普通科ブログ(~平成30年度)
ICEはじめました(美術編)
ICEというのは食べ物でもなく、おやつでもなくカナダの大学から始まった評価理論のことです。本校GLではICEに基づいた評価の研究を始めています。
ICEは学習を次の三つの観点で評価します。
「I」ideas:知識
「C」connections:つながり
「E」extensions:応用
「E」の「応用」は解釈が難しいと思っていたのですが、山登りでたとえるなら、「ゴールを設定して、どのルートで登ればよいか考える力」だと考えています。
そして、美術ではいつもの授業をICEの切り口で取り組んでみました。具体的には「E」の課題として、「伝える相手のリアクションを予測する」ことを目標としました。テーマは「アイコン」の制作です。
いわゆる標識のデザインなのですがスマホやコンピュータ上の「アイコン」のデザインのルールで制作しました。例えば、基本的な幾何形体を応用する、グリッド線を活かす、斜線の角度は45度をベースにする、などです。制作しながら、これからのデザインは素材ではなくプログラムに左右されるのを実感しました。
次にレポートを作成します。①アイコンの説明②ふさわしい設置場所の設定③リアクションの予測、ここまで考えて校内に実際に掲示します。
2週間後④予想と結果の比較、⑤アイコンの活用方法を考察します。
作品の中にはアイコンのルールからずれているものもあります。ところが、参考にした資料にこうありました。良いデザインをつくる為には良いデザインをつくるためのルールを守ることが大切。しかし、もっと良いデザイン、または新しいデザインを生み出すためにはそのルールを破ることも必要である。デザインって深いですね。
このアイコンは「小さいと思ってバカにすると痛い目にあうよ!」です。
これはプレハブ校舎ならではのお願いですね。アイコンのデザインを通して、困ってても我慢してるんだな・・・とか、自分のできていないところを自分なりに気にしていて、どうにかしたいとおもっているんだなと気づいたことでした。
また写真をアップしたいと思います。気づいたことがあったら教えてくださいね。
ICEは学習を次の三つの観点で評価します。
「I」ideas:知識
「C」connections:つながり
「E」extensions:応用
「E」の「応用」は解釈が難しいと思っていたのですが、山登りでたとえるなら、「ゴールを設定して、どのルートで登ればよいか考える力」だと考えています。
そして、美術ではいつもの授業をICEの切り口で取り組んでみました。具体的には「E」の課題として、「伝える相手のリアクションを予測する」ことを目標としました。テーマは「アイコン」の制作です。
いわゆる標識のデザインなのですがスマホやコンピュータ上の「アイコン」のデザインのルールで制作しました。例えば、基本的な幾何形体を応用する、グリッド線を活かす、斜線の角度は45度をベースにする、などです。制作しながら、これからのデザインは素材ではなくプログラムに左右されるのを実感しました。
次にレポートを作成します。①アイコンの説明②ふさわしい設置場所の設定③リアクションの予測、ここまで考えて校内に実際に掲示します。
2週間後④予想と結果の比較、⑤アイコンの活用方法を考察します。
作品の中にはアイコンのルールからずれているものもあります。ところが、参考にした資料にこうありました。良いデザインをつくる為には良いデザインをつくるためのルールを守ることが大切。しかし、もっと良いデザイン、または新しいデザインを生み出すためにはそのルールを破ることも必要である。デザインって深いですね。
このアイコンは「小さいと思ってバカにすると痛い目にあうよ!」です。
これはプレハブ校舎ならではのお願いですね。アイコンのデザインを通して、困ってても我慢してるんだな・・・とか、自分のできていないところを自分なりに気にしていて、どうにかしたいとおもっているんだなと気づいたことでした。
また写真をアップしたいと思います。気づいたことがあったら教えてくださいね。
未来新聞発表会・普通科編
10月26日、総合的な学習の時間で普通科8クラス一斉に未来新聞発表会を行いました。
写真を見ての通り、未来に起こるであろう記事を想像して書くこの未来新聞。学校現場だけでなく、企業の人材開発や町おこしのミーティングにも活用されています。
第二高校ではSSH事業における科学的探究能力の育成のため、この未来新聞の学習を行っています。
この課題で大切なのは「当事者意識(自分事として考えること)」「見通しを立てて行動すること」です。
美術科でも起きた現象ですが、なぜか発表会の間に未完成だった新聞が仕上がっている???今回の発表はワールドカフェ方式で行い、テーブルを囲む親密さから、多少の不具合はカバーされるという思わぬ利点がありました。テーマ研究発表会ではきっちり決めてほしいものですが、まず全員が楽しそうに発表していることに感動しました。
最後は評価カードを交換します。
これは演技です。
次回からはテーマ研究が始まります。原則同じテーマを研究します。
いよいよSSHっぽくなってきました。楽しんで科学しましょう。
写真を見ての通り、未来に起こるであろう記事を想像して書くこの未来新聞。学校現場だけでなく、企業の人材開発や町おこしのミーティングにも活用されています。
第二高校ではSSH事業における科学的探究能力の育成のため、この未来新聞の学習を行っています。
この課題で大切なのは「当事者意識(自分事として考えること)」「見通しを立てて行動すること」です。
美術科でも起きた現象ですが、なぜか発表会の間に未完成だった新聞が仕上がっている???今回の発表はワールドカフェ方式で行い、テーブルを囲む親密さから、多少の不具合はカバーされるという思わぬ利点がありました。テーマ研究発表会ではきっちり決めてほしいものですが、まず全員が楽しそうに発表していることに感動しました。
最後は評価カードを交換します。
これは演技です。
次回からはテーマ研究が始まります。原則同じテーマを研究します。
いよいよSSHっぽくなってきました。楽しんで科学しましょう。
1年学年集会
きょうは始業式。1年生学年集会が行われました。
学年主任深田先生、教務部、生徒指導部、進路指導部の先生方からから第二高校の「当たり前の基準」についてお話がありました。
いつもより短い夏休みでしたが、充実した夏になりましたか?
