カテゴリ:報告事項

家ク 経験からの発信⑤

前回水でしたので、今日はウエットティッシュ。
断水の時、
ウエットティッシュ類は大活躍しました。

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お風呂に入ることが本当に少なかったので
タオルを濡らしたりして体を拭いたりしました。
ウエットティッシュなどがあれば、
もっと便利だったと思います。
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”汗拭きシート”や”赤ちゃんのお尻拭き”なども
とっても助かりました。
それらを持っていない場合、
ティッシュに水をキャップ一杯くらい染み込ませ
顔を拭くだけでも、ずいぶんすっきりしましたよ!

経験からの発信④

今日はお水のことについて

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私の家では、余震があった後、すぐにお風呂に水をはって
それを生活用水につかいました。(多数)

地震がおきてから、机の下に水を置くようにしています。

事前にペットボトルの水を準備していたものの
すぐになくなってしまった。
多めに準備しておくほうがいいと思った。

家に水汲み用の大きいボトルがあったので、水には困らず助かりました。

普段から近くの湧水地を確認しておくことが大切だ。
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水について相当多くのコメントが寄せられました。
2リットルボトルの水を買い置きが
このような時にはとても助かります。
容器も結構大切です。
このくらい必要だろう、という量より少し多めの買い置きを!

経験からの発信③

今日は「ヘルメットや工具」について

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地震後、自宅に入るのが少し危険だったけど、
玄関にヘルメットや色んな工具を置いていたので
すぐ手に取ることができて、
処理がとてもスムーズでした。
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物を置いておく場所はとても大切ですね。
これを機会に、今一度確認してみてはいかがでしょうか?

経験からの発信②

夏休みに入る前「家庭基礎」の授業で「バスタオルを使った防災ずきん」を制作しました。

バスタオルとタオルを使って手縫いで作る形式のもので、
タオルとタオルの間に様々なものを挟み込むことができます。
必要になったときに、すぐ解くことができ、使えるようにするため
大きな針目で縫います。
生徒それぞれが、地震の時に持っていたら便利だったというものを思い出し
挟み込むものを持参して作成しました。
靴下・軍手・ビニール袋・絆創膏・Tシャツ・非常用ブランケット(とっても小さいタイプがあるんです)などなど。

8月31日に久し振り大きな揺れがありました。
ある生徒からの報告です。
「ちょうど非常用荷物の荷造りをしているときに
急に揺れたから、
あの防災ずきんを”さっと”かぶりましたよ!」
その後、非常用荷物に入れたそうです。

何もない時には少し邪魔なものかもしれませんが
準備しておくことは大切ですね!

経験からの発信①

昨日は、6月以来となる大きな地震がありました。
少しずつ怖さが薄らいできつつある私たちですが、
この経験から学んだことが沢山あります。
しかし、その学びも怖さが薄らぐとともに
忘れて行こうとしています。

そこで、
地震の時に「あって助かった」「こうしておいたらもっと良かった」
ということを、
1年生全員で意見を出して、
このブログから少しずつ発信していくことにしました!

共感していただけること、初耳なこと、
様々だと思います。
災害に備えることは、誰もが必要なことです。
そのヒントやチャンスになりますように!

今日の紹介イラストは、美術科のUさんからの提案です。
少し画像が薄いですが、どうぞご覧ください。

当事者意識とフォロワーシップ

去る8月10日に熊本県高等学校家庭クラブ連盟の
代議員会並びに第53回指導者養成講座に
本校家庭クラブ会長と副会長の2名が参加しました。
県内の各学校単位家庭クラブ活動の紹介を見たり、
全国の研究発表大会の報告を聞いたりして、大変刺激を受けました。
参加者同士の交流や講話やアロマテラピー体験もできました。
感想の一部を掲載します。

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 「生命と向きあう」という講話では、
リーダーシップとフォロワーシップという言葉が印象に残りました。
 リーダーシップは、模範となる行動力・正しい権限委譲度量などが大切なのだそうです。自分に足りないものは何か、考えながら聞きました。
 フォロワーシップでは、能動的・責任感などが必要だそうですが、
私は今までこれをできる人をほとんど見たことがないと思ったので、
この2つの言葉は意外でした。
 中学2年生の時、修学旅行で行った神戸の地震資料館で、靴下が大事だと教わり、
私は覚えていたので足をけがすることはありませんでしたが、私の家族は準備をしていませんでした。7月の芦屋高校との交流に家庭クラブ員で作ったお礼を渡すために交流に参加しましたが、そこでも「実際にあってみないとわからなかった」と話しました。どんな場面でも、当事者意識を持って、これから取り組んでいきたいです。

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 「生命と向きあう」というテーマでの生徒交流で、理想のチームについて話し合いをしました。リーダーとメンバーの関係を深く考えることができ、「メンバー」は、「受動的ではなく、能動的に、納得し、理解し、当事者意識と責任感を持つ」というフォロワーシップが大事なのだと学びました。今まで私は、リーダーがチームを引っ張るのが当たり前で、メンバーはそれにただついていくのだと思っていました。しかし、相談や協力しあったりして、一人一人が自分の役割を認識していくのが理想のチームに近づくためには重要なことなのだとわかりました。