学校生活
【カヌー部】九州新人大会結果
11月1日、2日に大分県豊後高田市で九州新人大会が行われました。
結果は以下の通りです。
男子カヤックシングル 優勝 大澤 準優勝 鶴長
男子カヤックペア 優勝 大澤・鶴長
女子カヤックペア 準優勝 集・鶴長
現時点での九州内での自分の実力が確認できた大会になりました。納得のいくレースができた選手、思い通りに行かなかった選手もいますが、それぞれの課題に向き合い冬の練習に取り組んでいきます。
また、今大会で令和7年の公式戦がすべて終了しました。一年間応援ありがとうございました。
今年度は、インターハイでの男子総合優勝、国民スポーツ大会での女子ペアの優勝をはじめとする多くの入賞、また国際大会への出場など多くの方々の支援を頂きながら、それぞれの大会で結果を残すことができました。来年度はさらに良い結果を残し、多くの方々から応援していただけるように、冬場の練習も頑張ります。今後ともカヌー部の応援をよろしくお願いいたします。
【建築科】匠の技が、水俣高校の玄関に彩りを添える!〜地域と未来を繋ぐ、建築科の「ものづくり」〜
先日、水俣の自然と再生をテーマにした世界的な祭典「テッラマードレ・ジャパン 2025 in 水俣」が開催されました。このイベントで大活躍したのが、建築2年生が総力を挙げて製作した木製畳ベンチ(和紅茶用上がり台)です。
地元企業様から提供いただいた木材、八代産イグサ、地元の畳店さんの技術、そして水俣高校生の確かな技術が一つに。まさに地域全体の「おもてなしの心」が形になっています。寸分の狂いもない正確な加工と組み立ては、生徒たちが日々磨く「大工技能士」レベルの専門技術の証。プロとしての誇りが試される工程を経て、見事な仕上がりとなりました。イベント後、この地域への想いが詰まったベンチを、より多くの皆さまに利用してもらいたいという生徒たちの願いから、本校の正面玄関に設置されました。
ご来校の際は、ぜひこの温かい畳ベンチに座ってみてください。 生徒たちの熱意と、地域のものづくりへの情熱を肌で感じていただけるはずです。
建築科は、未来を築く「技術」と「心」を学ぶ場所!
水俣高校建築科では、単に技術を学ぶだけでなく、地域社会と連携した実践的な「ものづくり」を通じて、社会で活躍するための「確かな専門技術」と、人とのつながりを大切にする「人間力」を同時に育んでいます。進路選択で迷われている保護者の皆様、11月12日(水)18:30から本校で開催される保護者のための水俣高校ガイダンスへご参加ください。
【探究活動】SPICE所長ゲイリー・ムカイ博士による対面授業が実施されました!
10/18(土)、スタンフォード大学のゲイリー・ムカイ博士が来校され、Stanford e-Minamata第5回目の講義が対面で実施されました。SPICEのナタリー・モンテシノ(Stanford e-Minamata講師)がZoomで参加し、授業を進行しました。
前日の10/17(金)はムカイ博士の歓迎交流会が16:00から行われました。開講式(ナタリー・モンテシノ講師が出席)ではオンラインで画面越しにお会いしていたムカイ博士と初めて直接会うことができ、最初は受講生も緊張気味でした。しかし、自己紹介を行う中で緊張もほぐれ、ムカイ博士からもご自身のこれまでの人生など、大変興味深い話を聞くことができました。
対面授業当日は、受講生の皆さんはムカイ博士から「グローバル人材であるとはどういうことか」について話を伺うことができました。博士はグローバル人材に必要な資質を8つの要点に絞って講義し、受講生たちは自らが目指すグローバル人材をイメージしながら、ムカイ博士がお話しなさる内容を聞き漏らすまいと熱心に耳を傾けていました。受講後の質問タイムでは、受講生からいくつも質問が飛び出し、受講生の皆さんがムカイ博士の講義を理解し、さらに知りたいという探究心あふれる姿を見せてくれたことに感動しました。受講生の皆さんの成長を実感した一瞬でした!
