芸術コースブログ
第51回福岡市美術展最高賞受賞!(卒業生)
卒業生(芸術コース美術・デザイン専攻)の代住芙祐香さん(芸術コース美術・デザイン専攻)が、福岡市美術展で最高賞である「特別賞」を受賞されたそうです。今年度、造形短期大学部から芸術学部に編入したところでのニュースだったそうです(現在3年生)。
作品の題名は「4次元ポケット」で母親と叔父の子ども時代の写真をベースに、自分の中にある子どもの世界を描いた物で画像をアプリで加工し、色や質感を重ねて下絵とし、描いたそうです。「機械化していく便利な現代社会において子どもの純粋さが失われていないか」という思いを込めたそうです。
代住さんのさらなる成長と発展を期待します。在校生に元気を与えてくれるニュースです。
(作品画像提供:九州産業大学)
【芸術コース・書道部】 ~新しい船出~
御船高校を卒業し、各々の道を歩み始める書道部3年生。
高校生活の多くの時間をこの仲間と、書道教室で過ごしました。
君たちは輝く!
【音楽専攻】本校1年生の作曲の授業の作品が最優秀賞に選ばれました!
熊本県教育委員会、熊本市教育委員会、NEXT熊本が開催している『くまもとICTコンテスト』の高校の部で1年生の授業で取り組んだ「御船町のPRソングを作ろう!」が最優秀賞に選ばれました!
御船町をテーマに自分たちで作詞作曲。更に自分たちで演奏できる楽器で伴奏できるように編曲。譜面を書き上げました!
そして演奏を録音。その伴奏の音源に自分たちで歌入れ。CD音源が完成!
次は作ったCD音源に自分たちで撮影した映像を組み合わせて編集してMV作成!
晴れて御船町のPRソングができました!
作品のタイトルは「見に来るっきゃないでしょ!」です。
今後こちらのHPでも生徒の作品を見られるようにしたいと思います。
最後に、今回の作品制作にご協力頂いた御船町商工観光課の皆様、誠にありがとうございました。
生徒たちにとって良き経験と思い出になりました。
(文責:前村)
2年生の選択別課題【芸術コース美術・デザイン専攻】
2年生にとって3学期は「3年0学期」と言われますが、美術・デザイン専攻2年生でも「デザイン・映像表現」と「絵画・版画」の選択に分かれ、早くも新年度に向けた学習がスタートしました。
デザイン・映像表現選択者はパソコンを使って、CG作成ソフト「Illustrator」の操作方法をマスターするための練習課題に取り組んでいます。絵画・版画選択者は油彩画の大作を始めるにあたり、まずはより深く自分の内面と向き合うために各自100枚のドローイングを描きます。
当初は新たな環境や教材に戸惑うかもと少し心配しましたが、みんないつも通りの明るく賑やかな雰囲気で授業に臨んでおり、より専門的な学習への期待感の方が勝っていると感じます。この調子で、いち早く3年生としての自覚を高め、集大成となる卒業制作に弾みをつけて欲しいと思います。
1年生油彩画模写を展示しました【芸術コース美術・デザイン専攻】
1月半ばから取り組んできた1年生の油彩画模写が完成しました。毎日画集を食い入るように観察しながら、放課後も残って取り組んだ力作揃いです。今回の授業では生徒それぞれが作品と併せて、画家について調査した内容をまとめてプレゼンテーションを行いました。
発表で使用したワークシートには画家の経歴や主題、模写した作品に対する感想、油彩画を通して学んだことなどがイラスト入りでびっしりと書き留められており、画家の表現方法や油彩画の特性など、多くのことに気づくことができたようです。今後は学習の成果を各自のオリジナル作品に生かしてくれることを期待しています。
授業の最後には作品とワークシートを廊下に展示し小さなギャラリーができあがりました。ぜひ多くの生徒・先生方にも見ていただきたいと思います。
2年生人物デッサン【芸術コース美術・デザイン専攻】
2月14日(金)、2年生の「素描」で学年末実技考査となる人物デッサンを行いました。モデルは例年3年生が協力してくれており、今回も2名の先輩を前に2時間での木炭デッサンです。人物デッサンでは、人体の構造やボリューム感、肌や着衣の質感、色味や明暗など様々な観点で対象を捉え、モデルの存在感をいかに自然に表現するかがポイントとなります。当日はこれまでの授業で繰り返し取り組んできた学習の成果が試されるとあって、いつも以上に良い緊張感の中、生徒たちはポーズが始まると同時に木炭を走らせていました。
モデルを務めてくれた3年生の木村さん、西島さんありがとうございました。
【芸術コース・書道部】 ~合同合宿で得たもの~
宮崎県立宮崎大宮高校書道部と合同合宿を行いました。
宮崎で最も歴史ある、トップクラスの進学校です。
この2日間は有意義な時間となりました。
古典をどのように捉えるか。作品をどのように表現するか、分析し改善するか。普段どのような練習をしているか等々……双方の共通点や相違点から、多くの学びを得ました。
今後も、このご縁を大切にし2回、3回と続けていけたらと思います。
保護者の方々には今回も沢山の差し入れを頂戴しました。大宮高校の皆さんも感謝して帰られました。ありがとうございました。
卒業生の競演(芸術コース音楽専攻)
2月11日(火)に御船町カルチャーセンターにて、本校芸術コース音楽専攻の卒業生による「バレンタインコンサート」が催されました。この演奏会は、本校で音楽を学び、卒業後も大学等でさらに専門性に磨きをかけてきた有志が、その成果を披露することで御船高校を一層活気づけたいという想いから企画されたものです。
【左から、松井さん・中川さん・水町さん・久保さん・山下さん・友田さん】
ステージでは芸術コース9期生の中川かりんさん〔ファゴット〕、10期生の友田桂豪さん〔パーカッション〕と水町綾花さん〔ファゴット〕、11期生の松井奨真さん〔ピアノ〕と山下真理子さん〔ピアノ〕、12期生の久保明日香さん〔フルート〕らが、優れた技量を披露し観客を魅了しました。また、それぞれの独奏のほかに、ピアノの連弾やバンドトリオ、本校芸術コース1年生の武田祐里さんも交えたファゴット3重奏も演奏されました。
「さすが大学生」というような演奏技量やステージ上での余裕、ダイナミックな表現など、鑑賞した在校生にとっては良い刺激になり、先輩方の姿に憧れを抱いたことと思います。ぜひ将来も音楽を続け、この卒業生のコンサートの舞台に立てるよう、努力を重ねてほしいと思います。
さらに、当日は受付や司会などの運営も卒業生が協力し、会場内には懐かしい面々が集まっているなど、卒業生の絆や愛校心の深さに感激しました。今後も音楽専攻生の活躍の場が広がることを心から期待しています。
【音楽選択】創作の授業で『雨の音楽~12音技法を用いた作曲~』に挑戦中!
