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【SS国語探究】水銀フリー講座

9月16日(金)

グローバル探究コース1年生が熊本県環境生活部環境政策課が実施している「水銀フリー出前講座」を受講しました。講師は国連環境計画国際技術センターの本多俊一様です。

講話を通して現在直面している地球規模の課題と水俣病との関連について学び、視野を広げました。

以下、生徒の感想です。 

「目先の豊かさより長期的な結果を考えて動く」この言葉が心に残っています。水俣病も、チッソが汚染水を処理するための1億を削らなければ、その後の埋め立て工事や様々な補償にかかる4000億円を失わず、人々も、また美しい自然も損なわれることはありませんでした。原子力発電やプラスチックの問題もそうです。そう考えると、他人事ではないと思いました。

 また、完全な水銀フリーは難しいものの、環境に優しいことを一つでも毎日行えば、少しずつ小さくても変わることを学びました。

 水俣病を学ぶことは、世界の仕組みや環境問題を知ることにつながるので、グローバルに考える大切さを改めて知ることができたと思います。

 私達は今、水俣学習のプレゼンづくりを行っていますが、熊本と国の関係だけでなく、世界に目を向けて、作成していきます。」