工業系列日記

カテゴリ:工業系列

職業講話を実施しました(工業系列建築)

令和6年3月13日の3限~4限目に熊本経済同友会のお取り計らいで職業講話を実施しました。

対象は1年次生で、来年度から工業系列(建築)の講座を受講する予定の生徒たちです。

講師は、株式会社九建総合開発 代表取締役 新永隆一氏で、「地方建設会社が海外へ進出できるまで」という内容のお話をいただきました。

生徒たちは新永さんのチャレンジ精神と行動力・発想力に感銘を受けており、みんなこれからは、ポジティブに、あきらめずに、いろいろな経験を積んでいきたいと気持ちを新たにしました。

講話をいただき本当にありがとうございました!

 

株式会社育栄電設様から電線を寄贈していただきました。

 10月13日(金)、株式会社育栄電設の青木様から電線ケーブルを寄贈していただきました。

 工業系列電気電子2年次生(一部3年次生)は、12月に第二種電気工事士技能試験を控えており、連日対策授業に取り組んでいます。その際、多くの電線ケーブルを消費しますので、今回の寄贈は大変助かります。誠にありがとうございます。系列を代表して2年次の小野君が謝辞を述べました。

 

 また、電線寄贈式に加え、育栄電設社員の方々による技術伝承授業を実施していただきました。生徒達も現場で実際に使用されている工具に触れ、電線加工と圧着・接続作業を体験することができました。お忙しい中、高校生の技術者育成にご協力いただきました育栄電設の皆様に心から感謝申し上げます。

 

住宅設計中間発表会

3月17日、2年次で建築設計製図αを履修している生徒が自分で設計した住宅の発表会を行いました。

この課題では本校の先生を施主に見立て、希望の住宅など聞き取りを行い、住宅を設計してきました。

発表会では平面図を黒板に拡大表示させながら、施主の希望をどのように図面にしたか、どんな工夫をしたかを発表しました。

今後は、立面図などの外観をデザインして、1軒の住宅を完成させていきます。更に良い住宅を設計できるよう取り組んで行きたいと思います。

建築実習やっています!(2年次)

 2年次で開講される「建築実習α」では、次の3つのテーマを4週(8時間)ごとにローテーションします。テーマは、「手作業による木材加工」「レベル測量」「平板測量」です。建築における基本的な内容なのでみんな真剣に取り組んでいます。

木材加工(のみ)

木材加工(墨付け)

レベル測量

レベル測量

平板測量

平板測量

この日は雨のため、測量は室内や渡り廊下周辺で行いました。

 

1年次総合選択「工業技術基礎」の様子(2)

 今回は「総合選択:工業技術基礎」で行う9つの実習テーマの残りの4つを紹介します。

 10月には、2年次で学ぶ講座(科目)を選択していくことになります。この「工業技術基礎」のテーマの中から将来の仕事につながってい欲しいと思います。

原動機(機械)

旋盤(機械)

電気工事(理論)(電気)

測量(建築)

歩幅で距離測量をしています

建築実習やっています!(3年次)

 3年次の科目「建築実習β」では、33人を3つの班に分け、6時間毎にローテーションをして3つのテーマの実習をします。テーマは、「機械加工による木工」「CAD」「模型製作」です。更なる技術習得のために毎回、頑張っています。木工作品については、最近はコロナ禍で出来なかった文化祭での販売も検討しています。(決まりましたらホームページで連絡します)その時はよろしくお願いします。

 

機械加工による木工

 

CAD

 

模型製作(住宅模型)

 

1年次総合選択「工業技術基礎」の様子(1)

 翔陽高校は『総合学科』です。自分が学ぶ科目を一つ一つ選択していく学校です。1年次はほとんどが必履修科目なのですが、「芸術」と「総合選択」の2科目は3月の合格者説明会の時に学ぶ内容を選びます。

 今回は「総合選択」の中から、「工業技術基礎」の実習の様子を紹介します。

 「工業技術基礎」では、「機械」「電気電子」「建築」の3つの分野の中から9つのテーマの実習を行います。そのすべてを1年間かけて回り、学んでいきます。

 初めて体験する工業の実習に戸惑いながらも、みんな一生懸命に取り組んでいます。

 1年次生はこれから、2年次3年次で学ぶ科目を選んでいきます。この総合選択「工業技術基礎」を学んでいく中で、自分の学びたい科目(そして将来の仕事)を見つけていって欲しいと思います。

溶接 溶接(機械)

 手仕上げ

 

 

 

 手仕上げ(機械)

 

 

 

 

電気工事

 

 

 

 

 電気工事(電気電子)

 

 

 

 

 

 

 

木材加工(建築)

 

 

 

 

 

 工業数理(工業全般)

 

 

 