現代音楽の中に『12音技法』というものがあります。
12音技法とは、オーストリアの作曲家のシェーンベルクが創始したオクターヴ内の12音を平等に扱う音列技法のことです。
今回はその12音技法を用いて「雨の音楽」の作曲に取り組んでいます。
生徒が手にしている楽器はトーンチャイム。
決められた楽器・音列、創作するテーマ(雨の音楽)が限られている中、音価・強度・音色など思いつく限りの工夫を凝らしながらグループで創作活動に当たっています。
曲を合わせながら創り上げる班、図形楽譜を作る班、メトロノームを用いてテンポの枠組みの中で創り上げる班。
それぞれの班が思い描く、様々な「雨の音楽」に向かって模索しながら、協力体制で創作中です。
(文責:前村)
【音楽選択】ポイントはチームワーク?ハンドベル練習中!
1年1組の音楽選択者は現在ハンドベルに挑戦中です。
男子チームは「いつも何度でも」、女子チームは「星に願いを」の練習の真っ最中です。
和気藹々とした雰囲気の中、クラスメイトと楽しみながら練習に取り組んでいる姿が印象的です。
最初は曲の全貌が見えない状態でしたが、今日の授業の最後では両チームとも上手に?演奏できるようになってきました。
次回の授業はハンドベル発表会です。
どんな演奏になるか、とても楽しみです。
(文責:前村)
【音楽専攻】JBAソロコンテスト熊本県大会に出場しました。
1月25日(土)、1月26日(日)に行われた第15回JBAソロコンテスト熊本県大会に音楽専攻2年の井藤天馬くん(ホルン)と1年の武田祐里さんが出場しました。
約360名の参加者の中から、予選を通過し、今回の県大会出場となりました。
結果は井藤くんが銀賞、武田さんが銅賞でした。
今回の経験を次のステージで生かせるよう頑張ってほしいと願っています。
(コンテストのため演奏中の写真はありません。)
(文責:前村)
文房具デザイン
2年生美術・デザイン専攻では文房具のデザインに取り組みました。
これはサンスター文具の「文房具アイディアコンテスト」に応募も兼ねた題材です。
授業ではそれぞれデザイン案を考え、みんなに発表し、意見をもらい、それをもとにデザイン案を再デザイン
して仕上げるというものです。実際、デザイナーの仕事や一般の仕事においても話し合いながら商品を作って行
きます。それを体験する学習でもあります。みんなからは多くの良い意見が出て、再デザインではより良い作品
をデザインすることができていました。こういった経験を経て発想力やプレゼンテーション能力を高めてほしい
と思います。
考えた案 | 発表の様子 | 出た意見の中から有効性の高いものを選び、アイデアスケッチし直します。 |
御船高校ゆるキャラ総選挙開催しました。
美術Ⅱの授業(普通科総合クラスと美術デザイン専攻)でゆるキャラのデザイン
に2学期取り組みました。その投票を美術室で行っていました。
くまモンやキティちゃんの企画やデザイン、荒木飛呂彦(JOJOの奇妙な冒険の作
者)の身上調査書の学習に取り組み、自分でゆるキャラの設定を行い、制作に取り組
みました。制作ではまず、フェルトで2次元の作品に挑み、それをスタイロフォーム
という断熱材を用いて、立体に制作に取り組みました。どのキャラも特徴があって面
白いキャラクターを生み出すことができていました。
1.展示の様子
普通科1位「ねぎし」ねぎのゆるキャラ こだわりの色とフォルムが固定ファンをゲット! |
普通科2位「ちょび」人間のゆるキャラ シンプルなデザインが逆に忘れられない |
普通科同率2位「うさぎ」動物のゆるキャラ 黒のシンプルなかわいさ |
普通科同率2位「さる子」さるのゆるキャラ こだわったフォルム。細かく造形されています。 |
美術・デザイン専攻1位「おにまる」古典のゆるキャラ 造形性の高さと心温まるかわいさでトップに。 |
美術・デザイン専攻2位「サンパス」数学のゆるキャラ こちらはシュールなデザインが固定ファンを得ました。コンパスをもとにしたデザインだそうです。 |
美術・デザイン専攻3位「アラウヌス」体育のゆるキャラ フェルトや色使いをもとにかわいらしいデザインに仕上がっています。 |
油彩画に取り組み始めました(芸術コース美術・デザイン専攻)
美術・デザイン専攻1年生の初めての体験となる油彩画が始まりました。今回は有名な巨匠について調べ、作品を模写することで油彩画の特性や描き方の違いなどを理解するものです。実際に描くとなると、画集を見る生徒たち目も真剣そのものです。ゴッホやモネ、ルノワールなど、それぞれがお気に入りの画家を選び、色使いや筆致、画面構成などを詳しく分析しながら取り組んでいます。
今日はテレピン油独特の匂いが教室を満たす中、いよいよ絵の具を使った模写が始まりました。道具や技法も専門的となり、新たな体験の連続ですが、一流の表現をマスターするという目標に向けて頑張って欲しいと思います。
完成後はちょっとした美術館になりそうで鑑賞会の日が楽しみです。
【芸術コース・書道部】 ~書道パフォーマンス「私達は輝く✨」~
書道部の発表をご覧いただき、ありがとうございました。
卒業を目前に控えた3年生が、未来への決意を表現しました。
6人はこの3年間、学校生活や部活動に目標を持って、全力で取り組んできました。
卒業後は大学進学、医療、保育、美容系の進学、就職…とそれぞれの道を歩んでいきます。
好きなことを見つけ邁進し、励み続けた高校生活には、笑顔も涙もありました。
悔しさはバネに変え、感謝の想いを忘れず、翔いてほしいと願います❗
【書道専攻・書道部】KABくまパワJリハーサル
只今リハーサル中です!
