定時制日誌

書道Ⅰの授業におじゃましました

最初に、生徒たちは墨を磨っていました。
 

 

 
 

生徒が墨を磨っている間に一人ずつ、前回提出していた作品の添削指導を受け、今日の課題をはっきりさせた後、それぞれの作品制作にかかりました。



 


作品制作に取り組みながらも、先生から個別指導を受けます。

 


作品ができあがり、それぞれの作品にコメントして授業が終わりました。

 
  生徒に聞いたら、1時間の授業で、6~7枚書くそうです。

 先生によると、10枚くらいは書いて欲しいとのこと。

授業が終わってから、先生に質問しました。

○題材は何ですか。練習していた文字は何と読むのでしょう。

●中国、北魏の時代、「牛橛造像記」の臨書をやっています。文字は、「りょうりょう」と読みます。人の名前ですが、文字の形と筆づかいをまねることのほうが大事です。

○墨を磨っていましたが。

●墨の香りにはリラクゼーション効果もあると感じています。短い授業時間ですが、まず、墨を磨って集中力を高め、一気に作品を仕上げていく、授業のリズムがいいと思います。

○突き刺して、止めて、戻って…と、絵画のようですが。
●もともとの漢字の成り立ちとか、勢いなどを感じながら書いて欲しいと思っています。

書道もなかなか奥が深いですね。