大津町みずぎわ散歩をしました

 2022年5月24日〔火〕5,6時限目、3年次「総合的な探究の時間」において、「建築」の科目を選択しており「歴史」に少しでも興味のある生徒13人で、世界かんがい施設遺産にも登録されている上井手用水沿いの塘町筋の一部を散策しました。目的は、探究活動のテーマや地域の課題を探すこと。みんなでワイワイ話をしながら歩きました。しかしこの日は猛暑!汗だくヘトヘトになりました。

 生徒たちは、川の様子や周囲の建物の様子、説明の看板などを見ながら、「こんな場所知らなかった」「川の流れはけっこう勢いがあるな」「古い建物も多いよね」などと感想を言いながら、「この場所のことを知ってもらう機会を作れないかな」「日影が欲しいよね」「水遊びできたらいいね」などと少しずつ探究モードに入ることができました。

 今回は、大津町の地域おこし協力隊の川野智史さんも一緒に歩いていただき、途中では説明をされたりヒントをだされたりしていただきました。ありがとうございました。

 これから12月の発表会に向けて本格的に探究活動を始めます。生徒たちも町に出て行くと思いますので。その時はよろしくお願いします。

建築キャリアアップガイダンス2021

 

建築の講座を学ぶ3年次生、2年次生のために、外部から講師を招き、建築キャリアアップガイダンスを実施しました。


まず、2月24日(木)には3年次を対象に実施しました。建設業界についての話と卒業後に受験できる2級建築士の試験を含む各種資格について詳しい話をいただきました。当初、1月に実施予定だったのですが新型コロナ感染症の急激な増加のため、時期をずらしオンラインでの実施となりました。卒業を間近に控えていることもあり、皆真剣に話を聞いていました。

3月17日(木)は2年次生を対象に実施しました。一斉授業が再開されたばかりで40分と短縮授業となりましたが、ここでは、建設業界の話や職種の話、進学するメリットデメリット、資格の重要性などの話をいただきました。そろそろ就職先や進学先を決めようとする時期であるので、進路決定に向けて大変参考になったようでした。

 

生徒たちの将来設計に少しでも役立ててもらえればと思います。

「つまようじタワー耐震コンテスト高校生大会」に参加しました

崇城大学主催の「2021年 第10回つまようじタワー耐震コンテスト高校生大会」に参加しました。当初は9月開催の予定でしたが、延期となり、10月31日に実施されました。本校からは、建築の講座を受講している2組4人で挑戦しました。分割登校や家庭学習、10月に入ってからは学校行事と、なかなか思うように製作の時間が取れませんでしたが、何とか間に合いました。

結果は、3位入賞にあと少しというところでしたが、倒れた理由や良かった点等を探究を行い、しっかりふりかえりをしたいと思います。

次年度は後輩たちが頑張ってほしいものです。

製作の様子

今年の作品

大会の様子

倒れてしまいましたが勉強になりました

「建築計画α」研究授業

7月最後の「建築計画α」の授業は研究授業でした。

住宅建築のまとめとして、”好きな名作住宅を探して広げよう!”と作成したポスターを先生、生徒の前で発表しました。

 

 

 

建設企業の魅力発見!

令和3年6月10日(木)の午後、熊本県が主催する「熊本県魅力発見フェア」のキャラバン隊に来ていただいて、企業・団体による紹介・説明動画の視聴と企業の方々とオンライン(ZOOM)での質疑応答が行われました。

参加したのは、工業系列〔建築〕の講座を選択した生徒たちで、この4月から建築について深く学び始めたこともあり、大変興味を持って動画視聴に取り組んでいました。企業の方との質疑応答では、最初は遠慮していましたが、キャラバン隊の方からの応援(ご指導)もあり、多くの質問をしていました。

「建築」に興味を持っている生徒たちなので、今後のこの経験を進路選択に活かしていけると思います。

キャラバン隊、熊本県土木部の皆様、貴重な経験、ありがとうございました。

 

 

笑う デュアルシステムで、体験学習のお手伝い!

本校では、学校以外の事業所で年間を通して現場実習を行うデュアルシステムがあります。3年次の一部の生徒は『課題研究』または『総合的な学習の時間』の中で行っています。建築系列では、「国指定重要文化財 江藤家住宅」の修理工事の設計・監理を担当されている、株式会社文化財保存計画協会でお世話になっています。

 

さて、11月24日、25日は、大津南小学校(3年生、4年生)の江藤家住宅修理現場見学会および塗壁等体験学習が行われました。それまで体験学習の事前準備をしていましたが、現場の職人さんと一緒に当日のお手伝いもしました。

 

子どもたちは、元気いっぱい楽しそうに土壁を塗ったり、木材を削ったりしていました。

大津町の歴史や文化財だけでなく、建設業そのものにも興味を持ってくれるとうれしいです。

道具を配っています

子どもたちに土を配ります

次の班の子どもたちのために道具を洗ってます

自分たちもやってみました

最後は後片付けです

 

今回は、教えてもらう立場から、子どもたちの学習の手助けという逆の立場になりました。そのことで多くの得るものがあったと思います。

デュアルシステムもあと数回、ラストスパートです!