平成29年度熊本県高等学校弓道競技大会(兼第25回九州高等学校弓道新人選手権大会県予選会)の大会1日目の報告をします。
1 日程:
10/7【1日目】
9:20~ 開会式
9:50~ 女子団体1次予選・男子団体1次予選
16:30~ 男女個人準決勝
~17:30 競技終了
10/8【2日目】
9:00~ 個人決勝戦
9:35~ 女子団体2次予選・男子団体2次予選
12:50~ 男女団体決勝トーナメント
~17:05 大会終了
2 会場:八代市弓道場
3 種目:近的競技(男女団体・個人)
4 競技(1)団体競技
①1次予選(四ッ矢1立の立射を行い、男子団体7中以上、女性団体6中以上を通過とする)
②2次予選(予選通過チームによる四ッ矢1立の立射を行い、的中数により男女上位16チームを通過とする。同中の場合は、競射を行う
③決勝トーナメント(抽選を行い、トーナメント形式による対戦を行う。四ッ矢1立の立射を行い、的中数上位を勝者とする
(2)個人競技
①予選(団体を含む個人出場者を対象に、3中以上を通過とする
②準決勝(3中以上を通過とする。通過6人に満たない場合は、遠近法による競射を行う)
③決勝(射詰競射により、決する。決定戦は同中競射を行う)
5 結果
【1日目】
(1)女子団体【飯田・板崎・下村・前田・斉藤】7中により1次予選を通過
(2)男子団体【A:前田・椎葉・濱口・平野・甲】6中により予選敗退
男子団体【B:平野・大園・村山・福田・中岡・土屋】8中により1次予選を通過
(3)個人予選【女:前田 男子:福田・甲】3中により予選通過
個人準決勝【女:前田 男子:福田・甲】3中以下により、敗退
【2日目】
(1)女子団体2次予選【飯田・板崎・下村・前田・斉藤】
6中により予選通過し、決勝トーナメント進出
(2)女子団体決勝トーナメント1回戦【対学園大附属高校A】
本校7中に対し、学付12中により敗退
6 報告
【1日目】
期待された実力上位の男子Aチームが1次予選で敗退した。
1立ちの緊張と期待によるプレッシャーが強く働き、追い込まれた結果として焦りと負の連鎖を生んだ。
練習でできたことが大会で発揮できないことの悔しさを味わったことが、今後の大会でどう生かせるかが課題であり、期待である。
男子Bチームは、調子よく個々の力を発揮し、1次予選通過を果たすことができた。
女子チームも個々のプライドと成果が発揮され、1次予選を通過した。
個人では、東が出場したが敗退した。
予選結果により、前田・甲・福田の3人が準決勝に進出したが、力及ばず準決勝敗退となった。
明日の団体2次予選に期待が持たれる成果を残すことができた。
しかし、個人成績で不調となり、涙する者、悔やむ者もいたが、すべての思いを明日につなげてほしい。
【2日目】
女子チームが決勝トーナメントに進出し、ベスト16を果たすことができた。
対した学園大附属高校Aチームは実力に勝る相手であったが、中盤まで接戦を繰り広げ、相手にプレッシャーを与える善戦をした。
このような緊張感のある大会経験を積むことができたことが実りである。この経験と思いを生かして、「強くなりたい」・「うまくなりたい」・「あの人のようになりたい」と願い、目的を持って練習に励む者は強くなるだろう。
本校敗戦後も会場に残り、球磨地域他校の応援や強豪校の試合観戦をするなど、意欲的な姿も見られた。
自主的な活動も見られるようになり、次期の選抜大会への期待が持たれる。