カテゴリ:林業科

佐敷分教室さんとのシイタケの種駒打ち(林業科)

3/13(木)に佐敷分教室さんとのシイタケの種駒打ち交流をしました!

2年林業科の生徒が講師として、佐敷分教室の生徒さんに丁寧に教えてくれていました!

2年林業科の生徒も3年生となる自覚が芽生え、終始素晴らしい行動をしてくれ、大いに盛り上がりました!

佐敷分教室の生徒さんにはシイタケ原木をプレゼントしました。良いシイタケとなるように観察をしてみてください。

林業科ではシイタケ原木1本を1,000円で、生シイタケを200円で販売しております!

文化祭や各イベントで販売しておりますので、ぜひお買い求めください!

林業科当番実習風景(しいたけ駒打ち準備)

3月13日に芦北支援学校としいたけ駒打ちの実習を行う予定です。

放課後の当番実習の時間で準備を行いました。

11月に鏡山演習林でクヌギを伐倒・玉切りし乾燥させたものにしいたけの菌を打ち込みます。

その準備としてクヌギについているコケや汚れをたわしで丁寧にはがしていきます。

理由はしいたけの菌はそれほど強くないので、他の菌などに負けてしまいます。

少しでもしいたけが育ちやすいように環境を整える必要があります。

この後、駒打ちの直前にドリルで穴をあけて種駒を打ち込んでしいたけの原木の出来上がり(数年寝かせます)です。

本校では、しいたけも販売していますが、駒打ち後の原木も販売しています。

 

2年林業科演習林(植林)

先日、2年生最後の演習林実習が行われました。

今回の内容は「植林」です。

今まで伐採や林内整備実習が多かったのですが、今回久しぶりの植林実習を行いました。

まずは先に間隔を測りながら植林する場所に目印を立てていきます。

今回は2m間隔で植えていくことにしました。

場所が決まったら各自スギの苗を持ち植えていきます。

 

一人だいたい9本ずつ植えていき、今回は196本の植え付けを行いました。

これで植林は終了・・・と昔はなっていましたが、

現在の林業では鳥獣被害が深刻化しており、その対策が必要となっています。

そのため、今回植えた区域の周りを防護柵で囲い鳥獣の侵入を防がなければなりません。

ということでこの後みんなで防護ネットを張りましたが、写真を撮るのを忘れました。

今月、再度1年生が植林実習を行いますのでその際に植林後の写真を載せたいと思います。

湯浦・内野小学校森林教室

令和7年2月20日(木)に本校裏の峰崎山で地元の小学生との森林教室を行いました。

まずは活動場所への高校生たちとハイキングです。

 

開会式後、森林の役割や大切さを高校生がわかりやすく説明してくれました。

 

いよいよ、体験パートに移ります。

まずは高校生による伐倒見学です。

 

大きな木をチェーンソーを使って倒す様子に、小学生たちは驚きの声を上げていました。

木を切っただけでは消費するだけなので、新たに木を植林していくことで持続可能な林業となっていきます。

 

一生懸命穴を掘って、丁寧に埋めて最後は落ち葉をかけておきました。

 

数年後、もし芦北高校に入学してきてくれたら大きく成長した姿を見ることができると思います。

最後にネイチャーゲームとして「宝探し」と「どんぐりグランプリ」を開催しました。

「宝探し」は高校生たちが事前に土の中や落ち葉の下に宝を隠していて、小学生はグループになって探すというゲームです。ちなみにお宝はヒノキを使った消臭剤です。

「どんぐりグランプリ」は山の中に落ちているどんぐりを「大きさ部門」「かたち部門」の2部門で審査する競技です。優勝者には木の賞状が与えられました。

 

最後にみんなで記念撮影をしました。小学生は皆楽しそうに遊んでいましたし、本校生徒も自分たちが企画したイベントで子どもたちが喜んでくれていたことに満足しているようでした。

 

ドローン研修がありました!(1年林業科・2年林業科)

2/19(水)林業科の1.2年生を対象にドローン研修がありました。

近年、様々な産業分野でICT技術の導入が盛んに行われており、その代表格がドローンです。林業分野においてもICT技術を駆使した「スマート林業」というものがあります。ドローンについての学習を行うことで、今後のスマート林業を知り、学びを得るため、開催されました!

講師はHIGH PEAKの高峰さん、Agridの矢尾板さんをお招きし、ドローンに関する様々な情報を教えていただいたり、高度なドローン技術を披露していただいたり、実際にドローンの操作方法を教えていただきました!ありがとうございました。

テレビ出演情報!2月9日(日)10:15~

林業科のアマモ班がテレビに出演します。20年を超える「アマモ再生プロジェクト」森の活動とともに海の活動も行っています。この後、すぐに放送されます。ぜひご覧ください!