本日18:30頃からKAB「くまパワJ」で書道パフォーマンスを披露します!ぜひご覧ください♡
【芸術コース・書道部】 1/6(月)午後6時~(予定) KAB「くまパワJ」生放送で書道パフォーマンス❗
明けましておめでとうございます。
書道部3年生6人が新春パフォーマンスを披露します。
テーマは「新年の決意」。やがて卒業を迎え、それぞれの道を歩み始める3年生が、未来への決意を書で表現します。
どうぞご覧ください‼️
【音楽専攻】本日開催の演奏会のリハーサルを行っています!
本日、音楽専攻演奏会が御船町カルチャーセンターで18:30より開催されます。
ただ今ホールにて最終調整を行なっております。
本日の演奏会のご来場、心よりお待ちしております!
(文責:前村)
第3回全九州高等学校総合文化祭宮崎大会 美術部
第3回全九州高等学校総合文化祭宮崎大会美術・工芸部門に美術部2年生の原田さんが出場してきました。
1日目は総合開会式で書道パフォーマンスやダンス、伝統芸能、吹奏楽など様々なアトラクションが用意されていて、宮崎の高校生の熱気を感じることができました。
また、その後の交流会では各県の代表者がそれぞれ10グループに分かれ、作品の鑑賞会を行いました。自分の作品を目の前で説明し、その場で質問や意見交換を行いました。生徒は「実際に意見をもらったりするのは初めてだったので嬉しかったです。」と言っていました。原田さんには早くもファンがついたみたいで「サインを下さい」と言われていたようです。
2日目はグループ制作が行われました。課題はキャラクター制作でグループごとにテーマが決められており、原田さんのグループはテーマ「山」でした。最後はキャラクターを段ボールや紙で着ぐるみのように仕上げ、ランウェイを歩きプレゼンをするという企画でした。
どのグループもわきあいあいと話し合いが出来ていて、作業もスムーズに進んでいるようでした。それぞれ役割分担をし、計画性を持って制作できでいました。原田さんのグループのキャラクター名は「弥生鹿丸」で、生態は「日頃はおだやかで、刀の手入れ、野いちごを探している」で、性格は「九州男児」だそうです。
3日目の朝、熊本の代表の生徒たちで記念撮影をしました。
原田さんの感想:実際にお互いの作品の意見交換をしたり、他県の人たちと意見をまとめて共同制作をするのはめったに体験できることではないので、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。今回の体験を今後の活動に活かしていきたいです。
【芸術コース】多数のご来場ありがとうございました。
12月10日(火)から15日(日)まで、熊本県立美術館分館を会場に行われた「芸術コース発表会」は美術・デザイン専攻、書道専攻の生徒作品約120点を展示し、盛況のうちに終了することができました。
会期中は約600名の来場があり、「レベルが高くて驚いた」「高校生の頑張っている様子が目に浮かび、明日からの活力をもらった」などお褒めの言葉を多くいただきました。書道や美術・デザインといった視覚芸術は作者自身との対話であるとともに、誰かに見ていただくことでコミュニケーションが生まれます。このような機会を通して生徒たちは社会へと目を向け、一人一人が課題を克服し、理想を追う中で更なる成長を遂げることと思います。ご来場いただいた多くの皆様に改めて厚く御礼申し上げます。
【芸術コース・書道部】 全九州総文祭宮崎大会閉幕
九州席上揮毫大会の表彰式が行われました。
友田穂乃香 第3席
村田あすか 優秀賞
を受賞することができました。出場生徒80人のうち、第3席はベスト10、優秀賞はベスト32に当たります。
結果発表の瞬間、2人に笑顔はありませんでした。
「悔しさ溢れ出る」という表現が良いか…さらなる高みを目標に励んできた2人にとって満足のいく結果といえず、気持ちを整える時間が必要でした。
帰り道、2人がこう言いました。「私たち、もっと頑張ります!次の県大会は団体優勝狙います。先生、目標を書いてください!」と。
目頭が熱くなりました。
3人での昼食。奮発して宮崎牛ステーキを食べました。
【芸術コース・書道部】 ~全九州総文祭宮崎大会~
揮毫終了の合図。書き上げた2人は笑顔でした。
「満足のいく出来ではない」と謙遜しますが、持てる力を存分に発揮できたと思います。完成度の高い作品です。
今日のために、何枚も書き、何度も予行練習し助言や添削を受けてきました。
それらの経験が自らの血肉となり今日の作品を生みました。
結果発表は明日ですが、一先ず「よく頑張った!」と伝えます。
【芸術コース・書道部】 120分の九州席上揮毫大会がスタートしました!!
120分の九州席上揮毫大会がスタートしました!!
誰のアドバイスも受けず、自らの力だけで作品制作します。だからこそ、これまでどれだけ練習してきたかが試されるのです。
あぁ、どうにか上手くいきますように!誤字しませんように!
揮毫後、2人の笑顔が見れますように!
【芸術コース・書道部】
12/13(金)~15(日)全九州総文祭宮崎大会。
書道部門には、九州各県から80人の代表生徒が参加しています。
本校からは、2年友田穂乃香さん(木山中)、村田あすかさん(益城中)の二人が出場。
第1日目は、総合開会式が行われました。
今日は、メイン行事の九州席上揮毫大会が行われます。
【音楽専攻】12月17日(火)に音楽専攻演奏会が開催されます!
