学校生活

2023年3月の記事一覧

【建築コース2年生】外部招聘授業 鉄筋工事体験実習

 3月13日(月)の2~4限目実習の時間に、甲佐町にある有限会社梅田鉄筋 代表取締役 梅田 亮 様を講師に迎え、授業をしていただきました。

 最初に鉄筋工事について講義を受けた後に、技能検定の課題を講師自ら組立てをしていただきました。生徒たちは、初めて見る作業に、その手際の良さ、スピード、精度に驚いていました。また作業をしながらもとてもユーモアがあり、また分りやすい説明に生徒たちは積極的に学んでいました。その後、同じ課題を生徒たちのみで挑戦しました。ハッカーをもちいての結束作業では、なかなかうまくいきません。しかし、講師の方にアドバイスをもらい何度も挑戦するうちに上達していきました。また、仲間と協力し、作業することでなんとか完成させることができました。

 最後の質疑応答の時間では、全員が質問しこの実習で新たな関心や学びがあったようです。普段、鉄筋工事はコンクリートに覆われてなかなか見る機会がありません。しかし、建物の骨格となる重要な工事のひとつです。大切なことをまた学ぶことができました。

このように、本校では社会に開かれた深い学びを今後も実施していきます。

【PTA】第10回本部役員会

 前回の役員会は、感染症予防、負担軽減の観点から紙面での会議でした。今回は、今年度最後のため、集合形式での役員会を開催しました。

 会議では、卒業式の様子やあり方について、今年度の反省や次年度の事業や次年度の役員選考について検討しました。今回も生徒や本校のために有意義な話し合いがされました。小嶋会長はじめ役員の皆様、いつもありがとうございます。

【建築コース1年生】木造平屋建平面詳細図

 1年生は、今年度最後の製図の課題に挑戦しています。1年間、製図やトレースを学び、製図技能を高めていった集大成です。1年間で、製図記号や作図順序の理解、線の太さや種類の描き分け、作図スピードアップなどたくさん成長してきました。

 自ら図面を読みこみ、黙々と集中して作図を行っています。実務では多くがCAD(コンピュータで描く製図ソフト)を使用し、変更してCADも学んでいますが、建築士の実技試験では今も手描き行います。将来、建築士を目指すためにも必要な授業です。生徒たちは立派な技術者に1歩1歩成長しています。

【電気建築システム科】水俣第二中学校2年生向け技術出前授業

 3月6日(月)、9日(木)に水俣第二中学校に出向き、技術の授業のお手伝いをさせていただきました。6日(月)は2年生が、9日(木)は1、2年生で参加しました。

 中学生のみなさんは、それぞれがデザインした木製本棚を製作しています。本校生は、墨付けから、のこぎりやくぎ打ちの仕方、組立ての補助などをしました。最初は緊張感もありましたが、徐々にほぐれ、積極的に動き、指導やアドバイスができるようになっていました。自分たちが身につけた知識や技能がこうやって人の役に立ち、そして喜んでもらえる経験は、立派な技術者を目指す上で、貴重な経験です。ただ、まだまだ自身の技術不足を感じた生徒もいたようで、これもまた今後の成長に繋がることでしょう。

 水俣第二中学校の生徒の皆さんや先生方ありがとうございました。

 次回は、電気コースの生徒が中心となり1年生向けのプログラミングの出前授業を実施予定です。

【電気建築システム科1年生】高校生向け建設産業ガイダンス

 3月8日(火)に電気建築システム科1年生は、「建設産業の力」発信事業 高校生向け建設産業ガイダンスに参加するため、熊本城ホールに行ってきました。

 熊本県建設業協会や、電気工事連合会、建築士事務所協会、塗装防水仕上業協同組合など15団体のブースが設けられ、20分のガイダンスを生徒がそれぞれ好きなブースに出向き、複数の団体の話を聞くことができました。多くの工業系高校生が集まるガイダンスに参加することで、各団体の内容を学ぶことだけでなく、同じ工業を学ぶ生徒がいることを知ることができました。

 このような機会を多く体験することで、自身の進路学習や進路決定に繋がると同時に、今学んでいる学習内容や資格取得の意義を再認識できるきっかけになったかと思います。

 今後も様々な経験して、成長していきます。