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体育大会テーマ『鵬挙 (ほうきょ)』に込められた思い

昨日の体育大会結団式で発表された体育大会テーマ『鵬挙』(ほうきょ)に込められた思いをまとめてみました。

~ 飛翔を習う雛鵬の 胸は希望に燃ゆるかな ~

これは校歌第一番の一節で、本校生を、大きく飛び立つことを夢見て力を蓄える鵬の雛と喩えてあります。

テーマである「鵬挙」は、天高生一人一人が鵬となり、輝いて ( 飛び立って ) ほしいといった意味が込められています。

また詳しく調べてみると、徳富蘇峰氏が吉田松陰氏について記した書物に「万里超海の鵬挙は彼を促して…」という一節がありました。

この言葉は、 “ 北の果ての海に棲むという巨魚『コン(魚偏に昆)』が、天を覆うほどの翼をもつ巨鳥『鵬』となり、南の海の果て(天の池)を目指す(※『図南』とはこのことを指す)”という中国の伝説を踏まえており、伝説の『鵬』に誘われるように「彼=吉田松陰」が「図南」の翼を広げ遠い地で偉業を成そうと志していたこと述べていると考えることができるでしょう。

このように鵬挙という言葉は、「偉業を成そうと志す人が立ち上がる」こととして、天草高校の体育大会のテーマとつながっています。

このテーマに込められた思いが叶う体育大会としましょう!