カテゴリ:授業
銅山川の調査3 H24.5.31(木)
今回は、銅山川を区域に分けて水生生物の有無を調査した。さらに、前回発見した採掘坑の周辺を詳細に調べた。
銅山川の下流から第一砂防ダム、第二砂防ダム、第三砂防ダムが設置してあり、我々はこれを基準に概ね三つの区域に分けることにした。なお、前回発見した採掘坑は第二砂防ダム付近にある。
第二砂防ダムより上流を調査したところ、タニシや川ムカデの幼虫、カワゲラ、ドグラ、沢ガニを発見し、極めて清流であることを示す水生生物を確認することができた。また、カエルやヤゴも確認できた。それに対し、第二砂防ダムから採掘坑を経て約50m下流にコンクリート製の堰が設けてあるが、そこから下流には水生生物を全く確認することはできず、唯一カエルを一匹発見しただけだった。川底には人吉球磨の川では見られない苔がびっしりと繁殖し、泡を放出している。長靴で歩くと、つるつるしていてとても歩きにくい。また、その周辺から下流にかけて川底には赤い石が多く転がっていた。
我々が採掘坑近くの第二砂防ダムを調べているときに、砂防ダムの右岸に新たな採掘坑を発見することができた。さらに、その対岸には排水溝のような坑も発見した。おそらく第二砂防ダム周辺を採掘場としていたのだろう。その周辺には朽ち果ててはいるが、よく観察するとコンクリート製の護岸跡や用水路跡のようなものまで発見することができた。さらに、もう一カ所、採掘坑ではないかというものを発見したが、今後の調査で明らかにしていきたい。
あちらこちらを調査するうちに、鉄分を含んでいると思われる石、軽石のように発泡したもろい石、掘り返したシラスが堆積したような土などを発見した。今後、こうしたものを学校に持ち帰り、比重等を測定し正体を突き止めたいと考えている。
生徒の感想 T.T(相良中出身)
今日は、水生生物を調べましたが、第二砂防ダムより上流は,自分がよく知る川でした。しかし、それよりも下流では、川が苔で覆われていて、とても汚く感じました。これからさらに頑張って調査して、その原因を探していきたいと思いました。
銅山川の下流から第一砂防ダム、第二砂防ダム、第三砂防ダムが設置してあり、我々はこれを基準に概ね三つの区域に分けることにした。なお、前回発見した採掘坑は第二砂防ダム付近にある。
第二砂防ダムより上流を調査したところ、タニシや川ムカデの幼虫、カワゲラ、ドグラ、沢ガニを発見し、極めて清流であることを示す水生生物を確認することができた。また、カエルやヤゴも確認できた。それに対し、第二砂防ダムから採掘坑を経て約50m下流にコンクリート製の堰が設けてあるが、そこから下流には水生生物を全く確認することはできず、唯一カエルを一匹発見しただけだった。川底には人吉球磨の川では見られない苔がびっしりと繁殖し、泡を放出している。長靴で歩くと、つるつるしていてとても歩きにくい。また、その周辺から下流にかけて川底には赤い石が多く転がっていた。
我々が採掘坑近くの第二砂防ダムを調べているときに、砂防ダムの右岸に新たな採掘坑を発見することができた。さらに、その対岸には排水溝のような坑も発見した。おそらく第二砂防ダム周辺を採掘場としていたのだろう。その周辺には朽ち果ててはいるが、よく観察するとコンクリート製の護岸跡や用水路跡のようなものまで発見することができた。さらに、もう一カ所、採掘坑ではないかというものを発見したが、今後の調査で明らかにしていきたい。
あちらこちらを調査するうちに、鉄分を含んでいると思われる石、軽石のように発泡したもろい石、掘り返したシラスが堆積したような土などを発見した。今後、こうしたものを学校に持ち帰り、比重等を測定し正体を突き止めたいと考えている。
生徒の感想 T.T(相良中出身)