重要なことに、Chromebookの画面越しにナタリー・モンテシノ講師も参加され、みんなで記念写真も撮りました!Stanford e-Minamataは現在折り返し地点です。残りの後半も、受講生には自分の限界に挑戦し、可能性を広げてもらいたいと思います。
ご自身の体験談をはじめ、受講生へ熱いメッセージを送ってくださったムカイ博士ゲ、また、今回のムカイ博士対面授業の計画等をしてくださった水俣環境アカデミアの方々に深く感謝いたします。本当にありがとうございました!
この貴重なムカイ博士による対面授業を経て、これからもStanford e-Minamata受講生は成長を続けます!
【半導体情報科】アスカインデックス様に講義していただきました
今年度4回目となる、アスカインデックス様による講義をしていただきました!
今回のテーマは、「半導体のつくり方」。
皆さんは、半導体とはどんな部屋で作られるか知っていますか?答えは、「クリーンルーム」です!1学期には、実際にクリーンルーム内に入って、半導体製造装置を間近で見学させていただき、今回はクリーンルームについて座学で詳しく教えていただきました。
また、半導体製造の流れについても教えていただき、生徒たちはメモを取りながら話を聞いていました。
日々新しい知識を吸収し、未来の半導体製造技術者がどんどん成長しています!
【進路指導部】専門学校進路ガイダンス参加
八代市で開催された専門学校進路ガイダンスに参加してきました。
参加生徒は専門学校を進学先として考えている生徒11名です。
会場に到着後、参加5校によるキャリア教育としてのガイダンスが実施されました。
その後、各ブースに分かれ、生徒はそれぞれ興味のある学校の説明を聞きました。
色々な学校のお話を聞くことができ、今後の進路を考える上で大変貴重なガイダンスとなりました。
【探究活動】「水銀に関する水俣条約」第6回締約国会議(COP6)ユース企画参加 第2弾!
11/3~11/7にスイスのジュネーブで開催されている、「水銀に関する水俣条約」第6回締約国会議(COP6)のユース企画に、水俣高校生2名が参加しています!
そのユース企画参加第2弾として、現地時間11/4午後に条約事務局主催のイベント「ナレッジ・ラボ」で2名が発表しました。
会場では、水俣高校の書道部が書いてくれた「水俣」の文字、国立水俣病総合研究センターの方にもお世話になったナレッジ・ラボ用のポスターも掲示されました。
多くの方が水俣高校生の発表を参観しにいらっしゃり、会場は大盛況だったようです。あまりの盛り上がりに関係者の方々もビックリだったそうです。水俣高校への注目度の高さがうかがえますね!
2年生の岩阪さんと1年生の本山さんも校内での水銀学習の取り組みをそれぞれ英語で発表しました。質問も大いに出て、水銀に問題に関する関心の高さが感じられるイベントになったようです。
最後は「水銀に関する水俣条約」の事務局長のモニカさんからもお褒めのお言葉をいただき、2名もとても喜んでいました!
今回の水俣高校生2名のユース企画参加実現に当たって、さまざまな方々のご支援やご協力があったことは言うまでもありません。環境省の方々はもちろんのこと、水俣病資料館語り部会長の緒方様には、2名に対して特別にお時間をとていただきお話をうかがうこともできました。また、国立水俣病総合研究センターの皆様方にも、日頃本校における水銀学習をサポートしていただいています。そして、水俣市役所をはじめ、水俣市民の方々にも温かい励ましの声をいただきました。水俣高校生にも事前に発表を行い、今回の参加の目的を共有しました。
今回の「水銀に関する水俣条約」第6回締約国会議(COP6)ユース企画参加をとおして、水俣病や水銀に関するさまざまな方々の「思い」を水俣高校生全体で共有することができました。水俣市唯一の高校である水俣高校は、これからもその「思い」共有し、発信していきます!
