給食室より

5月の給食の様子

5月は前半に大型連休がありましたね。給食では、端午の節句の行事食を準備しました。行事食とは、季節ごとの行事やお祝いの日に食べる、ちょっと特別な料理や食材のことです。

メニューは、ごはん、皐月汁、かつおフライ、ゆかり和え、よもぎだんごでした。

皐月汁はいんげん、にんじん、ごぼうと、5月の季節の野菜を入れたおつゆです。

メインは出世魚として知られているカツオのフライでしたが、カツオは「勝つ男」といわれ、よい運気を運んでくれる縁起物です。

よもぎだんごは、よもぎの生命力の強さに「家系が続く、子孫繁栄」の願いを込めて、子供へのお祝いの日となった端午の節句に、餅によもぎを練りこんで食べるようになったそうです。

また、5月14日のメニューは、「食パン&いちごジャム、そら豆のスープ、レバーとポテトのカレーソテー」でした。

児童生徒は成長期を迎えます。

その際、体液(血液)も増え、鉄が必要になるので毎月、レバー献立があります。

栄養教諭が給食時間に各クラスをまわると高校1年生の生徒が

「先生!レバー苦手だけど、今日のレバーとポテトのカレーソテーは食べられました!」と話しかけてくれました♪

最初は残そうと思ったけど、一口食べたらカレー風味もよかったし、レバーの臭みもわからなくて結局全部食べることができたそうです。

レバーが苦手な子からの太鼓判をいただき、うれしかったです♪

また、この日は、小・中学部Ⅲ課程の特別活動の時間に「そら豆のかわむき」の体験活動を行い、児童生徒がむいた「そら豆」を使用したスープでした。

かわむきをしている時、自ら手を伸ばしてそら豆をつかんで取り出したり、皮をむいたりする姿がありました。

そら豆をむく音と、青臭いにおいが好きなようで笑顔いっぱいの活動となりました。

今後も体験活動を通して子供たちに食育を伝えていきます。