12月17日(火)、御船町カルチャーセンターにて音楽専攻演奏会が開催されます。
18:00開場、18:30開演(20:00終了予定)です。
1部はクラシックのソロステージ、2部は耳なじみのある曲を中心としたアンサンブルステージとなっています。
3年生が中心となり演奏会を企画・運営をします。
演奏はもちろん、演奏以外の面も含めた全てを生徒たちが力を合わせて創り上げる演奏会です。
音楽専攻生一同、多くの皆様のご来場をお待ちしています。
(文責:前村)
※写真は昨年の演奏会のものです。
【音楽科】ベートーヴェンの『第九』に挑戦しました。
年末の風物詩と言えば、クリスマスソングと並んで聞こえてくる“歓喜の歌”のメロディ。
この“歓喜の歌”はベートーヴェンが作曲した交響曲第九番「合唱付き」の4楽章で歌われる合唱部分のところのことを指し、日本では『第九』と省略して呼ぶのが一般的です。
今日の授業ではベートーヴェンについて・第九について学んだ後、原曲通りドイツ語の歌詞で歌うことに挑戦しました。
日ごとに寒さも増し師走に入り、今年も終わりを迎える様子を感じる中、今日の音楽の授業は年末の様子を先取りしたものとなりました。
テレビで・街で・お店で第九を耳にした際には是非「フローイデー シェーネール・・・」と口ずさんでくれたら嬉しいなと思っています。
(文責:前村)
【芸術コース】 ~生徒の書道作品が復興住宅のモニュメントに~
御船町一丁目の復興住宅建設が完了し、鍵渡し式が行われました。立派な鉄筋コンクリート3階建です。
エントランス付近には、御船町役場から依頼があり作成した書道作品がモニュメントとなり掲げられました。
書道部2年生4人が制作しました。
式では部長が、「お住まいの方々が笑顔になり、少しでも元気になって頂けるようにと思いを込めました」と挨拶。
町長から感謝状を贈呈していただきました。
パブロ・ピカソは「芸術は日々の生活で溜まった心のほこりを洗い流してくれる」と言っています。
私達の芸術作品が誰かの役に立っていることを実感する1日となりました。
【芸術コース】 ~美術と書道のコラボレーション〜
いよいよ御船高校芸術コース発表会(美術デザイン専攻と書道専攻の合同作品展示)がスタートします。
3年生の卒業制作を中心に、1、2年生の作品も展示し、日頃の学習の成果を発表します。皆さま、どうぞご来場ください!
【会期】
12/10(火)~12/15(日)
【場所】
熊本県立美術館分館第3展示室
【時間】
(平日)9:30~18:30
(土日)9:30~17:15
入館は、閉館時間の30分前まで
【音楽専攻】平成音楽大学2019華麗なる音楽の祭典に出演しました。
12月5日(木)に熊本県立劇場コンサートホールにて行われた平成音楽大学2019華麗なる音楽の祭典に出演しました。
演奏したのはE.エルガー作曲の威風堂々第一番、J.シュトラウス1世作曲のラデツキー行進曲の2曲です。
今回のステージではオーケストラの中に混じっての演奏で、生徒たちは本番を大変楽しみにしていました。
本番当日は大盛況で、これだけのお客様の前で演奏することが出来たのも非常に貴重な体験だったと思います。
プログラムもオーケストラ作品はもちろん、コンチェルト・独唱・合唱と多岐に渡ったものでとても充実したひとときを過ごすことが出来ました。
平成音楽大学の皆様、ありがとうございました!
(文責:前村)
【書道コース・書道部】 強化合宿を実施
全九州総文祭(12/13~15宮崎県)と県高校書道展(12/17~22県立美術館分館)へ向け2回目の強化合宿を行いました。
前者には、二年・友田穂乃香さん、二年・村田あすかさんの2人が県代表として出場します。席上揮毫大会には、九州各県代表80人の猛者が集い書技を競います。ベスト3を目標にしている2人。しっかり励みました。
後者は全国大会出場を決める大切な県大会。最優秀賞に選ばれた県内高校生8人が出場します。最優秀賞目指し合宿に励みました。
保護者の皆様には、シチュー、サラダ、唐揚げ、チヂミ、フルーツ、お菓子やジュース…たくさんのお品をいただきました。いつも本当にありがとうございます!
いよいよ大詰め、ラストスパートです。一致団結して頑張ります。
【音楽科】平成音楽大学レッスン
本日11月22日(金)は音楽専攻の授業の一環の平成音楽大学のレッスン日です。
今年度は延べ7回の音大レッスンがありました。
本日は今年度最後のレッスン日でした。
今日は2年生のレッスンの様子をご紹介します。
音楽専攻生(管楽器専攻中心)は12月5日(木)に熊本県立劇場で行われる「平成音楽大学2019華麗なる音楽の祭典」に大学生に混じり、出演させて頂きます。
大オーケストラの中に入って演奏するワクワクとドキドキの中、現在一生懸命練習している最中です。
(文責:前村)
【書道専攻・書道部】
11/16(土)開催の本校文化祭「龍鳳祭」では、作品展示と書道パフォーマンス(13:30~)を行います。
展示会場では芸術コース・書道部の紹介、体験コーナー、中学生向けの進路相談に対応できるよう準備します。
是非ご来校ください!
【音楽科】オリジナル御船町PRソングを作っています!
2学期の1年4組の音楽の授業では、御船町のPRソングの創作活動に取り組んでいます。
和声法(作曲をするにあたって大事なルール等)から学び、まずコード進行を作曲しました。
その後は作詞を行い、出来上がった歌詞とコード進行を基に作曲を行いました。
今年度はそこから更に自分たちの専攻する楽器で演奏できるように編曲を行い、PRソングの伴奏音源を作りました。
最後にその伴奏音源に自分たちで歌を重ね録りをし、PRソングを完成させ、1枚のCDを作りました。
作詞・作曲・演奏・唄、全て自分たちだけで作った、オリジナルの1曲となりました!
なんと曲は全部で3分程。
1番「恐竜の町、みふね」、2番「自然豊かな町、みふね」、3番「音楽の町、みふね」、4番「熊本県立御船高等学校」となっています。
初めての創作とは思えない大作が完成しました!
そして今日は御船町のPRソングのミュージックビデオの撮影(2番「自然豊かな町、みふね」)のために吉無田高原へ向かいました。
御船町役場の商工観光課の皆様のご協力のもと実現しました。
我々だけでは実現できなかった撮影をすることができ、大変楽しく有意義な時間となりました。
商工観光課の皆様、ありがとうございました!
1番、3番、4番のミュージックビデオは出来上がっているので、今回の映像を編集するといよいよ御船町PRソングのミュージックビデオが完成します!
