(4)地域の特色と資源を活かしたモノづくり

活動日誌(4)SPH地域の特色と資源を活かしたモノづくり

宮原SA販売会

 11月17日(土)、宮原SA上下線で南稜米の販売会を行いました。
高速道路SAの販売会は初めてですが、天候にも恵まれ、人の多さにも圧倒されそうになりましたが、声を出しながらお客様に商品説明を行い、とても良い経験ができました。
 

 
2年生で唯一参加した伊藤君も徐々に声が出るようになりました。

 

 

 今回の販売会で多く声をかけられた言葉。「有機栽培でこの値段?安いねー。」
何人ものお客様にこのご意見をいただきました。
 今まで「高い」と言われることが多かったのですが。人吉球磨を離れ、様々な人が行き交うSAだったからこそ得られた貴重な意見だったと思います。そして南稜米・人吉球磨の稲作発展のために、見当すべきことだと思います。

 本日の販売会実施にあたりご協力いただいた(株)九州産交リテールの皆様、宮原SAの皆様、近隣店舗で温かい声をかけてくださった皆様、本当にありがとうございました。

食味官能検査

 11月14日(水)コメの食味官能検査を行いました。
 「南稜米」「南稜米(古米)」「朝日米」を評価項目6つ(香り・外観・味・粘り・硬さ・総合評価)を基に検査しました。
 

 

 
比べてみれば違い少しあるよな、ないような。2年生にとって初めての食味官能検査は少し難しかったようです。また、おかずもなく、ふりかけもかけない。コメだけを食べること自体、新鮮な経験だったようです。

検査後の人気投票の結果は?

黄色の朝日米が1位となりました。今年から栽培を始めた朝日米、生徒にも好評でした。

ご飯を食べた後の生徒の一言。

「水が美味いぜ!」

「実に美味しそう。」


 

古代米の試食

11月7日(水)、古代米の試食を行いました。
本校では、今年から古代米の栽培に取り組み、赤米と黒米を収穫しました。お米2合当たり15グラム程度入れると、鮮やかな色が付きました。


新米の南稜米と共に試食しました。やはり新米は香りが良く、粘り・甘みもあり美味しく頂きました。古代米が入ると食感がかわり、その食べ心地もまた癖になり好評でした。
 

試食後の井戸端会議で南稜祭・進路について情報交換を行いました。

第3回地域農業理解研修

10月29日(月)、SPH事業第3回地域農業理解研修で阿蘇の先進農家を視察しました。

午前中は内田農場を訪れました。売り先を決めたオーダーメイド栽培で、有名品種ばかりでなく「タレに合う米」や「冷えてもうまい米」など需要に合わせた生産を行う考え方と技術力はとても勉強になりました。整理整頓された作業倉庫や大型の農業機械も圧巻でした。
 

 

 
午後からはあそ有機農園を訪れました。有機JAS認証米、夏秋トマト、イチゴの複合経営を実践されていました。合鴨を活用した有機栽培をはじめ、30年以上連作をされるイチゴ栽培など、化学肥料農薬に頼らない土作りの考え方についても学ぶ事ができました。
 

 

こちらの写真は遊びではありません。昼食を兼ねた道の駅阿蘇の視察です。ソフトクリームの味も3種類あり、友人と協力して食味検査を実施したようです(笑)。
  


道の駅の売り方も、生産者の顔がわかりやすく表示され、陳列方法も工夫が凝らされていました。
 

 

阿蘇までの移動はずいぶん時間がかかりましたが、有意義な研修を受けることができました。本研修にご協力いただいた内田農場の内田智也様、あそ有機農園の山本誠也様お忙しい中研修をしていただきありがとうございました。


dai

第2回地域農業理解研修

10月26日(金)、農業組合法人多良木のびるに伺い、第2回地域農業理解研修を行いました。
多良木のびるの深水様から、多良木町の農業の概要や多良木のびるの経営理念、施設についてご説明をいただきました。
 

 

 

 

 

水田の広さが46ha。その広さを管理するために様々な農業機械があり、生徒達も興味津々でした。地域ブランド米の取り組みも詳しく聞くことができ、南稜米および旭一号の販売方法についても、考えが広がりそうです。

深水様をはじめ多良木のびるの皆様におかれましては、お忙しい中研修にご協力いただきありがとうございました。