ブログ

【SS国語探究Ⅰ】水俣学連続講座②

10月7日(金)1年2組(グローバル探究コース)39名を対象に第2回「水俣学連続講座」が実施されました。

講師は胎児性水俣病患者で、現在語り部をされている永本賢二さまです。

永本さんの話される言葉はとても心に響くもので、生徒からは「症状を軽くするためのリハビリはどのようなことをされていますか?」「水俣病の呼称について、メチル水銀中毒症に変えるべき、という声もあるけれど、永本さん自身はどう思われますか?」など、様々な質問が出ました。

以下、生徒の感想です。

「胎児性水俣病は、お母さんのへその緒をとおし、メチル水銀が赤ちゃんの体内に入り、水俣病になって生まれた‥‥今までの学習の中で知識としては知っていました。講話の中で、幾度も“嫌だった”という言葉が出てきたことがとても印象に残りました。改めてこの水俣病は風化させてはいけないと思いました」