一体どんな作品に仕上がるか、とても楽しみです!
(文責:前村)
【音楽科】ヴァイオリンの授業がスタートしました!
まだまだ暑い11月ですが、季節は「秋」。
「芸術の秋」といういことで、本日より3週間と短い期間ですがヴァイオリンの授業がスタートしました。
電子機械科の男子クラスの皆は人生で初めて触るヴァイオリン。
興味津々の様子で協力しながら楽しく授業に取り組みました。
なんと初回の今日で「きらきら星」が弾けるようになり、満足な面持ちで授業が終了しました!
授業をする私も次回のヴァイオリンの授業が楽しみです。
彼らに負けないようにこっそり練習をしておこうと思います。
(文責:前村)
【書道部】共に過ごす時間
12月に開催される県高校書道展、全九州総文祭へ向け強化合宿を行いました。それぞれの目標に向かい一意専心、書作に励みました。
保護者には、カレー、ポテサラ、チヂミを作って頂き、また食べきれないほどの差し入れを頂戴しました。いつも本当にありがとうございます。12月の合宿でも、よろしくお願いします!!
グランメッセ熊本で開催された熊本物産フェアにて書道パフォーマンスを披露しました。
多くのイベント等にお声かけ頂きます。生徒達は望まれていることに有用感を持ち、一期一会の精神で臨みました。
「共に過ごす時間」が、互いの信頼を深め、繋がりを強くしています。
そしてこれらの時間から生まれる多くのことが、年を跨ぎ、今では御船高校書道部の風となっています。
4月からは新しい書道専攻、書道部員が入学し、共に時間を過ごせることを期待します。
「絵のお医者さんがやって来た」見学(美術・デザイン専攻)
10月30日の2年生に続き、本日4限目に芸術コース美術・デザイン専攻1年生が、御船町恐竜博物館で開催中の「絵のお医者さんがやって来た」ー岩井希久子・熊本地震被災作品・公開修復展ーの見学に行きました。会場では元県立美術館学芸員の井上先生と岩井さんご本人からも説明をしていただき、田中憲一氏の作品や修復について学びました。
第3回美術館研修について
10月30日(水)、美術コース2年生が御船町恐竜博物館で開催している「絵のお医者さんがやって来たー岩井希久子・熊本地震被災作品・公開修復展ー」に行ってきました。
熊本出身の修復家・岩井希久子さんは、ゴッホの「ひまわり」の修復された経験もあり、世界的に活躍される方です。今回は、会場の一部が公開現場となっており、岩井さんの修復の作業が見られるという貴重な展覧会になっていました。
また、今回修復されているは、旧制御船中学校出身の教員であり画家の田中憲一先生の作品ということで、生徒たちにとっても大先輩にあたります。
会場には大きな作品がいくつか展示してあり、修復箇所がどこなのか分からないくらいきれいな作品ばかりでした。生徒の中には修復の道具に興味深く眺めたり、田中先生の作品に感銘を受け熱心に見入っている生徒もいました。
第44回熊本県高等学校美術展に出品しました(美術・デザイン専攻)
「第44回熊本県高等学校美術展」に本校から美術・デザイン専攻2年生が長い期間と情熱を注いで制作した作品12点を出品しました。今回の展覧会には県内32の学校から189点の作品が集まり、絵画、デザイン、彫刻、立体、工芸作品など多様なジャンルの作品が展示され、12月に宮崎県で行われる全九州総文祭や令和2年度に行われる全国総文祭への県代表作品を決める審査も併せて行われました。
【審査結果】
優秀賞(全九州高等学校総合文化祭県代表) 2年4組 原田来実
優秀賞 2年4組 岡部真寛
2年4組 竹口莉央
優良賞 2年4組 森田玲奈
展覧会は11月4日(月)まで県立美術館分館で開催しており、熊本県高等学校風景画コンクール特選作品も併せて展示しています。この機会に本校生徒作品をはじめ高校生の瑞々しい感性を感じていただけたら幸いです。
「mamoru」原田来実
「transgender」岡部真寛
「帰宅」竹口莉央
「捕食」森田玲奈
卒業作品集表紙デザイン選考会(美術・デザイン専攻)
10月23日(水)。本校では例年、芸術コース3年生の卒業制作や演奏会の様子を一冊にまとめた「卒業作品集」を発行しており、内容はもちろん、斬新な表紙デザインも毎回評判となっています。本日は美術・デザイン専攻3年生13人がそれぞれ制作したデザイン案を発表し、選考会を行いました。
選考会には音楽専攻や書道専攻の生徒をはじめ、校長先生、教頭先生、事務長先生、各専攻の先生方、3年4組担任の先生にも票を投じてもらいました。一人一人が様々な思いを込めてデザインした表紙案が一同に並ぶ中、参加者も真剣な表情で作品を鑑賞し、投票する生徒からは「良い作品ばかりで選べない!」といった声も聞こえました。
この投票結果をもとに、今年の作品集の表紙を決定し、12月に開催する「芸術コース発表会」のポスターにも使用されます。芸術コース14期生の卒業作品集がどのように仕上がるか、今から楽しみです。(文責:弘)
【書道部】第1回高校生書道パフォーマンスコンテスト優勝!