世界へ羽ばたけ!水俣高校生!!!
【商業科】探究学習発表会IN玉名に参加しました
10月30日(木)に玉名市文化センターで開催された探究学習発表会IN玉名に商業科全員で参加してきました。
発表会では、1年生の商品開発「地域の特産品を使ったクリームシチュー」、2年生の地域課題3班「水俣の魅力を映す宿 ~若い世代の心を掴むには」、「若い人たちに日本酒を広めよう」、「津奈木町のアボカドを世界へPart2」、3年生の取組発表「私たちのリアルアクション ~キラキラ輝け!地元と未来~」の5つの発表をしました。
1年生は緊張も観れらましたが、3年生は堂々とした発表で本校での成長を感じられる発表でした。企業の方からも具体的なフィードバックもいただき、今後の取り組みに生かしていきたいと思います。
【探究活動】水俣高校生が「水銀に関する水俣条約」第6回締約国会議(COP6)におけるユース企画へ参加します!
新聞や・ニュースに大きく取り上げられているので皆さんもご存じかもしれませんが、スイスのジュネーブで11/3~11/7まで開催される「水銀に関する水俣条約」第6回締約国会議(COP6)のユース企画に、なんと水俣高校生2名が参加します!2名は、「水銀」に関する探究活動を行っており、その内容をユース企画の「水銀に関する国際ユースダイアログ」と「ナレッジラボ」の中で英語で発表します。
11/2(日)、2名は「水銀に関する国際ユースダイアログ」の中で発表しました。これは水銀問題に関する全世界のユースの関心・関与を高めることを目的に、各参加ユースから水銀問題に関する取り組みや活動を発表し、互いに共有すると共に意見を交換するものです。2年生の岩阪さんは、、全校生徒を対象にした水銀の意識調査の結果からの考察、1年生の本山さんは、水銀に関する学習の内容を発表しました。
こちらは打ち合わせの最中です。
こちらは発表者と記念撮影です。2名とも、世界のユースたちと水銀問題に関して意見を交わし、大変刺激を受けたようです。
11/3と11/4の両日で現地視察として、国連欧州本部(パレドナシオン)と世界保健機関(WHO)本部を視察し、11/4午後(現地時間)には、条約事務局主催のナレッジ・ラボに参加し、各国や団体等が水銀に関する取り組みを共有する発表セッションにて、水俣高校での取り組みについて発表予定です。
水俣高校生にこのような発表の機会を作っていただいた環境省の方々に、心より感謝申し上げます。ありがとうございます!
世界に向かって羽ばたけ!水俣高校生!!
令和7年度 芸術鑑賞 素晴らしい公演でした
令和7年10月31日(金)、芸術鑑賞を行いました。
青島広志・ブレーメン楽団4名(ピアノ・解説・指揮・司会の青島広志様、フルートの中山広樹様、クラリネットの粟生田直樹様、コントラバスの飯田克哲様)による演奏に加え、ソプラノ歌手の横山美奈様、テノール歌手の小野勉様による、クラシックを中心としたコンサートでした。
「面白かったら笑っていいのよ」という青島様のメッセージの柔らかさは、一曲一曲への解説、演者及び自己紹介などにもあらわれ、クラシック音楽と聞いて緊張していた生徒たちの心をほぐしてくれました。
作詞・作曲者や曲に対する解説をホワイトボードに絵を描きながら話し、曲を楽しむ準備をしてくださるので、作品への理解も深まり、集中して聴くことができました。また、聴くことに集中する場合や一緒に歌ったり踊ったりする曲もあり、バラエティーに富んだプログラムがさらに演目を魅力的に響かせました。
あっという間の公演でした。生徒の謝辞を受け、アンコールでは『椿姫』の「乾杯の歌」を披露してくださり、終幕となりました。本当に素敵な時間でした。
保護者の方々の参加もあり、皆で楽しむことができた芸術鑑賞だったと思います。
生徒の感想から感動の深さが伝わりました。
「3年に1度の芸術鑑賞がこの公演でよかったです」「さまざまな楽器の一つ一つの音の重なりが素晴らしく、どれが欠けてもならないと思った」「お二人の声の幅と声量、響き、本当にすごかった」「皆で歌ったり、踊ったりできたのが楽しかった」「さまざまな楽器の音色が組み合わさると、どんな音楽でも奏でられるのだと感じ、すごいと思った」
【建築科】上がり台、ついに完成!畳が入り「おもてなしの心」が形に
「テッラマードレ・ジャパン 2025 in 水俣」を彩る重要なアイテム、和紅茶用上がり台の製作が、ついに完成を迎えました。製作を担ってきた水俣高校建築2年生たちの熱意と技術が結実し、本日、座面に八代産イグサを使用した専用の畳がはめ込まれました。
素晴らしい出来栄えに生徒も満足!
