部活動の記録

弓道部

【全】射初め(弓道部)

 1月5日に極寒の中、射初めを行いました。コロナウィルスの脅威がなければ、OB・OGの皆さんもお招きするのが恒例ですが、今年もそれが叶いませんでした。錬成会の時にお手伝い頂くなどお世話になっているのに、申し訳ありません。

 射初めは、多田隈主将の礼射から始まりました。厳かな気持ちで的に向かう主将の姿に、部員一同背筋が伸びました。

 

 

 

 

 

 

 

 

礼射の後は、五色的を射ます。

 金の的を中心に、玄(黒)・青・朱・白の五色ですが、五色見えます?

 

 安土ではこのように的を配置していました(的の色と位置は四神に由来するそうです)。天候が曇りだったのもあり、射位から黒的を捉えるのはなかなか大変です。ちなみに的の大きさは普段が36cmに対して、五色的は約8cmです。

 今年は、残念ながら練習時間内に五色すべてに中てることができず、最後の一的分は霞的での遠近法を行いました。

 的に中てた人たちです。(的の大きさを比較されて下さい。五色的の小さいことがお分かり頂けますか?見えづらかった黒的は山田副主将が中てました。)

 

 最後は主将の「1年生はまずは1月末の1年生大会に向けて、2年生は集大成となる高校総体に向けて、緊張感を持った稽古を積んで行きましょう。そして皆、正射必中『全国で勝つ』という目標達成に向けて頑張って行きましょう」と言葉で締めくくりました。

 気持ちも新たに、2022年も玉名高校弓道部一同頑張りますので、応援宜しくお願い致します。

  

 

 

 

 

 

【全】2大会連続入賞(弓道部)

 第40回全国高等学校弓道選抜大会県予選後、期末考査期間を経て、先週金曜日から練習を再開しました。選抜大会での無念を晴らすかのように、的に向かう選手の様子を見て、まだまだ成長することを感じました。
  上記の大会では、女子の団体、個人すべてがまさかの1次予選敗退という結果でした。直前の調子も悪くなかっただけに、当日までの調整の難しさを改めて感じたところです。
 不調に終わった女子に代わって、男子が今回頑張りました。男子Bチーム(2年黒田君、1年島田君、1年松本君)が決勝リーグ進出は惜しくもなりませんでしたが、1次予選を通過しました。また2年黒田君と山田君、1年斉藤君が個人戦で準決勝進出。黒田君と斉藤君は決勝進出し、斉藤君が5位に入賞しました。
 全国大会出場は逃したものの、斉藤君は先日の新人戦に続き、2大会連続入賞です。
これまでなかなか男子が団体、個人共に結果を出せずにいたのですが、これからは切磋琢磨しながら、男女共に、「全国大会で勝つ」という目標達成に向けて精進していきます。
 また大会前日は小岱山一周大会という学校行事でしたが、大会に備えて選手はスタッフとして参加しました。その際、手が空いた時には、自主的に落ち葉を掃くなどしていました。普段、お世話になっている学校に対する感謝を込めた行動、常々練習の時に言っている、周囲を見て「考える」「気を配る」行動も徐々にできるようになりました。
 弓道人として、技術も勿論ですが、感謝の心も忘れずに、精神面のさらなる成長も期待しています。
 これからも応援宜しくお願い致します。

秋季錬成大会・一人一台端末整備先行実践校としての試み【弓道部】

 10月30日土曜日に植木弓道場で九州学院・熊本工業・八代工業と秋季錬成大会を行いました。本校が主催で行う錬成会は今年度は今回が初めてでした。他校の皆さんのご協力もあってのことですが、選手として弓を引きながら、競技役員もするのは大変な中、2年生を中心に、周囲の動きを見たり、先読みをしたりして、自分達で考えながら、臨機応変に対応している姿に玉高生の力を感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 特に今回は、今後の公式戦の運営方法を考えて、Chromebookを用いた的中の記録や掲示を実験的に行いました。本校は一人一台端末整備先行実践校として、授業でChromebookを使っているため、スムーズに記録を行うことができました。おかげで本番に向けて問題点や改善点を見つけることができました。

 

 


 肝心の試合結果については、手応えを感じつつも、改めて克服すべき課題も見つかりました。多田隈主将が「もっと気を引き締めて、みんなで集中して引いていきます」と、 選抜大会まで残り2週間、の意気込みを述べています。今度こそ「全国大会で勝つ」という目標達成に向けて、日々精進していきます。

 

 

 

 

 

 


   大会にご参加頂くだけでなく、運営及び事前準備を手伝って下さった九州学院・熊本工業・八代工業の弓道部の生徒さん、顧問の先生方、また暑い中応援して下さった保護者の皆様に改めて御礼申し上げます。

令和3年度熊本県高等学校弓道競技大会女子団体3位入賞!男子個人4位入賞【弓道部】

 10月9日(土)・10日(日)に熊本市植木弓道場にて、九州新人選手権大会の県予選を兼ねた令和3年度熊本県高等学校弓道競技大会が行われました。

 団体戦では男女ともに、決勝トーナメントに進出し、男子はベスト16、女子は3位に入賞することができました。

また個人戦では女子の部で門川さん(2年)が準決勝進出、男子の部では斉藤君(1年)が4位入賞を果たしました。特に斉藤君は予選では出場選手中、唯一の4射皆中で準決勝に進出しました。

 新型コロナウィルスまん延防止措置のために、練習停止になった8月末。できないことを嘆くより、できることを考えようとChromebookを活用して、リモートで射形確認を行いました。顧問が射形確認ができない時も、主将を中心に自分達で意見交換を行いました。このように自主的な取り組みができるようになったことや前回このページでも紹介させて頂きましたが、リモート錬成会で本番に近い緊張感を経験できたことも今回の結果につながったと思います。