今日は、水生生物を調べましたが、第二砂防ダムより上流は,自分がよく知る川でした。しかし、それよりも下流では、川が苔で覆われていて、とても汚く感じました。これからさらに頑張って調査して、その原因を探していきたいと思いました。
銅山川の調査2 H24.5.17(木)
今日は、今後実施する調査に向けて、大まかな周辺地図をつくるための踏査および測量を行った。
まずは、銅山川の下流から精錬所や採掘場所があったと思われる箇所を踏査し、大まかな配置を把握していった。途中、砂防ダムが3カ所有るが、3カ所目の砂防付近で採掘坑跡を発見した。採掘坑は現在はコンクリートで覆われているが、下部にある小さな坑から冷たい空気が吹き出している。コックリートの向こう側には確かに坑道があることが確認できた。さらに上流にさかのぼると、石垣や井戸跡をを発見し、銅山で働く人々がここで生活していたのではないかと推察された。
石垣があるあたりから、今後の調査を行うために必要な簡易地図を作成するための測量を行った。現在、測量結果をもとに簡易地図を作成している。近日中には公開したいと思う。
生徒の感想 T.I(人吉二中出身)
今日は、先週に引き続き、銅山川に行ってきました。銅山川には、特定の箇所には生物(魚や水生生物)が見あたらず、坑道跡より上流には魚や水生生物がいました。なぜ、下流には生物がいないのか詳しく調査してみたいと思います。
まずは、銅山川の下流から精錬所や採掘場所があったと思われる箇所を踏査し、大まかな配置を把握していった。途中、砂防ダムが3カ所有るが、3カ所目の砂防付近で採掘坑跡を発見した。採掘坑は現在はコンクリートで覆われているが、下部にある小さな坑から冷たい空気が吹き出している。コックリートの向こう側には確かに坑道があることが確認できた。さらに上流にさかのぼると、石垣や井戸跡をを発見し、銅山で働く人々がここで生活していたのではないかと推察された。
石垣があるあたりから、今後の調査を行うために必要な簡易地図を作成するための測量を行った。現在、測量結果をもとに簡易地図を作成している。近日中には公開したいと思う。
生徒の感想 T.I(人吉二中出身)
今日は、先週に引き続き、銅山川に行ってきました。銅山川には、特定の箇所には生物(魚や水生生物)が見あたらず、坑道跡より上流には魚や水生生物がいました。なぜ、下流には生物がいないのか詳しく調査してみたいと思います。
銅山川の調査1 H24.5.10(木)
数年前、本校に在学していた生徒の保護者から、「球磨郡あさぎり町深田(旧深田村)にある銅山川には魚がいない、松が大きく育たないので調査してみては」との依頼があった。そこで、本年度より建設工学科の3年生5名が課題研究の時間を利用して銅山川の水質の分析や土木的観点から調査にあたる。調査の模様は、随時ホームページで報告していく予定である。
今回は、「今後どのような調査を行うか」、「どういった道具が必要か」を知るために現地に赴いた。
調査メンバー紹介および感想
R.Y(相良中出身)
今日初めて銅山川に行きました。地元の方に話を聞き、前より興味がわきました。これから、水中に何があるのか調べていきたいです。
T.T(相良中出身)
今回初めて銅山川に行ってみて、自分が知っている川には魚や虫などがいるけど、銅山川は生物がいなくてびっくりしました。これからの課題研究で、なぜ生物がいないのか知るために詳しく調べたいと思いました。
K.F(山江中出身)
銅山川にいってみて、魚がいなくて川の状態がひどかったので、調べるのは大変だと思いました。これから魚が住める環境になるのかなど調べていきたいです。
T.T(山江中出身)
銅山川に行ってみて、まず思ったことが、松の木が小さかったりしたことにビックリしました。川が赤茶色で魚が1匹もいないのにビックリしました。今後は、川をもっと知りたいです。
T.I(人吉二中出身)
