校長室より(令和7年度)
「自分らしく… 輝く つながる ふみ出す」皆さんへ
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
黒石原支援学校での学校生活は、いかがでしたか?
「楽しかった!」、「がんばった!」、「成長できた!」等々、そんな実感が、溢れていればいいなと思います。
コロナ禍では、様々な制約もあり、「もっと、あんなことしたいのに…」と、我慢せざるを得ない場面も多かったことかと思います。
私たち教師も、皆さんの心身の安全・安心を第一に考えれば考えるほど、「ここまでだったら大丈夫かな?」と、活動設定等に、用心・制限をせざるを得ませんでした。本来であれば、「もっと、楽しんでくれるだろうに・・」と、もどかしくもありました。
そんな中でも、「皆さんと過ごす一日一日を大切にしたい!」との思いで、できることを工夫し、皆さんの学習活動が充実するよう尽力してきたところです。皆さんが見せてくれた、笑顔や真剣な眼差しは、私たち教師の心にしっかりと焼き付いていますよ。「先生、楽しかったよ。ありがとう。」少しだけでも、そんな思いを抱いていてくれたら、幸いです。
皆さんの毎日の生活を温かく支え、見守ってくださったお母さん、お父さん、家族の皆さん、熊本再春医療センターをはじめとする関係機関のドクターや看護師、スタッフの方々の応援は、とても心強かったですね。
皆さんのことを大切に思い、考え、サポートしてくださったおかげで、皆さんの身体や心は大きく成長できました。
「お母さん、ありがとう!」、「お父さん、ありがとう!」、「みなさん、ありがとう!」そんな感謝の思いを、それぞれの得意な方法で、しっかりと伝えてほしいと思います。
皆さんの人生の節目に対して、多くの方々が、自分事のように喜び、幸せを感じてくれることでしょう。
本校校訓「自分らしく 輝く つながる ふみ出す」には、
〇自分の気持ちやペースを大切にしてほしい
〇生き生きと輝いて活動に取り組んでほしい
〇いろいろな人との関わりを深め、人の温もりとつながる喜びを味わってほしい
〇一歩一歩ふみ出して、積極的にチャレンジしてほしい
そんな願いと期待が込められています。これまで培ってきた力を今後の人生に大いに生かしてほしいと思います。
「これまでの道が、新しい道の始まり」
これまで歩んできた道のりに自信をもってください。これからの道のりに大いに楽しみを見出してください。これまで同様、皆さんのことをみんなで応援し続けますので、これからの新たなステージでも、自分らしさをしっかりと発揮してくださいね!
「自分らしく… 輝く つながる ふみ出す」皆さんのこれからますますのご活躍を祈念いたします。フレーフレー卒業生!ファイトー!
黒石原支援学校長 星子 和広
毎日がウェルビーイング
令和7年度の熊本県立黒石原支援学校は、児童生徒82人、職員100人、医療的ケアにあたる看護師12人でスタートしました。明るい笑顔と優しいまなざしが、校内のあちらこちらに漂い、活気づいています。
児童生徒は、感じたことや思っていることを、表情や視線、手足の動き、言葉等で、友達や先生に一生懸命に伝えようとしています。先生たちは、児童生徒が安心して過ごせるよう、そしてまた、心の動きをしっかりと受け止めることができるよう、丁寧に関わりを深めています。児童生徒と先生が、ゆっくりとした時間の流れの中で、しっかりと、じっくりと向き合いながら、学習や心の会話を進めていく姿は実に微笑ましく、傍らで見守っているだけで、心がぽっと温かくなり癒されます。
本校は、校訓として、「自分らしく … 輝く つながる ふみ出す」を掲げています。自分の気持ちやペースを大切にしてほしい。生き生きと輝いて活動に取り組んでほしい。いろいろな人との関わりを深め、人の温もりとつながる喜びを味わってほしい。一歩一歩踏み出して、積極的にチャレンジしてほしい。そんな願いと期待する姿が込められています。
児童生徒一人一人が、可能性をしっかりと伸ばし、拡げることができるよう、自立と豊かな生活につながる授業づくりや、繊細な感受性を丁寧に受け止める関わりを大切に、職員一同、精一杯の努力を注いで参ります。児童生徒にとっても、保護者の方々にとっても、私たち職員にとっても、地域の皆様方にとっても、「毎日がウェルビーイング」の心持ちで、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。「今日に満足し、明日を楽しみにする学び」を通して、「共に生きる 愛と共感の教育」の具現化をしっかりと進めて参ります。
本年度も、以下の4点を目指す学校像とし、職員、保護者の皆様、関係機関等とともに学校づくりを行います。
〇児童生徒の命を守り、心に寄り添い、「愛と共感の教育」を実践する温かみのある学校
〇児童生徒が「来て良かった」、保護者が「通わせて良かった」、地域が「地域にあって良かった」、職員が「勤務して
良かった」と思える学校
〇個別の教育支援計画及び個別の指導計画に基づき、多様な児童生徒の教育的ニーズに適切に対応し、持てる力を伸ばす学校
〇特別支援教育及び病弱教育についての高い専門性を有し、地域のセンター的機能を発揮する学校
職員及び学校に大いに期待を寄せていただきながら、本校教育活動への御支援と御協力を、どうぞ、よろしくお願いいたします。
黒石原支援学校長 星子 和広