学校生活
【進路指導部】放課後出張講義第3回ミナGAKU「鹿児島大学、水産系、県庁の仕事などを知ろう!」開催
放課後出張講義第3回ミナGAKUが実施されました。
講師は本校令和2年度卒業生で、現在は熊本県庁でご活躍されている下鶴様です。急な依頼にも関わらず快く引き受けていただきました。感謝!
内容は高校時代、大学時代、県庁での仕事内容など幅広く講義をしていただきました。
小学校6年生のときの作文が紹介され、そこには「僕は将来海に関わる仕事をし、海を守りたい」と書かれていました。そしていま見事に当時の夢を叶えておられます。
「好きこそものの上手なれ」「ウォームハート&クールヘッド」「目配り気配り」「志高く目指した先に必ず同志がいる」など心のこもった熱いメッセージを参加した生徒に伝えていただきました。
最後は生徒との談話時間で、生徒から素朴な質問に答えてもらうなど、終始和やかな雰囲気で会を終えました。生徒はこの経験を今後の進路選択、そして、人生に活かしてほしいと思います。
下鶴様、ありがとうございました。
写真が暗くてすみません汗↓
【建築科】建築の面白さを実感!模型づくりで「大工さん」になる
水俣高校建築科1年生による木造住宅の軸組模型づくりは、いよいよ3週目に突入しました。先週までに土台となる基礎部分が完成し、今週は壁の製作がメインです。
教科書で学んだ知識が、今、目の前で形になっていきます。柱や梁、筋かい、間柱といった多くの部材を、生徒たちは一つひとつ丁寧に測り、切り出し、組み立てていきます。まるで本物の大工さんになったかのように、真剣な眼差しで作業に取り組んでいます。
知識を「本もの」にする体験
座学で学んだ部材の名前や構造が、小さな模型という「リアル」な形になることで、生徒たちの理解はさらに深まっています。写真や図面で見ていたものが立体になっていく過程は、まさに建築の醍醐味です。作業を重ねるごとに工具を扱う技術は向上し、チームでの協力体制もバッチリ。模型の完成度もスピードも格段に上がっています。ものづくりの楽しさ、そして仲間と協力して一つのものを完成させる達成感。これらは、水俣高校建築科で味わえる貴重な経験です。
この模型は、文化祭で皆さんにお披露目する予定です。建築の世界に興味がある方、ものづくりが好きな方は、ぜひ水俣高校建築科で一緒に学びませんか?「つくる」喜びを、ここで見つけられるはずです。
【半導体情報科】企業見学・大学見学に行ってきました!
9月9日(火)、半導体情報科1年生は「ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社」と「崇城大学」を見学しました。
最初に訪問したソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社は、イメージセンサを作っている会社です。イメージセンサとは、スマートフォンやデジカメの「目」のような役割をする部品で、光をとらえて写真や動画として記録することができます。実際に、製造されているクリーンルームを見せていただいたり、最先端の8K対応カメラのデモンストレーションを見せていただき、生徒たちは大きな驚きと関心を持って見学していました。
午後は、崇城大学 工学部 宇宙航空システム工学科を訪問しました。ここでは、実際の飛行機を使った整備の実習を見学しました。「飛行機が安全に飛ぶためには、整備士の仕事が不可欠!」という、先生の熱いお言葉に、生徒たちも整備士という仕事の魅力を感じていました。
生徒からは、
・「飛行機整備の現場をみて、かっこいい!と感じた」
・「実際に見学に行ってみないと分からない良さや面白さがあることに気づいた」
といった感想が聞かれました。
これからの授業や進路選択に、この経験をしっかりと活かしていきたいと思います!
【建築科】将来の街は、私たちが描く
建築の仕事は、建物をデザインするだけではありません。建物の骨組みから細かな部材まで、すべての要素を正確に表現する「製図」の技術がとても重要です。
建築科1年生は、今まさに製図の奥深さに触れています。最初は難しく感じるかもしれない専門的な線の種類や記号、そして聞き慣れない部材の名前も、授業や模型づくりを通して少しずつ理解を深めていきます。図面に引かれた1本の線にも、それぞれ太さや種類に意味があり、それは建物の立体的な形や構造を正確に伝えるための大切な「言葉」です。生徒たちは、まるで図面と会話するように、一本一本の線を丁寧に、そして真剣に描いています。
休み時間には、お互いの図面を見せ合い、時にはアドバイスを交換しながら、より良い作品をつくろうと工夫を凝らしています。そこには、将来の夢に向かって互いに切磋琢磨し、成長し合う仲間がいます。
水俣高校建築科で、建物に命を吹き込む「製図」の楽しさを体験し、一緒に未来の街を創造していきましょう。
【機械科】ものづくりマイスター(溶接編)
火花が語る技術の世界 ~ガス切断の溶接実習~
機械科では先日、溶接作業の一環として「ガス切断」の実習を行いました!
今回はものづくりマイスターの吉岡先生にご指導いただきました。
ガス切断とは、酸素と可燃性ガスを使って金属を高温で加熱し、切断する技術。
火花が飛び散る迫力ある作業に、生徒たちは目を輝かせながら取り組んでいました。
実習では、以下のような工程を体験しました。
点火・炎の調整:安全に作業するための基本操作
直線切断:まっすぐに金属を切る技術
最初は炎の扱いに緊張していた生徒たちも、徐々に慣れてくると「切れる感覚が気持ちいい!」「火花がきれい!」と、ものづくりの楽しさを実感している様子でした。
実習後には、職員向けにもご指導いただきました。吉岡先生、ありがとうございました。
このような実習を通して、機械科では“現場で使える技術”を一つひとつ丁寧に学んでいます。
水俣高校機械科で「心を燃やす」体験を!