10/6(日)熊本城秋のお城祭りで開催された書道パフォーマンスコンテストで、本校が最優秀校(優勝)に選ばれました。
直前まで、筆遣い、書き姿、表情、連動、発声など質の向上に専心していました。
本番では気合いの入った演技を披露しましたが、100%発揮とは言えず、生徒は不安な表情で結果発表までの時間を過ごしました。
それゆえに、発表の瞬間に沸き上がった歓喜は、とても印象的でした。
生徒たちの努力が実を結んだことをとても嬉しく思います。
持ち前のチームワークは、より高まりました。今後は、勝利におごることなく、この経験を更なる成長へ繋げてほしいと思います。
応援してくださったり、
会場までお越しいただいた関係者の皆様、保護者の皆様、卒業生、3年生、ありがとうございました。
読書感想画制作が始まりました(美術・デザイン専攻)
10月1日。本校芸術コース美術・デザイン専攻では、「読書感想画」の制作がスタートしました。読書感想画は単に本のストーリーを描くのではなく、読後の感想を元に主題を設定し、抽象化や再構成といった工夫を加えて自由に描くことができる題材です。今日は図書室に昨年の優秀作品を展示し、鑑賞学習を行いました。生徒たちは興味深く作品と向き合い、何がどう描いてあるか、どう感じたか、良いところはどこか、自分ならどう描くか、どんな技法を使っているかなど、作品の本質に迫りながら構図や色、形などの造形的要素を分析し、熱心にワークシートに書き込んでいました。(文責:弘)
浜田知明氏に続け!銅版画制作(美術・デザイン専攻)
本校芸術コース美術・デザイン専攻では、3年次に絵画・版画と映像表現・ビジュアルデザインのどちらかを選択し専門性を高めています。版画の授業では1学期の木版画に続き、2学期は銅版画を制作しており、今回は「メゾチント」という技法で制作した作品の試し刷りに挑戦しました。緊張と期待を胸に、初めて作品を目にする生徒の表情は何度見ても新鮮なものです。紙を湿し、銅版にインクを詰めて拭き取り、プレス機で刷り取るといった一連の作業をスムーズできるようには慣れが必要ですが、しっかりとマスターして欲しいと思います。2学期後半では「エッチング」「アクアチント」「雁皮刷り」などの技法も学びます。近い将来、本校の大先輩である版画家の浜田知明氏と肩を並べるような生徒が生まれることを楽しみにしています。(文責:弘)
【書道部】プライドのバトンを繋ぐ
上益城地区「秋の交通安全運動 出発式」のオープニングアトラクションで書道パフォーマンスを披露しました。
3年生から代替わりし、1、2年生だけの初披露でした。
最近の2年生には成長を感じます。先輩から受け継いだ責任を果たそうとする姿が、多くの言動から見えます。
1年生は、2年生を慕い尊敬し、精一杯追いかけているのが、その目つきや、先輩と会話する姿から見えます。
書道部のプライドのバトンが
繋がっていることを嬉しく感じました。
前任校で、アーチェリー競技で生徒を日本一に導かれた先生が、「最高の環境は、お金や時間をかけたからできるのでなく、一人一人の心でつくるもの」という在り方を教わりました。
書道部は、文化系の小さな部活ですが、プライドを持って頑張る生徒たちを、これからもサポートしていきたいと思います。
頑張れ、御船高校書道部!
【書道部】団体準優勝!
9/7揮毫大会。宇土市民体育館に県内各地から40校335名が一堂に会しました。
2時間の揮毫は息をのむ光景で、会場には、紙上を走る筆の音と墨の香りが響きます。これぞ「書道」という空間に、生徒の懸ける情熱が混ざり合い、独特な緊張感を醸し出します。
【御船高校の結果】
1年臨書(行草書・仮名の部) 第1位・向山 智帆、奨励賞・大山 亜熙
1年創作の部 第2位・坂口 理愛
2年創作(半切の部)第1位・村田あすか、第3位・西村歩美
2年創作(全紙の部)第1位・友田穂乃香、第3位・坂井 蓮
3年創作の部 第3位・黒岩 愛、秀作・杉島 聖奈
団体の部 準優勝
この中から2人が、全九州総文祭宮崎大会(12月開催)の熊本県代表として出場します。
3年生にとっては最後の大会でした。悔しい思いが残りましたが、早朝からの会場づくり、常に笑顔での挨拶・返事、先輩が後輩へ教え導く姿…2時間では評価できない御船高校書道部の素晴らしさが映えました。
書道部は、明日から新体制となりスタートします。
頑張れ!御船高校書道部。
書道部合宿をしました!
来る9月7日土曜日、宇土市民体育館「県高校揮毫大会」が開催されます。大会へ向け、この2日間本校セミナーハウスで強化合宿を行いました。
大会を想定し錬成、批評会、プレ大会等を実施。
みんなから確かな成長を感じる、有意義な時間となりました。
大会まで残り1週間。全員入賞目指して頑張れ御船高校書道部!
夏だ!わくわく芸術チャレンジ(芸術コース)
8月10日。本校芸術コースの地域連携プログラム「夏だ!わくわく芸術チャレンジ」を開催しました。これは芸術コース各専攻(音楽・美術デザイン・書道)の特色を生かし、近隣小学校の児童に芸術の楽しさを体験してもらおうと、本年度から新たに取り組んだものです。
当日は午後から御船町内を中心に約30人の小学生が本校を訪れ、セミナーハウスとものつくりラボを会場に、芸術体験にチャレンジしました。
音楽では、トランペットやフルートなどの楽器体験のほか、作詞・作曲に挑戦し、美術では、夏休みの宿題の絵日記やポスターなどの制作、書道では基本的な筆使いの練習、書道パフォーマンス体験など充実した内容でした。
また、各専攻の高校生や卒業生がボランティアとして参加しており、楽しく会話を交わしながら、丁寧に子どもたちへのアドバイスをしたり、似顔絵やCG合成体験などのコーナーで日頃の成果を発揮したりと、大活躍してくれました。
プログラムの最後には、それぞれの力作を手に全員で成果を披露し、すっかり仲良くなった子どもたちと高校生の明るい笑顔が溢れる一日となりました。
参加した児童や保護者の皆さんから「楽しく活動できた」「もっと多く開催して欲しい」「来年もぜひ参加したい」などの感想をいただきました。今後も地域と連携しながら芸術の魅力を発信していきたいと思います。ありがとうございました。(文責:弘)
書道作品制作講習会に参加してきました!
