Disaster Recovery Efforts in Daini

管理棟と図書館の工事の状況

 3月時点での管理棟・図書館の工事の状況を前回お知らせしましたが、4月に入り、更に工事が進んできました。管理棟は1階部分の壁の型枠が作られており、少しずつ、管理棟の姿が見えてきました。図書館は基礎部分の工事が始まりました。管理棟や図書館棟ができあがっていく様子をこれからも発信していきます。

テニスコートの桜

 体育館の復旧工事のための資材搬入口がテニスコートの東側に作られましたので、植えられていた桜が1本切られてしまいましたが、新たに桜が植えられました。これまでの桜と比べると樹齢を重ねていない若い桜ですが、この季節になって他の桜と同様、美しい花を咲かせています。これも、本校の復旧の象徴です。これからこの桜が成長し、年を追うごとに見事な花を咲かせてくれると思います。


現時点での復旧状況

 管理棟の建築が着々と進んでいます。現在は、基礎の部分の工事が行われています。教室棟と管理棟を結ぶ渡り廊下の基礎工事が3月10日に始まります。
 また、特別教室棟東側の外階段が2月19日から使用可能になっています。特別教室棟へのアクセスが格段に良くなり、2階にある売店に行く生徒が増えたようです。
 テニスコートは工事の現場事務所が撤去され、東側にあった資材搬入口も元のフェンスに戻されました。


          <管理棟>            <特別教室棟東側階段>


    <テニスコート東側>

体育館アリーナが使用可能に

 体育館の改修工事が終わり、2月15日に県の検査を受けて、体育館2階アリーナが使用可能になりました。2月16日には全校集会を体育館で行い、校長先生の挨拶の後、全員で校歌を歌いました。平成28年4月の熊本地震以来、約1年10ヵ月使用できませんでしたが、体育館アリーナが使えるようになって、今後、式典や部活動など、多くの場面で活用できます。3月1日の第54回卒業式は、この体育館で行います。


テニスコート復旧工事中

 体育館の改修工事に伴い、テニスコートに工事の現場事務所や資材置き場がありましたが、工事が終わり、テニスコートを元に戻す工事が行われています。3月からテニスコートは使用できる予定です。

教室棟の1年生教室にプロジェクタ移設工事中

 教室棟の改修工事が終わり、1年1組から8組の8クラスがプレハブの仮設教室棟から移ります。それに伴い、これまで仮設教室棟に設置してあったプロジェクタを1年生の修学旅行期間中に教室棟に移設する工事が行われています。
 理数科と美術科の1年生も3月までには、東教室棟から教室棟へ移動する予定です。

特別教室棟売店横の外階段復旧工事中

 熊本地震で売店横の外階段が大きな被害を受け、撤去されていましたが、付け替え工事が始まりました。これまでは鉄筋コンクリート製の階段でしたが、新しい階段は鉄製です。この階段は2月中旬から使用可能になる予定です。この階段が使用できるようになると、生徒が特別教室棟に移動する際に、距離と時間が短縮され、かなり便利になります。



管理棟と図書館棟の建築準備

 管理棟と図書館棟の建築に向けて、準備が進んでいます。12月22日からの杭打ちに向けて機材が搬入され、組み立てが進んでいます。いよいよ、管理棟と図書館棟の建築が本格化してきます。

体育館改修の状況

 11月3日に熊本聾学校と本校の間の道路に大型クレーンを設置して、体育館の屋根の工事が行われました。大規模な改修ですが、順調に進んで、早く部活動や学校行事を行うことができる日を心待ちにしています。

<写真1>大型クレーンを使った屋根の工事の様子


<写真2>体育館東側(熊本聾学校側)から

管理棟・図書館の建て替えに向けて

 旧管理棟と旧図書館の建物部分の解体が終わり、盛り土の撤去も終わりつつあります。<写真1>に写っているのは解体された管理棟と図書館の基礎の部分です。この部分も今後撤去されます。
 新しい管理棟と図書館は1階の床面が普通教室棟と同じ高さになります。管理棟、図書館ともに来年末までには完成する予定です。

<写真1>旧管理棟西側から旧図書館方向に向けて写した写真


<写真2>正門から管理棟へ登るスロープがあった場所