Disaster Recovery Efforts in Daini
熊本地震復旧工事完成記念式典を開催しました!
10月1日(火)本校体育館で、熊本県知事蒲島郁夫様をはじめ、たくさんのご来賓の方々のご臨席の中、熊本地震復旧工事完成を祝う記念式典が開催されました。
熊本地震で犠牲になられた方への黙祷に始まり、放送部が制作した映像「復旧・復興への道のり」上映のあと、山本校長が式辞を述べました。
放送部が制作した映像「復旧・復興への道のり」の3画面での上映
学校長式辞
蒲島県知事のごあいさつのあと、熊本県議会議長井手順雄様をはじめ3名のご来賓のご祝辞を賜りました。
熊本県知事あいさつ 熊本県知事 蒲島 郁夫 様
来賓祝辞 熊本県議会議長 井手 順雄 様
来賓祝辞 熊本県立第二高等学校同窓会 りんどう会会長 木下 敬介 様
来賓祝辞 熊本県立第二高等学校 PTA会長 吉村 建文 様
生徒会長坂本幸翼さんの「誓いの言葉」のあと、全校生徒・職員が本校の三綱領・校歌を斉唱し、記念式典は閉式しました。
誓いの言葉 熊本県立第二高等学校 生徒会長 坂本 幸翼 さん
「地震の教訓、被災された県民の方の気持ちを忘れず、勉学や部活動に邁進したい。」と生徒会長が述べた「誓いの言葉」のとおり、今後とも精進していきます。
式典後には、熊本県危機管理防災特別顧問の有浦 隆様による講演「未来につなげ 熊本地震の教訓」がありました。「防災の本質は『予防』にある。」という信念を強く説かれ、大変勉強になりました。
記念講演 講師 熊本県危機管理防災特別顧問 有浦 隆 様
「防災の本質は 予防 にある。」という言葉が印象的でした。
生徒謝辞 熊本県立第二高等学校 生徒会副会長 鈴木 結友
プレハブ校舎撤去
1月7日から、仮設校舎としてハンドボールコートに建設されていたプレハブの撤去工事が始まっています。熊本地震後、主に1年生の教室として使用し、その後、図書閲覧室や進路資料室として活用しました。3月末までには仮設管理棟として使用したプレハブも撤去され、ハンドボールコートへの復元工事が始まります。
新図書館への道
生徒の皆さんからも「木のいい匂いがする」「明るい」「広い」という感想が寄せられ、昼休みに前庭のベンチでお弁当を食べたり、3年生が自習に来たりと、連日大賑わいです。
<入口からの風景> <閲覧机>
<外観> <入口のブラックボード>
渡り廊下が復旧しました
<特別教室棟から教室棟を望む> <教室棟と特別教室棟を結ぶ渡り廊下>
管理棟と図書館棟の内部の状況
<管理棟を西側から望む>
<管理棟玄関から図書館側を望む>
<図書館入口> <図書館内部>
渡り廊下工事の状況
<教室棟南側> 教室棟4階東側から正門方向を望む
<教室棟南側仮設通路> <教室棟北側の様子>
管理棟と図書館の工事の状況(7月)
<管理棟> <図書館>
<管理棟内部> <図書館建築の様子>
<図書館内部>
図書館・管理棟の現在の様子と完成予想図
現在の写真と図書館及び管理棟の完成予想図を掲載します。
<図書館完成予想図> <管理棟完成予想図>
防災 備蓄セット
熊本地震から2年が経過し、学校の復旧も少しずつ進んでいるところですが、この地震で改めて地震について考えさせられました。
先週、全生徒に防災セット(災害備蓄セット)を配付しています。
・保存水500ml×3本
・アルファ米1食分
・カンパン1缶
・レスキューシート
以上のものを、非常時持出袋に入れて、教室保管することになりました。
賞味期限は5年間あります。
緊急に避難の必要があるときには持ち出せないこともあるかもしれませんが、避難生活を余儀なくされた場合に支援物資が届けられるまでの間の「避難生活便利グッズ」です。各避難所へ物資が届くまでの数時間、他の地域から物資が届くまでの数日間のつなぎの生活物資です。
在校中に災害が発生し留まる場合や、帰宅できてもライフラインが止まっている場合の備えとなります。 5年間賞味期限があるので、卒業後も使用できます。
「もう、熊本に地震はないだろう・・」という考えではなく、いつでもどこでも災害は発生する可能性があります。
熊本地震を経験したからこそ、防災に目を向けてほしいものです。
防火防災避難訓練
管理棟と図書館の工事の状況
テニスコートの桜
現時点での復旧状況
また、特別教室棟東側の外階段が2月19日から使用可能になっています。特別教室棟へのアクセスが格段に良くなり、2階にある売店に行く生徒が増えたようです。
テニスコートは工事の現場事務所が撤去され、東側にあった資材搬入口も元のフェンスに戻されました。
<管理棟> <特別教室棟東側階段>
<テニスコート東側>
体育館アリーナが使用可能に
テニスコート復旧工事中
教室棟の1年生教室にプロジェクタ移設工事中
理数科と美術科の1年生も3月までには、東教室棟から教室棟へ移動する予定です。
特別教室棟売店横の外階段復旧工事中
管理棟と図書館棟の建築準備
体育館改修の状況
<写真1>大型クレーンを使った屋根の工事の様子
<写真2>体育館東側(熊本聾学校側)から
管理棟・図書館の建て替えに向けて
新しい管理棟と図書館は1階の床面が普通教室棟と同じ高さになります。管理棟、図書館ともに来年末までには完成する予定です。
<写真1>旧管理棟西側から旧図書館方向に向けて写した写真
<写真2>正門から管理棟へ登るスロープがあった場所
図書閲覧室の状況
体育館改修中
管理棟・図書館の解体完了
図書館の解体
場所を校内図上で示します。
旧管理棟の解体
旧管理棟〜教室棟の渡り廊下の撤去完了
体育館改修工事