宇土市武道館で書道作品制作講習会が開催されました。
県内から約200人の高校生が参加し、9月7日実施の「県高校揮毫大会」へ向け切磋琢磨しました。他校との合同錬成はとても貴重な時間でした。
部長は「揮毫大会では全員入賞を目指します!」と高らかに宣言。
頑張れ、御船高校。
美術館研修「デザインあ展」(美術デザイン専攻)
美術・デザイン専攻では、7/21~7/30の夏季実技講習会が昨日午前中に合評会で幕を閉じ、同日午後には外部講師講演会で視野を広げるなど、美術・デザインにどっぷりと浸った日々が続きました。本日はこれまで頑張ったご褒美も兼ねて、熊本市現代美術館で開催中の「デザインあ展」の美術館研修に行きました。最初は学芸員によるバックヤードツアーです。普段見ることの無い美術館の裏側を案内していただき、展覧会が開かれるまでの流れや学芸員の仕事などについても知ることができました。その後の自由鑑賞では、人気の展覧会とあって朝から多くの観覧者が訪れていましたが、体験型の展示が多く、デザインの楽しさを十分堪能することができました。引率した先生方も、童心に返ったように目を輝かせる生徒たちを見て、改めて本校生の美術・デザインへの関心の高さを実感したところです。
美術・デザイン専攻の生徒もようやく本格的な夏休みを迎えます。限られた期間ですが自分自身で24時間をデザインし有意義な毎日となることを期待しています。(文責:弘)
夏季実技講習会講評会(美術デザイン専攻)
7月31日。夏季実技講習会も最終日を迎え、今日は1、2年生合同の合評会が行われました。講評では、それぞれが手がけた「石膏木炭デッサン」「鉛筆静物デッサン」について、先生方からアドバイスをもらい、今後の課題解決を目指します。夏休みの貴重な時間を使ってモチーフと向き合い、時間いっぱい描き込んだ2年生の作品や、石膏デッサンが2枚目とは思えないほど上手くなった1年生の作品など、成長を感じさせるものが多くありました。講習会の最後には作品の中から優秀なものや、努力した生徒への表彰も行いました。デッサンは「描く技術」だけでなく「意識的に見る力」を養うトレーニングです。これからも粘り強く頑張ろう!(文責:弘)
外部講師講演会(美術デザイン専攻)
7月31日。外部講師講演会を実施しました。この行事の目的は「①美術・デザインの現状や求められる資質等について知る」「②美術・デザイン系への進学や就職について知り、進路意識を高める」「③講演を機に学校生活への意識を高め、表現活動の充実を図る」ことであり、今回は九州産業大学芸術学部から岩田敦之准教授と藤髙浩入試課担当のお二人に講演していただきました。デザインの分野や重要な視点、大学の実情など多岐にわたる内容をわかりやすく解説していただき、生徒たちも熱心にメモを取りながら聞いていました。
生徒の感想からは
「デザインについて知っているようで知らなかったことが分かり良かった。」
「デザインのプロセスが重要だと分かった。」
「スライドがどれもわかりやすく、理解できた」
「大学と専門学校の違いが分かり、今後の進路選択に役立てたい」
「学費や生活のことなどにも関心が持てた」
など、大変有意義な時間となったようです。
また、私たち教師にとっても今後の指導に役立つ多くの示唆をいただきました。
今回の講演が生徒たちの進路選択の一助となり、表現活動の深化に繋がることを期待しています。
(文責:弘)
御船川精霊流し制作
7月29日。美術・デザイン専攻では毎年「御船川精霊流し」で流す万灯制作ボランティアに取り組んでいます。今回は精霊流しや万灯の説明を受けた後、1・2年生の有志12名が協力して、万灯に取り付ける作品約50枚を仕上げました。一人一人の夢や願いを込めて、動植物やキャラクターなどを色とりどりに描き、楽しく活動することができました。(文責:弘)
中学生体験入学(美術デザイン専攻)
7月26日。今日は「中学生体験入学」が行われ、美術・デザイン専攻では中学生の皆さんに木炭を使った人物画を体験してもらいました。題材名は「一期一会~一瞬の出会いを大切にするクロッキー~」です。約20名の中学生のほとんどが初めてイーゼルや木炭を使うとあって、表情も真剣そのもの。高校生のモデルを前に時間いっぱい集中して制作に取り組んでいました。また、当日は専攻生徒も準備や中学生の指導を担当し、明るく丁寧に対応してくれました。お疲れ様でした。
中学生や保護者の皆様で本専攻へのご質問やご相談などありましたら、遠慮無くご連絡ください。(文責:弘)
夏季実技講習会(美術デザイン専攻1、2年)
7月24日。いよいよ待ちに待った(?)夏休みですが、美術・デザイン専攻では1学期の学習をさらに深化させるために、1・2年生の夏季実技講習会が実施されています。「鉛筆静物デッサン」と「石膏デッサン」をそれぞれ3日間で描くこの講習会では、いつもより静かな環境でじっくりとモチーフと向き合っているからか、我々教師も驚くほど急成長する生徒が多く見られます。(文責:弘)
銀光展表彰(美術デザイン専攻)
7月19日。本日は1学期の終業式があり、併せて表彰式が行われました。美術デザイン専攻も各種公募展やコンクールで多くの生徒が入選・入賞を果たしており、表彰を受けました。「熊本県高校総合体育大会用ポスター公募」では3年生の松本美穂さんが入選し、「第82回銀光展」では3年生の木村なづきさんの「銀光会賞(最高賞)」をはじめ、西島緋那さんの「ファーストフレーム賞」、邑山篤史君の「文林堂賞」など計8名が入選や入賞を果たしました。特に銀光展では、2015年以来となる高校生の最高賞受賞が新聞にも大きく紹介され、本人はもとより地域の方々からも喜びの言葉をいただきました。これから2学期にかけてコンクールや公募展のシーズンが本格化します。一人一人がそれぞれにあった目標を定め、日頃の成果と個性を十分に発揮して欲しいと思います。(文責:弘)
アートライター(美術デザイン専攻3年)