今回、銅山川に行って来ました。その川は生物が住んでいなく、なんでその川は生物が住んでいないか知りたくなりました。なのでもっと詳しく銅山川を調べたいと思いました。
今回は、「今後どのような調査を行うか」、「どういった道具が必要か」を知るために現地に赴いた。
調査メンバー紹介および感想
R.Y(相良中出身)
今日初めて銅山川に行きました。地元の方に話を聞き、前より興味がわきました。これから、水中に何があるのか調べていきたいです。
T.T(相良中出身)
今回初めて銅山川に行ってみて、自分が知っている川には魚や虫などがいるけど、銅山川は生物がいなくてびっくりしました。これからの課題研究で、なぜ生物がいないのか知るために詳しく調べたいと思いました。
K.F(山江中出身)
銅山川にいってみて、魚がいなくて川の状態がひどかったので、調べるのは大変だと思いました。これから魚が住める環境になるのかなど調べていきたいです。
T.T(山江中出身)
銅山川に行ってみて、まず思ったことが、松の木が小さかったりしたことにビックリしました。川が赤茶色で魚が1匹もいないのにビックリしました。今後は、川をもっと知りたいです。
T.I(人吉二中出身)
今回、銅山川に行って来ました。その川は生物が住んでいなく、なんでその川は生物が住んでいないか知りたくなりました。なのでもっと詳しく銅山川を調べたいと思いました。
フラワースタンド製作、寄贈
「第8回ひとよし春風マラソン」の実行委員会が2月9日(水)に商工会議所で開催されました。会に先立ち、建設工学科で製作した「フラワースタンド」の贈呈式が行われました。「フラワースタンド」は、3年生が課題研究の授業で製作したもので、縦40cm、横60cm、高さ80cm、プランターを置いたり植木鉢をかけたりすることができる構造になっています。昨年も30台を贈呈し、ゴールゲートに展示していただきました。今年度も新たに30台を製作、ゴールゲートや表彰台の周辺に展示していただくことになっています。今年の「ひとよし春風マラソン」は2月20日(日)に開催されます。フラワースタンドをゴールゲートや表彰台で見かけたら、建設工学科の3年生が製作に取り組んでいる姿を想像していただけたら幸いです。
グラウンド階段整備
野球部の保護者は、グラウンドに降りるため法面を階段状に削ったところを階段として使っていました。ところが「危険であり、雨の日は使えない。何とかならないものか」という声が上がり、建設工学科3年生が課題研究で階段整備に挑戦しました。
ところで、階段を全て鉄筋コンクリートで製作するには手間と費用がかかりすぎます。そこで、階段の両端部20cmは鉄筋コンクリートで、その間に既製のコンクリートブロックを挟むことで手間とコストを抑えることにしました。コンクリートパネルで型枠を製作し、両端にあたる部分に鉄筋、型枠を組みます。ここにコンクリートを打ち込みます。型枠を取り外し、この両端の段差に合わせて土を成型します。この上にコンクリートブロック並べ、階段表面と目地をモルタルで仕上げます。これによって高さ2.2m、幅1.6mの階段の完成です。
野球部の保護者には、大いに活用していただきたいと思います。
ところで、階段を全て鉄筋コンクリートで製作するには手間と費用がかかりすぎます。そこで、階段の両端部20cmは鉄筋コンクリートで、その間に既製のコンクリートブロックを挟むことで手間とコストを抑えることにしました。コンクリートパネルで型枠を製作し、両端にあたる部分に鉄筋、型枠を組みます。ここにコンクリートを打ち込みます。型枠を取り外し、この両端の段差に合わせて土を成型します。この上にコンクリートブロック並べ、階段表面と目地をモルタルで仕上げます。これによって高さ2.2m、幅1.6mの階段の完成です。
野球部の保護者には、大いに活用していただきたいと思います。