日誌

校長室からの便り

今、熊聾では・・・(その174)

 熊本県障害児・者親の会連合会会長の坂田様が本校にお出でになり、「第3回障がい児者・家族の作文集」を応募者全員に御恵贈くださいました。

 今年で第3回目となる『ありがとう』をテーマにした作品集ですが、今号は入賞作品だけでなく、応募者全ての作品と特別寄稿「心耳を澄ます」(向野幾代先生:元奈良県立西の京養護学校長、元奈良大学講師)から成り立っており、幅広い年齢層の子供たちや施設の方々等による様々な感謝の思いが綴られています。

 これらの作品をとおして、子供たちからの感謝の思いや温かい心に触れるとともに、私たちの障がい児・者理解を更に深めることが出来ると思っています。

 本校保護者・教職員の多くがこの作品集を購入しています。(職員には私からお願いしたところもありますが…)

 子供たちの作文から元気をもらい、またその力を子供たちに還元できるよう日々努力していきたいと思います。

 
令和3年1月27日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その173)

 先週(1/21)は高等部1年生向けに、今週(1/25)は高等部2年生向けに厚生労働省委託事業「高校生就職ガイダンス」を開催しました。

 本校進路指導担当者や高等部職員による生徒向けの就職ガイダンス等も授業の中で行いますが、学校外から専門分野の方にお出でいただいて話をしてもらうことは、生徒にとっても教師側にとっても大変刺激となり、勉強させていただく機会でもあります。

 今回の研修では、あいさつの仕方やマナー、企業がどのような人材を求めているのか等、就職に向けての心構えを学びました。

 さて、企業経営者が高校生の採用で重視すること第1位~第3位は何でしょう?

 

 

 

令和3年1月26日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その172)

 明日は、幼稚部マラソン大会です。

 マラソンと言っても、もちろん42.195㎞を走る訳ではありません。

 赤組(3歳児)、青組(4歳児)はグラウンド3週(600m)、緑組(5歳児)はグラウンドを5周(1,000m)走ります。
 私は生憎これまでの練習の様子を見ていませんので、いきなり本番を見ることになります。子供たちは「最後まで走り切ること!」「転んでも泣かないこと!」を目標にしっかり頑張ってくれると思います。
 私は最後まで声援を送り続けることを約束します。

 
令和3年1月25日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その171)

 日本における学校給食は明治22年に始まって以来、全国各地に広がっていきましたが、戦争の影響などによって一時中断されました。しかし、戦後の食糧難による児童の栄養状態の悪化を背景に学校給食の再開を求める声が高まり、昭和22年から学校給食は再開されました。

 戦後の状況と現在を比べると、食生活を取り巻く環境は大きく変わりました。飽食の時代とも言われ、肥満傾向や食の偏りなど健康について懸念される点が多くみられるようになった今日、学校給食が果たす役割は大きくなっています。

 ちなみに、今週は「熊本の郷土料理や食材を知ろう!」をテーマにした給食週間で、熊本の豊かな海の幸、山の幸を活かした献立のオンパレードです。

 写真は20日(水)の献立で、宇城地域の郷土料理「びりん飯」です。仏事の際に出される精進料理で、絞り豆腐を炒めるときの音が「びりん、びりん・・・」と聞こえることから、名前が付けられたとか…。

 給食週間のこの時期に、御家庭でも食についてのお話をされてみてはいかがでしょうか。

 
令和3年1月22日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その170)

 本校美術部生徒が部活動の一環で、学校近くの「なかお画廊」に鑑賞に出向いた際、熱心に作品を鑑賞している本校生徒の姿に画廊の方が共感され、本校の子供たちの作品を展示してくださるとのお話をいただきました。

 幼稚部から高等部までの幅広い年齢の本校幼児児童生徒たちの個性あふれる作品約30点を以下のとおり展示していただくことになりました。機会があれば是非足をお運びください。


 場所:「なかお画廊」 熊本市東区佐土原1-13-2

 Tel. 096(368)9562

 Fax. 096(365)9025

 期間: 令和3年1月26日(火)~1月31日(日)

 時間: 正午~午後6時 (水曜日休廊)


令和3年1月21日      

熊本聾学校 校長 五瀬 浩