 団体戦も個人戦も、あと一歩のところで惜しくも九州大会出場権を逃してしまった点は悔やまれますが、この悔しさをバネにして、来月の全国選抜大会県予選では全国大会出場権を獲得できるように頑張りたいと思います。

 

 

リモート錬成会第2弾(弓道部)

 まん延防止措置による1ヶ月の部活動停止で、練習もままならない状態のまま、県の新人戦まで1週間足らずとなってしまいました。少しでも実戦に近い経験をして欲しいと思い、リモートでの錬成会を実施しました。

 弓道という競技は対戦相手が直接向かってくるわけではありません。その競技の特性故に、リモートでの錬成会が可能です。

 Chromebookを活用して、Googlemeetで対戦チームの様子を互いに射場内に映し、また看的板代わりに、的中をスプレッドシートで即座に更新していく様子も映しています。目標とする的中には残念ながら、まだまだ及びませんが、対戦チームの応援の声や矢が的に中る音も聞こえるため、リモートとはいえ、臨場感のある錬成会となりました。この経験を大会で少しでも生かしたいものです。対戦して下さった熊本工業高校、水俣高校の弓道部の皆さん、準備にご尽力頂いた顧問の先生方に感謝申し上げます。

 機材の準備や接続もスムーズに部員だけでできるようになりましたが、次回は弓道場で直接、対戦したいというのが、皆の願いです。油断することなく、感染対策に勤しみつつ、稽古に励みます。道場が広くないので、プロジェクターの設置場所に苦労しました。

 

【全】感謝の一射

 沖縄での九州総体の時のことです。公開練習間際、選手が皆、緊張やら何やらで舞い上がっているのが見て取れました。「さぁて、どうしたものか。」と思っていたところ、
「先生、荒尾の子いない?荒尾の子?」と他県の顧問の先生が声をかけてこられました。その高校は九州大会はもちろん、全国大会常連校、全国優勝の経験もある学校です。その学校の顧問の先生は、玉名高校のOBで、上位大会に進出が決まる度に、「おめでとう」メールを一番にくださいます。


 部員の一人が「私、荒尾です」「何中?俺は一中出身だけど、もう一中ってないんだよね?」「今は、海陽中っていいます」etc。この後は他の6名の選手も一緒に、玉高の体育祭トークで盛り上がりました。「総責」だの「統制長」だの「人文字」だの玉名高校関係者でなければ、わからない言葉が並びます。にこやかに談笑される先生の顔を見て、その学校の部員たちは、あんぐりと口をあけてました。(練習中はとても厳しい方なので)また、他の学校もその監督がなぜ、他校の、しかも、他県の学校の選手と談笑しているのか、不思議そうに眺めていました。
 でも、この先生との談笑のおかげで、選手達はいつもの落ち着きを取り戻し、公開練習での的中はもちろん、翌日の予選も20射16中、15中、計31中とトップ通過を果たし、決勝でも3位に入賞することができました。緊張している後輩たちを見かねて声をかけてくださったのですが、単に「頑張れ」とか「大丈夫」という言葉をかけられるよりも、そのときの選手たちにはとても効果的で、温かいものでした。 


 先週の土曜日にその先生から電話を頂きました。第一声は「大丈夫ね?練習できよるね?」。風の噂で本校のクラスターのことを聞かれて、心配になってお電話をくださいました。「対面での練習試合はできないから、せめてリモートで練習試合せんね」「少しでも実戦に近いことをすれば、選手のモチベーションも上がるよ。」と。このような時期に、全国での常勝チームから、声をかけて頂けるとは思いませんでした。先輩とは本当に、有難いものです。先輩の後輩の努力を後押ししたいという優しさに、心が温まりました。


 思うように、練習ができないことを嘆いてばかりいることなく、このように応援してくださる方の思いに応えていきたいものです。練習でも、大会でも、感謝の思いを込めて、一射一射大切に引きたいと思います

【全】大会報告(県選抜団体戦第4位)(弓道部)

コロナ禍の影響を受け、思うように稽古もままらず、大会も例年通りには運営できない中ではありましたが、10月10日、11日に令和2年度熊本県高等学校弓道大会(新人戦)、11月14日、15日に第39回全国高等学校弓道選抜大会県予選会に参加しました。 前述の通り、今年は新入部員の入部が6月半ば。1年生は、的前に立って実質2ヶ月での公式戦参加となりました。その上、平日1日、休日1日は完全休みを取らなければならない上、平日の練習時間も2時間と限られた時間の中での稽古は大変でした。しかし、3人しかいない2年生がリーダーシップを発揮して、1年生を引っ張ってくれました。また、熊本地震の時もそうでしたが、災禍でピンチな時ほど、OB・OGが指導に来てくれました。そのおかげで、先日の選抜大会では団体戦で女子Aチームが4位になることができました。

 1年生主体の若いチームです。まだまだ上達の余地があります。弓を引くことができることに、支えて下さる多くの皆様に感謝の気持ちを忘れずに、これからも精進していきたいと思います。応援宜しくお願い致します。

結果につきましては、下記の添付ファイルにて詳細をご覧下さい。

結果報告(新人戦10月).doc結果報告(選抜11月).doc県選抜決勝リーグ結果.pdf団体決勝リーグ組合せ抽選(秀岳館と同中でトップ通過)4番くじを引きました(4は皆中と同じ数で縁起がいい?)決勝リーグ18試合目(西日がまぶしい中最後の力を振り絞って頑張りました)