日誌

鉛筆 生徒はペン 私はプロポ かじりつく

 本日は定期考査の2日目。

 静まり返った3年農業科の教室。

 そこには朝から一点を見つめ、机にかじりつくようにして猛勉強に励む生徒たちの姿がありました。

 一問一答に魂を込め、資料をめくる手にも熱が入ります。

 すべては自分自身の理想の進路実現のため。

 ここが踏ん張りどころです。

 頑張れ、農業科三年!

 

【生徒が真っ直ぐ育つための環境づくり】

 生徒たちが教室で未来を切り拓くためのテストに挑んでいる間、授業や実習がないこの時間を活かして、ある「奮闘」を続けていました。

 それは、広大な実習園地の環境整備(草刈り)です。

 今回は、長年タフに外を支えてくれている相棒の背負い式刈払機に加え、果樹の木々の間をスイスイと進む最新鋭のラジコン草刈機をフル稼働!

 プロポを巧みに操りながら、傾斜にも力強くかじりつくようにして、生い茂る夏の草をスッキリときれいに刈り整えていきます。

 ブーンと響くエンジン音のなか、ふと頭をよぎったのは、すでに退職されたかつての校長先生が遺してくださった、ある大切な言葉でした。

 

 「環境は人を育む」

 

 美しく整えられた園地、清潔な学び舎。

 そうした清々しい環境があってこそ、生徒たちの心が真っ直ぐに育ち、豊かな感性や技術が磨かれていく――そう固く信じ、この手で環境を整え続けます。

 

【見えないエールを、刈り跡に込めて】

 流す汗の先には、テストを終えて再びこの果樹園に戻ってくる生徒たちの笑顔があります。

 教室で必死にペンを動かす君たちの熱気に負けないよう、私も外でプロポを握りしめ、全力で汗を流しています。

 場所は違っても、目指すところは同じ。

 私も頑張るから、君たちも最後まで諦めずに踏ん張ろう!

 考査はまだまだ続きますが、一歩ずつ、共に乗り越えていきましょう!