「おためし地域留学」2日目(2024/10/27)
おためし地域留学2日目です。曇り予報が快晴で暑いくらいです!中学生の皆さんは、御立岬キャンプ場の浜辺で朝食を食べたそうですが、どんなメニューだったんでしょうか?高校生と私たちは、フットパスからの参加だったので何を食べたのか気になるところですが、聞くのを忘れてました…
ということで、大野小学校前に集合して大町さん、杉村さんのガイドで大野地区フットパスが始まります。「フットパス」とは、イギリスを発祥とする『森林や田園地帯、古い街並みなど地域に昔からあるありのままの風景を楽しみながら歩くこと【Foot】ができる小径(こみち)【Path】』のことらしいです。車では訪れたことのある大野ですが、歩くのは初めてです。
こんな感じで、車も通れないような本当に小径を自然を感じながら歩きます。こういう道を歩くって何年ぶりだろうって思いながら足を進めていきました。
ピンぼけですが、桜が咲いていたり、
こんな花が咲いていたり、
『キヌガサダケ』!!! 図鑑などでは見たことありますが、生えているのを実際に見たのは初めてで、みんな「おぉ~!」ってなりました。香りは、ちょっと表現しにくいですが、土の香りがしました。食べられるそうですが、どんな食べ方があるんでしょうね?
コースも2/3くらい歩いたところで休憩です。画像左下に移っている方が、周辺の草刈りをして準備をしてお待ちでした。
「ちみばあちゃん」と言われるこの方ですが、「ちみちゃんだんご」と大町さんが言ってましたが、いもあんの饅頭を作って持ってきていただきました。
皮だけでなく中まで紫のさつまいもを育てられているそうで、自然な甘みを生かした「イモ餡」は、絶品そのものでした!このザルもちみばあちゃん手作りだそうですが、職人技ともいえるほど丁寧にきれいに作ってありました。
お腹も満たされ、再びフットパスです。田んぼ道を歩いていきますが、この頃には打ち解けまくりな感じになってきました(笑)。
昨日とは、だいぶ表情も違いますよね!それにしても山の緑と空の青が美しいこと!
これはオマケですが、大野小学校の前に車屋さんがあり、そこに芦北高校と名前の入った車が1台ありました。聞くと林業科で以前使用していたらしいです。演習林実習も泊りがけで行っていた頃に活躍していたのでしょうか?
昼食のセッティングもみんなで協力して行います。どんなお昼ご飯なんでしょう?
そう!大野と言えば「そば」ですね!(そうではないかもしれませんが…)私も何度かお邪魔したことのある「りんどう」さんが出張サービスでおそばを出してくれました。おしゃれに言うとケータリングですね。
「りんどう」さんの紹介記事 https://sarukuma.info/gourmet/post-64683/
準備も整い、みんなでいただきます。そばののど越し最高です!おにぎりもそば茶もそば湯も非常に美味でした。さっきお饅頭をいただいたばかりで、食べられるかちょっと不安でしたが、別腹でしたね!
食後は、大町さんの作られたというキャンプ場(夏場は田んぼ)で大暴れしてました。やっぱり中学生や高校生は基本的に元気いっぱいですね。
大野キャンプ場ホームページ https://oono-camp.com//
大町さんの愛犬「クロ」です!(なんでクロ?)
さきほどお昼ご飯を食べたところで記念撮影!クロもポーズを決めてますね。それでは大野を後にして佐敷に戻ります。時間が押してるので急ぎ足…
最後は、交流館「桝屋(ますや)」で最後の振り返りです。高校生は、大野で終わりの予定でしたが、最後まで参加したいということだったので、参加することになりました。中学生からはこの2日間の思い出が語られ、芦北の魅力の一端を知ってもらうことができたようです。今回の経験が高校を選ぶ一助になるといいなと思いました。
最後にみんなで記念撮影をして、帰路につきました。心配していた天候もとてもいい秋晴れとなりました。中学生はもちろんですが、高校生や私たち大人にとっても「とてもいい学び」ができた2日間でした。
「地域みらい留学」は、今年度から参画した事業ですが、来年に向けてブラッシュアップして、全国に向けて芦北町や芦北高校の魅力を伝えて、実際に3年間を芦北の地で過ごしてもらえるようしていきたいと思います。(一財)地域・教育魅力化プラットフォームの出濱さん、真殿さん、芦北町の方々、芦北町役場の山本さん、江口さん、高校生でお手伝いしてくれたみんな、そして何よりおためし地域留学に参加してくれた中学生の皆さん本当にありがとうございました。(K)