日誌

校長室からの便り

今、熊聾では・・・(その99)

 早いもので今日を含めてあと3日で9月が終わります。
 高等部では臨時休校明けから、授業時数確保のために7時間授業を実施してきましたが、それも9月いっぱいまでとなります。10月からは平常日課に戻りますので、生徒たちにとっては特に放課後の時間が有効に使えるようになります。進路対策や部活動等に更に励んでくれることを願っています。
 また、日課が平常に戻ることで、職員にとっても諸会議や研修が組みやすくなったり、縦横斜めのコミュニケーションがとりやすくなったりすると思われます。コロナ禍で学んだ仕事の進め方や働き方を、学校生活での限られた時間の使い方に活かしていきたいものです。

 
     令和2年9月28日        
       熊本聾学校 校長 五瀬 浩 

今、熊聾では・・・(その98)

 今年度の全国高校生手話パフォーマンス甲子園はWeb開催となります。
9月27日(土)午前9時30分に鳥取県からYouTubeでライブ配信が開始されます。
 予選を勝ち抜いた全国15チームの高校生により、手話言語を使った歌唱、ダンス、演劇、コントなどの様々なパフォーマンスを繰り広げられます。
 本校手話落語部の出場は9番目で、昼12時30分頃からの配信になると思われます。全国の高校生の手話パフォーマンスを楽しみ、本校生徒たちを応援しましょう!
 なお、以下のYouTubeチャンネルからライブ配信をお楽しみいただけます。

 https://www.youtube.com/user/skoushien

 

令和2年9月25日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その97)

 今年度6月に開催を予定していた大運動会を中止としましたので、その代替措置として学部毎に体育的行事を組みました。
 幼稚部では10月15日(木)に運動会を、小学部では10月23日(金)にミニ運動会を、中高等部では期日未定ですがスポーツ大会(仮称)を予定しています。皮切りとなる幼稚部では今月15日から練習が始まりました。昭和から平成の初め頃まででしょうか‥運動会は秋に行うのが定番でしたが、残暑や進路対策等々の理由で1学期に行う学校が次第に増えてきました。
 幼稚部の練習風景を見て思ったのですが、3歳児(赤組)の子供たちにとっては学校に未だ慣れない時期の開催とは違い、秋の運動会であれば、集団行動場面等でのルールの理解ややりとりの力が少しずつ身についてきていますので、練習のやりやすさもさることながら本番での発揮力を考えると、秋の実施が向いているのでは?!…。

 
令和2年9月24日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その96)

 2つの台風が過ぎた頃から朝夕に涼しい風を感じるようになりました。
 写真でご紹介できないのが残念ですが、校庭では虫取り網を伸ばせばすぐにでも取れそうなほどに赤とんぼが群れをなしています。
 校庭と言えば、長年熊聾の子供たちに親しまれてきた中庭及び幼稚部南庭の大型遊具と埋め込みタイヤが9月の連休中に撤去されました。経年劣化等により安全性が損なわれてきたことがその大きな理由です。
 危険性が減り、すっきりした庭になったので、よりダイナミックな活動ができるようになりました。一方で、様々な活動の要素が減った面もあります。大型遊具は価格的に簡単に購入できるものではありませんので、今後計画的な整備が必要になってくると思います。以前、ことばの学習にも繋がっていた想い出の遊具が無くなることに寂しさもありますが、新しい庭づくりの構想を抱きながら未来に向かって進んでいきたいと思います。 

 

令和2年9月23日        

熊本聾学校 校長 五瀬 浩 

今、熊聾では・・・(その95)

 第37回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト(朝日新聞社主催)の入賞者が確定しました。作文・動画による審査を経て、全国の応募者の中から上位10人の高校生が特別賞を受賞しました。
 昨年までと実施形態が変わり、作文とDVD映像による審査が行われ、10人の順位付けはなされず全員が特別賞受賞となりました。
 その10人の中の一人に本校高等部の吉村君の作品が選ばれました。
 今村君の作品も一次審査を通過したのですが、今回は残念ながら上位入賞とはなりませんでした。
 2人の作文を添付していますので、どうぞご一読ください。

 叶わなかった夢.pdf     私が成し遂げたい目標.pdf

 ※また、本校ホームページ(高等部)にも掲載してあります。

 
     令和2年9月18日        
       熊本聾学校 校長 五瀬 浩