放送日 2月9日(日)10:15~10:30

放送局 RKK熊本放送

番組タイトル 世界一の九州が始まる!『海に、種をまく』

https://rkk.jp/tv/tv-prog.php?p=33873&s=0xE010&e=13007&ed=20250202

田浦保育園との木育教室

令和7月1月29日(水)田浦保育園児童12名に対して木育教室を開催しました。

木育教室とは本校の生徒が先生役となり、児童に木や森の大切さを教えたり、実際に木にに触ってもらって興味を持ってもらうことを目的に行っています。

 

最初は互いに緊張しているようでしたが会が進むにつれて緊張も解けていっているようでした。

 

木がどのような役割をしているかの説明や木についてのクイズ大会等も行い、児童は元気よく答えていました。

  

その後、卒園記念品として木の木片を使ったストラップ作りを行い、残りの時間は木製のオセロなどで交流をしました。

木に触れ合うことで自然を身近に感じてもらうことで関心を持ってもらうことができたと思います。本校生徒もとても楽しく活動ができ、有意義な時間となりました。

課題研究の成果を発表しました(林業科3年)

この1年取り組んできた「課題研究」の成果を林業科の授業等でお世話になった方や1,2年生に向けて発表しました。

3つの班に分かれて研究をしてきた内容は以下のとおりです。

「森育・木育班」:林地残材を活用した木製ペット用品の開発と森林環境教育の実践

「林家ハンター班」:「林ハンター」鳥獣被害対策の実践と研究 ~地域の森は私たちが守る~

「アマモ班」:アマモの促成栽培における基礎研究Part2

私が授業と重なっていて発表をしっかりと聞くことができませんでしたが、最後に講評をした林業科主任の前島先生の話から、それぞれの班で課題を考え、その解決に向かって一生懸命取り組んできたということが分かりました。こういった研究を行うということは、専門学科ならではの取り組みであり、その成果は、本当に高校生かと思うほどのものばかりです。

発表を聞いていた林業科の1,2年生は、しっかりとメモを取っていたのも印象的でした。来年、再来年は、こんな立派な先輩方がおこなったような研究をしていくことと思います。(K)

令和6年度木育講座

林業科1・2年生を対象に木育講座が行われました。

講師は熊本大学教育学部教授の 田口 浩継 先生でした。

        

森林の働きや私たちの生活とどのような関りがあるかについて講義をしていただきました。

 

「林業で二酸化炭素を吸収する木を伐採することは環境に悪いのでは」という質問が以前子どもからあったそうです。

 

樹木は二酸化炭素を吸収しながら成長していきます。しかし、樹齢が高くなるにつれ樹木の呼吸量も増えていくということで固定量の効率が悪くなるそうです。

 

そのため伐採して新たに植林していく方が環境によいということでした。

         

時折クイズも織り交ぜながら楽しい講座はすぐに終わってしまいました。

これからも樹木に触れることの多い高校生活を送る生徒にとって改めて森林・林業の魅力を感じられる講座になったと思います。

 

 

 

地域林業視察・体験研修(1年生)

毎年、林業担い手の幅広い視野と見識の醸成、技術の向上を目的として、地域の林業関係企業の視察・体験を行っています。

今年の1年生は水俣芦北地域の企業を見学に行きました。

 

まずヤマショウ(津奈木町)の現場です。

 

高性能林業機械を使った迫力のある作業を見て生徒は驚きと歓声を上げていました。

伐倒する際の注意点や林業の現状などを現場の視点から話していただき、生徒からも多くの質問が飛び交っていました。

 

次に水俣芦北森林組合です。

ここでは水俣芦北地域の林業の歴史、森林組合での業務内容などの説明がありました。

OBの方々も数名働いているところなので高校時代に頑張っていたことややっておけばよかったことなど実体験を通した話をしていただきました。

 

昼食をはさんで3つ目は水俣木材市場です。

 

ここではヤマショウさんなどで伐採した丸太の市が行われています。

現在の丸太の相場を教えていただき、昔と今の違いなどを話されていました。

昔は今よりも木材の価格が高かったようでその金額を聞いた生徒は驚きの声を挙げていました。

 

最後に木谷製材所の見学です。

 

ここでは木材市場などから仕入れた丸太を製材するところになります。

丸太から家の材料となるような製品にしていく工程を見せていただきました。

大型の機械を使用して丸太をスライスしていくところは見ていてとても気持ちよかったです。

製材したものはプレカット工場などを通して家の材料となるようです。

 

今回の研修を通して、山から自分たちの家に使われるまでの一連の流れを見ることができ、それぞれのこだわりや現状を知ることができました。今回の経験を2年後の進路に活かしていけるようにクラス一丸となって頑張っていきます。