平成30年度2学期

有機化学高校生講座2018

10/28(日)に崇城大学にて、有機化学高校生講座2018が実施され、本校からは希望者15人が参加しました。

午前の講演は、
①京都大学名誉教授・豊田理化学研究所長 玉尾先生の講演「科学者の思考の原点 周期表」
②東ソー株式会社有機材料研究所長 江口先生の講演「私たちの暮らしを支える有機化学」
高校生にわかりやすいように、身近な化学に触れながら、化学が社会を支えていることを教えていただきました。
また、日本の化学産業は世界トップクラスであること、技術力が備わっていること、これからの化学の基礎研究は重要であることもわかりました。現在の社会で、化学なくしては生活できないということで、生徒達は驚いていました。

午後の実験講習
崇城大学教授八田先生・助教授水城先生の実験講習「フルオレセインの合成と精製」
生徒たちにとって、複雑な実験でしたが、真剣に取り組んでいました。高校では扱うことがない化学物質、実験器具、TLCなど取扱いで少し苦戦していましたが、蛍光物質であるフルオレセインの抽出まで成功していました。

朝早くから、夜遅くまで1日お疲れ様でした!
また、開催にあたり、国際有機化学財団、崇城大学、熊本県立第二高等学校の関係の方々には、大変お世話になりました。