鉛筆 秋風や 挑む背中に 光あれ

 昨日9月23日は、二十四節気の「秋分(しゅうぶん)」でした。

 昼間はまだ夏の残り香を感じる日差しが差すものの、朝晩はすっかり過ごしやすくなり、澄んだ空気が心地よく頬を撫でる季節となりました。

 「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉通り、季節の歩みは着実に進んでいます。

 シルバーウィークが明け、学校は一気に緊張感のある空気へと包まれ始めました。

 

■ 挑む秋。それぞれの場所で戦う生徒たち

 今、3年生はまさに進路活動の真っただ中です。

 就職を希望する生徒たちは、連日のように就職選考(面接や試験)へと挑んでおり、日ごとに誰かが公欠で試験に向かっています。

 空席の残る教室に漂うのは寂しさではなく、「仲間が今、自分の未来のために戦っている」という静かな熱気と互いを思いやる空気です。

 また、10月に入ると進学を希望する生徒たちの試験も本格化します。

 面接や小論文の対策に打ち込む生徒たちの表情には、真剣そのものの熱が宿っています。

 就職、進学、それぞれの道は違えど、互いの努力を認め合いながら進む姿はとても頼もしく感じられます。

 さらに、来週からは全学年で定期考査も控えています。

 放課後の校内では、テストに向けて残って勉強に励む生徒や、農場での実習の成果を振り返る生徒の姿が見られます。

 

■ 夜長の深まりとともに、未来を灯す

 秋分を境に、昼よりも夜の時間が少しずつ長くなっていきます。

 秋の夜長、深く静まる時間の中で重ねる努力は、必ず明日の自分を支える光になります。

 自分の進路と向き合い試験に向かう足取りも、机に向かってペンを走らせる手も、すべては自分の夢や目標を実現するための大切な一歩です。

 季節の変わり目、寒暖差に気をつけながら、この試練の秋を乗り越えていってほしいと願っています。

 それぞれの未来に向かって突き進む芦北高校の生徒たちを、農業科一同、これからも温かく見守り、全力で応援していきます。

 

「秋分」

 夜の長さを増す空のもと、就職や進学、考査という試練に挑み、自らの手で未来を切り拓く生徒たちのひたむきな姿に想いを重ねて。芦北高校より。