学校生活
緑科学科 力のいらない林業を体験(高性能林業機械研修)
緑科学科1年生は、鍛冶床演習林において高性能林業機械研修を実施しました。
この事業は、
熊本県上益城地域振興局林務課と緑川森林組合、
御船林業研究グループの協力により実施されるもので、
林業を学ぶ本校生徒の林業インターンシップ事業として実施されています。
はじめに、
熊本県林業研究指導所の塩崎さんより
高性能林業機械の種類や用途、県内の普及状況などについて
30分程度の座学を実施手いただきました。
その後、3班に分かれて、
プロセッサとフォワーダ、林内作業車の操作体験を行いました。
プロセッサでは、伐倒したままの20mを超えるスギをつかみ枝払いと玉切りを行いました。
重くて大きな丸太を簡単につかみ、労力を使わずに玉切りができることを体験しました。
フォワーダの操作は、グラップルクレーンの操作を2m程の高さがある操作席で行います。
始めは、高所に座って操作することを怖がる生徒もいましたが、
慣れてくると重い丸太を簡単に荷台に積み込むことができることを体験することができました。
間伐木をチェーンソーを使って玉切りし、
林内作業車にワイヤーロープを使って積み込む作業も体験しました。
高性能林業機械では、簡単につかんで積み込むことができますが、
手作業では、安全に注意して丸太を支える体力も必要であることを体験し、
高性能林業機械を使うことで省力化が実現している林業の現状を知ることができました。
指導していただいた森林組合、林研グループの皆様
お忙しい中、生徒たちのために指導に来ていただきありがとうございました。