熊本県高等学校教育研究会地学部会
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石打ダムとその資料館
場所 : 三角町石打
石打ダムは堤高38.5m,堤長250m,貯水量113万m3の重力式コンクリートダムで,洪水調節・水道用水・農業用水などの役目をする多目的ダムで,平成4年6月に完成しました。ダム本体はこの地域では最も古い地層である姫浦層群の上に建設されています。ダム工事の際にはこの堰堤のあたりからアンモナイトやイノセラムスの大きな化石が産出しています。資料館には地質図や産出した化石が展示してあり,資料館そのものも熊本アートポリスに出品された建物でユニークな形をしています。また,堰堤の中ほどにある中央展望広場からの眺めや,休息広場・うおつり広場・ピクニック広場などの憩いの場もあり,一度訪ねてみたいところです。