6月19日。美術デザイン専攻では学年ごとに「素描」、「構成」、「美術史」、「絵画」「ビジュアルデザイン」、「版画」、「映像表現」など専門的な授業が行われています。今日は3年生の「美術Ⅲ」で現在取り組んでいる「アートライター」をご紹介します。これはアートについて自分の言葉で考え、伝える力を育むことをねらいとして、制作体験や作品探求などをテーマにエッセイを書くものです。日頃油絵やデザインなどの実技に取り組む生徒たちにとって、言葉で表現することは簡単ではありませんが、それぞれが思いを文章化することで、これまでの考えを整理したり、次の目標が見えてきたりと大変有意義なものとなっています。完成したエッセイは筑波大学主催の「高校生アートライター大賞」へ出品する予定です。(文責:弘)
制作合宿(美術デザイン専攻)
6月8日(金)から9日(土)までの1泊2日で制作合宿を行いました。今回は、7月に出品する「銀光展」に向けて、油彩画を制作中の2・3年生が合同での合宿です。場所をセミナーハウスに移すことで、いつもより長い時間を集中して制作でき、作品について意見を交わすなど互いに良い刺激となります。中でも2年生は、先輩たちの仕事ぶりを間近に見ることができる絶好の機会となったようです。指導する側も、じっくりと作品を見ながら技法等の助言をしたり、進め方を一緒に考えたりする中で、一人一人の頑張りに気づくことができた2日間でした。何より、食事や休憩中の和気藹々とした雰囲気と、黙々とキャンバスに向かう真剣な姿はとても頼もしく、メリハリのある専攻生徒の良さを改めて実感しました。みんな完成まであと少し、がんばれ!(文責:弘)
熊本県高等学校総合文化祭見学(美術デザイン専攻)
5月31日(金)。第31回熊本県高等学校総合文化祭が始まり、2日目の今日は美術・デザイン専攻全員で県立劇場へ見学に行きました。本校の美術・デザイン専攻からはそれぞれ審査で優れた成績を収めた下村君(3年生)やポスター図案の西島さん(3年生)、読書感想画の川添さん(3年生)の作品が展示されていました。文化部の高校総体ともいえるこのイベントは、県内各校から文化部が一堂に会し、初日のパレード部門のほか、会場ではステージ部門と展示部門が開催されます。生徒たちは皆、熱気に包まれた会場で各部門を見学し、他校の作品や発表から大いに刺激を受けた様子でした。(文責:弘)
自画像模写(美術デザイン専攻1年)
5月28日(火)。美術・デザイン専攻1年生は最初の単元となる「自画像模写」がいよいよ完成に近づきました。この課題は、鉛筆の扱いに慣れることや、トーンの変化を理解すること、計画的に作業することなど、基礎となる多くのことを学習します。本日の授業では上下を反転してみたり、鏡に映してみたりするなどして、全体と部分の関係や光と影の関係など、チェックの方法について学びました。体育際や中間考査などで思うように進まなかったかもしれませんが、どの作品もなかなかの出来映えです。(文責:弘)
美術館研修(美術デザイン専攻)
5月14日(火)。美術・デザイン専攻では毎年美術館研修を実施しており、本日は1年生15名が、熊本県立美術館本館で開催中の「浜田知名回顧展 忘れえぬかたち」の鑑賞に行きました。往復のバスの中ではやたらと元気な1年生も、美術館では真剣そのもの。学芸員の説明にメモをとりながら、本校の大先輩である浜田知名氏の作品を興味深く鑑賞していました。また、今回は熊日新聞社からの取材もあり、インタビューを受けた生徒もいました。この中から未来の大作家が生まれる日も近いかもしれませんね。(文責:弘)
5月16日(木) 美術館研修 2年生
今日は美術コース2年生13名と普通科2年生美術部4名が県立美術館へ浜田知明展を見に行きました。
久しぶりの美術館に生徒たちは少し興奮気味でした。
学芸員の方に解説を頂き、今まで知らなかった浜田さんの考えやエピソードを聞くことができました。
【生徒の感想】
今村さん「色んな作品の真意が知れて、とても面白かった」
原田さん「初年兵哀歌はどの作品を見ても痛ましかった」
光田さん「戦時中の悲しさや辛さみたいなものが」
5月17日(金) 美術館研修 3年生
今日は美術コース3年生13名が県立美術館へ浜田知明展を見に行きました。
学芸員の方も3回目ということで解説に力が入り、今まで一番充実した内容で解説をしていただきました。
3年生も先輩である浜田知明さんの話を一心に聞いていました。
体育祭応援パネル完成!(美術デザイン専攻)
5月12日(日)、晴天の元開催された体育祭では、今年も美術・デザイン専攻の生徒が描いた団席パネルがお披露目され、体育祭を盛り上げました。ちなみに1年生は黄団、2年生は赤団、3年生は青団です。どの団もみんなで協力して描いた力作ぞろい!中でも赤団は3年生の3連覇を阻止して見事パネルの部での優勝に輝きました。パネルリーダーの皆さんお疲れさまでした。ちなみに、このパネルは文化祭でも展示する予定です。(文責:弘)
体育祭応援パネル制作(美術デザイン専攻)
4月27日(土)、いよいよ連続10日間という今年のゴールデンウィークが始まりました。美術・デザイン専攻生は、体育祭に向けて団席パネルの制作が本格化しています。パネルの大きさは約3m×4mと大きくて大変ですが、パネルリーダーの指揮の下、毎日の当番を決め、仕事を手分けして、和気あいあいと作業ができており、どの学年も順調な様子です。中でも3年生は、全学年分のペンキや刷毛等の手配や購入まで、きめ細かく対応してくれるしっかり者揃いです。みんなで協力して、いい絵を仕上げて体育祭を盛り上げよう!(文責:弘)
授業の様子(美術デザイン専攻)
4月17日(水)の2年生の授業では、これから取り組む個人制作を前に、それぞれが目指すイメージや構想、工夫などを発表するプレゼンテーションを行いました。発表の際は写真やスケッチを見せながらマイクを握って行います。中には3分間の持ち時間では足りないくらいに熱がこもった発表もあり、聞く側もメモをとりながら、その後の質疑応答を活発に行うことができました。どれも個性があり、これからどんな作品が仕上がるのかとても楽しみです。(文責:弘)
平成31年度 御船高校入学式(美術デザイン専攻)
4月8日(月)に平成31年度(2019年度)入学式が行われ、美術デザイン専攻にも15人の新しい仲間が加わりました。ホームルームの後に行われたオリエンテーションでは保護者も一緒に説明を聞き、少し緊張した様子でしたが、きっとすぐに仲良くなれると思います。先生の「人と違うことは最大の武器になる。」という言葉を聞いた時の、キラキラした瞳が印象的でした。3年間好奇心を絶やさず頑張りましょう!(文責:弘)