日誌

令和6年度第3回鹿本商工中学生ものづくり体験教室を開催!

 令和6年8月8日(木)に『鹿本商工中学生ものづくり体験教室』を行いました。今年は「商工生も学んでいる産業用ロボットを体験しよう!」をコンセプトに、いつも産業用ロボットの技術提供をしていただいている「シナジーシステム株式会社」の御協力のもと、今年は学校を飛び出して、午前はロボット技術教育センター熊本(益城町)で産業用ロボットの実演・体験・セミナーを行い、午後は本社(泗水町)にて産業用ロボットのシステムを製作している現場の見学、また、配線やボルト締めの体験を行いました。

 参加された中学生やその保護者の方々は、ロボットの精密で俊敏な動きを見て、圧倒されていました。ものづくりの現場では、このようなロボットが活躍していることを知ることができたと思います。また、セミナーの中では、ロボットの動きをロボットシステムインテグレータの方々が、設計、部品製作、組立を行い、その動きに対しては、一つ一つプログラミンを施していくことによって、ロボットが動くことも実感することができたと思います。今回のものづくり体験教室は、見学ツアーの形で開催しましたが、中身の濃いものでありました。

 このように電子機械科では、基礎・基本である機械、電気、電子、情報分野の学び以外に、新しい分野にも挑戦しています。今回は、その真髄を見ていただこうと企画させていただきました。来年度は、違う内容で御案内しますので、ご参加の程、お待ちしております。

 この場をお借りして、御協力頂いたいシナジーシステム株式会社の代表取締役の上村様を初め、小本様、楠田様には厚く、御礼申し上げます。ありがとうございました。また、参加していただいた中学生並びに保護者の皆様、ありがとうございました。

 

【体験教室の紹介】

 この体験教室は今年で3回目を迎え、電子機械科所属の生徒が、中学生に対してものづくりを伝授する内容になっています。この取組は、ものづくりを通して「地域貢献」をする目的とともに、高校生自らも「人に教える」という重要な責任のもと、高校生の技術向上だけでなく、自身の成長に繋がるものであると位置づけています。このように電子機械科では、地域の皆さんとともに成長していきます。これからも御支援と御協力をよろしくお願いします。

文責 中村俊一