名、出品作品数は218点でした。

14日(月)には、審査が行われ、本校では、2年総合農業科の児玉さんが奨励賞を受賞しました。

 

■本校生徒の作品紹介■

2年 児玉さん

児玉さんの作品は、漢詩を「木簡(もっかん)」と呼ばれる書風で書きました。

木簡とは、短冊状の細長い木の板に文字をかいたものです。まだ、紙が普及する前の記録用として用いられていました。右上がりで、勢いのある作品に仕上げました。

  

 

2年 財部さん

中国殷時代、青銅器に鋳込まれた「金文(きんぶん)」の作品を、大きくダイナミックに書きました。財部さんは、文字の成り立ちの意味に興味を持ち、文字の原点である篆書を極めている途中です。

 

 

1年 石山くん、大坪さん

1年生2名は、合作をしました。南稜高校三綱領を「篆刻(てんこく)」で表現しました。篆刻とは、石などの印材に篆書体を用いて刻す芸術です。印材が硬く、刻すのに時間がかかりましたが、無事仕上げることができました。

 

         富進取 求真理                 重礼節 振元気   

 

         尊生命 愛平和