図書の移動
<旧図書館 閲覧室の状況>
りんどう号寄贈
石棺の移動
特別教室棟の足場
6月26日現在、特別教室棟に足場が組まれています。特別教室棟の外壁のひび割れの補修や塗装などが行われるためです。
場所を校内図上で示します。
渡り廊下の撤去
6月24日に管理棟と教室棟を結んでいた渡り廊下の撤去が本格的に始まりました。本校の渡り廊下は8本ありますが、全て撤去することが決まっています。最初に、一番西側の渡り廊下が撤去されました。
かなり大きな音が発生するため、週末の、生徒が模擬試験やプラスワン講座などで登校しない日に、集中して工事が行われます。
場所を校内図上で示します。
特別教室棟売店横の階段撤去
撤去された後の場所には改修工事で使う資材が置かれることになりました。まもなく、特別教室棟の改修工事が西側の食物教室と生物A教室から始まります。
場所を校内図上で示します。
渡り廊下撤去
今後、管理棟と教室棟を結んでいた渡り廊下4本も撤去されます。
太陽光発電街灯について
掲示板
電源設備等移設完了渡り廊下撤去作業開始
また、教室棟と特別教室棟を結ぶ渡り廊下の撤去作業の準備が始まりました。渡り廊下に足場が組まれ、教室棟北側と特別教室棟の間は金属製の板で囲まれて立入禁止です。
学校施設の本格的な復旧作業が少しずつ進んでいます。学校の施設が復旧して、新たな姿が見られることを楽しみにしていきたいと思います。
電源設備と給水施設 西門から教室棟を見た様子
桜とカナメモチ
体育館横のカナメモチも新芽が綺麗です。
管理棟設備の移設工事中
管理棟の建て替えに伴い、電気設備、水道設備、放送設備、火災警報設備などの設備を移設する工事を行っています。放送設備がプレハブの管理棟に移設されますので、放送環境が大きく改善されます。新年度からの環境が整備されてきました。
グラウンドの整備
写真①はトラックの縁石復旧工事の様子です。
写真②はホッケーコートの改修の様子です。
写真①
写真②
全国防災ジュニアリーダー育成合宿に参加
平成29年1月12日(木)~15日(日)に国立淡路青少年交流の家、兵庫県立舞子高等学校、人と防災未来センターにおきまして、全国防災ジュニアリーダー育成合宿が行われ、本校から2年理数科の柳川君、伊藤君と澤教諭が参加しました。
「これからの防災・減災の担い手である中高生を中心に、阪神・淡路大地震の教訓を学び、今後の災害に備え、その取組や内容を日本全体に広げていく。」という目的の下、兵庫県から19校、全国から9校の全部で58人が集まりました。舞子高校震災メモリアル行事や分科会に参加し、青少年交流の家で講義を受け、ワークショップを行いました。また、人と防災未来センターの見学、センター長の講義、三宮東遊園地訪問など、充実した内容でした。
合宿の中で、熊本地震について参加者全員の前で発表する機会を与えていただきました。学校の被害や震災時の苦労、全国からいただいた支援、災害が起こったときのために備えておくべきものなどを自らの経験を踏まえて発表しました。発表後は、多くの報道陣に囲まれ、取材を受けました。
以下に参加した生徒の感想を掲載します。
多くの人と意見を交わすことで全国の高校が行っている最先端の防災の取組を知るとともに、様々な活動を通して、防災の重要性を再確認することができた。今回の合宿で学んだことをより多くの人に伝えるとともに、災害が発生した時には率先してボランティア活動などを行っていきたい。(柳川)
全国から集まった高校生の防災活動について詳しく話を聞くことができた。講義の中で「被災」と対照的に使われた「今はまだ災害にあっていないだけ」という意味の「未災」という言葉が心に残っている。被災地、未災地関係なく積極的に防災に取り組んでいたことを今度は二高生に伝えたい。(伊藤)
この経験は、今後、防災のリーダーとして活躍するために必要な知識を得られる貴重な機会でした。また、全国の高校生に向けて、第二高校生が経験したことを今後の防災対策に生かせるよう情報提供ができたと思います。今後も、SSH指定校として様々な事実に対して科学的に分析、検証し、このような活動に積極的に参加して見識を深めていきたいと思います。
最後になりましたが、今回、このような機会を与えたいただいた関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
仮設校舎管理棟に表札を掲げました
図書閲覧室利用開始
仮設校舎第2棟完成、管理棟引越完了
▲管理棟玄関
▲職員室前廊下
Spa Resort Hawaiiansから横断幕
門柱復活
仮設校舎(プレハブ)第1棟完成
現在、仮設校舎の第2棟の建設が始まっています。第2棟には、職員室や進路指導室、図書閲覧室、事務室などが入る予定です。
芦屋高校ボランティア部18人来校
出入口が増えました
仮設校舎(プレハブ)建設中
激励の横断幕〜福工大付属城東高校〜
第二に大型テントが到着!
18日、日本ユニセフ協会から学校用大型テント10張りが本県教育委員会に寄贈されました。その内5張りを本校で使わせていただく予定です。このテントは40~50人が入ることができる大きさ(約70平方メートル)で、側面には開閉できる窓があり、天候の変化に柔軟に対応できるつくりになっています。世界各地の難民キャンプや自然災害の被災地にて仮設教室として使用されていますが、国内では初めてとのことでした。
この度のご支援に対しまして、各関係の方々に厚く御礼申し上げます。
▲外観
▲内観
▲日本ユニセフ協会、熊本県教育長をお迎えしての贈呈式
▲頑張るぞ、オー!