勉強、部活、趣味、家の手伝い、ボランティア等々、夏の頑張りが、実りの秋につながるはずです。
2学期も体調に気を付けて、頑張りましょう。
1年生の学年の目標は「挑戦」です。
学年主任深田先生、教務部、生徒指導部、進路指導部の先生方からから第二高校の「当たり前の基準」についてお話がありました。
いつもより短い夏休みでしたが、充実した夏になりましたか?
勉強、部活、趣味、家の手伝い、ボランティア等々、夏の頑張りが、実りの秋につながるはずです。
2学期も体調に気を付けて、頑張りましょう。
1年生の学年の目標は「挑戦」です。
GL×書道部コラボ
皆さんは谷川俊太郎さんの「生きる」という詩を御存知ですか?2007年より谷川さんのファンを中心にウェブ上でそれぞれの「生きる」につながる詩を書きこみ、それらをつなげて一つの大きな詩をつくろうとする、という呼びかけがありました。その動きはテレビでも紹介され、書籍化もされました。
そこからヒントを得て6月8日総合的な学習の時間(GL)で、「食べること」「走ること」「笑うこと」「眠ること」などのキーワードに今の気分を書き加え、みんなで共有する活動を行いました。
熊本地震から授業が再開して一月近い時期でした。コップ一杯の水や横になって寝ること、当たり前と思っていたことがどんなに大切だったか、あまり深刻にならずに振り返り、語り合う機会が欲しいと思い、この授業を行いました。
思い思いの言葉を紡ぎ、グループワークを経て、クラスで共有したい言葉を選びました。そして、その言葉を書道部が作品にしてくれました。一部ですが、ぜひ、ご覧ください。
そこからヒントを得て6月8日総合的な学習の時間(GL)で、「食べること」「走ること」「笑うこと」「眠ること」などのキーワードに今の気分を書き加え、みんなで共有する活動を行いました。
熊本地震から授業が再開して一月近い時期でした。コップ一杯の水や横になって寝ること、当たり前と思っていたことがどんなに大切だったか、あまり深刻にならずに振り返り、語り合う機会が欲しいと思い、この授業を行いました。
思い思いの言葉を紡ぎ、グループワークを経て、クラスで共有したい言葉を選びました。そして、その言葉を書道部が作品にしてくれました。一部ですが、ぜひ、ご覧ください。
1学年GL講演会「届けよう、服のチカラ」
7月6日水曜日、1学年GL(総合的な学習の時間)では講演会を行いました。高校生にとっても身近な企業である「ユニクロ」から徐暎喜さんを講師としてお迎えしました。演題は「届けよう、服のチカラ」、ユニクロが行っている海外の難民に服を支援する社会貢献活動についてお話ししていただきました。
なぜ、今の第二高校で「難民支援」のテーマなのでしょうか?
先日の熊本地震で第二高校生たちは支援を受ける側になりました。また、同時に自分もボランティアとして支援する側になるという複合的な立場になった生徒もいたと思います。そんな第二高校生だからこそ、社会貢献や国際支援について、深く学び、自分たちに還元できると思ったのです。
今回の講演で学んだ「知ること」、「自分に何ができるか考えること」、そして「実行すること」。この姿勢は全ての学びに通じるものです。ぜひ、2学期のテーマ研究や日々の学習につなげてもらいたいと思います。
徐さん、遠いところから、第二高校まで貴重なお話ありがとうございました。また、徐さんには働く女性のモデルとして、生徒たちに強い印象を与えていただいたと思います。
今後は家庭クラブを中心に活動を実践することとなります。詳細が決まりましたら、お知らせします。そのときはぜひ協力よろしくお願いします。
以下、生徒たちの感想の抜粋です。
******
今回の授業で、難民の方々の生活の苦しい状況と
それに対するユニクロさんの想いのこもった活動について
知ることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
(中略)
今まで私は、身近な人のためにしか行動できておらず、
世界のことなんて見えていなかったけれど、
授業の中で厳しい世界の一面を知りました。
そんな方々のために、
私たちができることは何かを考えて
生活していきたいと思います。