畳がぴったりと収まり、一つの美しい姿を現すと、製作に携わった「大工技能士」の資格を持つ生徒たちから大きな歓声が上がりました。
製作過程では、地元企業様からのご提供いただいた木材を「超仕上げ鉋盤(かんなばん)」で鏡のように滑らかに仕上げ、のこぎりや鑿(のみ)といった手道具を駆使して、寸分の狂いもない正確な加工と組み立てに情熱を注いできました。特に、座面に畳をはめ込むための「精度を極めた組み立て作業」は、プロとしての誇りが試される工程でした。
完成した上がり台に生徒たちが早速座ってみると、その素晴らしい出来栄えと、畳の温かい肌触りに心から満足した様子でした。
この上がり台は、地元企業様からの木材・合板の提供、八代のイグサ、地元の畳店による製作、そして高校生の確かな技術という、地域全体の力が集結して生まれる「おもてなしの心」の結晶です。
イベントのご案内
生徒たちの技と想いが詰まったこの上がり台は、イベントでお披露目されます。高校生たちの情熱と地元連携の「ものづくり」をぜひご体感ください。
テッラマードレ・ジャパン 2025 in 水俣
日時: 令和7年11月1日(土)・2日(日)
会場: 11月2日(日)はエコパーク水俣にて開催される「スローフードマーケット」と「九州和紅茶サミット in みなまた」にて使用されます。
概要: 食と農を通じて持続可能な未来を考える世界的な祭典。水俣の豊かな自然と再生への強い想いが詰まったイベントです。会場で皆様をお迎えする上がり台にも、ぜひご注目ください。
また、11月12日(水)18:30から本校で開催される保護者のための水俣高校ガイダンスへご参加ください。
【建築科】【DXP】未来の建設技術「DX」を最前線で学ぶ!
建築科では、次世代の建設業界をリードする「建設DX(デジタルトランスフォーメーション)」を、企業・行政と連携した実践的な教育で提供しています。最先端の技術を、産学官連携で実現!本日、建築2年生を対象に、企業や行政機関とタッグを組んだ特別な授業を実施しました。高校にいながら、プロの技術者や行政の視点を学べる、この実践的な学びこそが水俣高校建築科の最大の魅力です。
・参加機関
株式会社KAWATSU様及び技術顧問条谷様(ジョウ所長https://www.youtube.com/@dobokusuppurt_johyo7)
芦北振興局土木部の職員の方々
建設業協会芦北支部
・未来の建設現場を体感!デジタル技術の力を実感
1. 講義:業界の未来を知る
講師の条谷様からは、建設業界が直面する人手不足の解消や生産性向上に不可欠な「ICT施工(情報通信技術を活用した施工)」の原理を学びました。
未来へのメッセージ: 「若い柔軟な力と、3次元設計データを活用するスキルが、これからの建設を担うカギになる」業界の進化は非常に速いからこそ、高校生のうちから最先端の知識に触れることが、未来を切り開きます。
2. 実習:最新技術で作業効率を大幅アップ!
屋外実習では、株式会社KAWATSUの技術者の方々から従来の測量と最新のデジタル測量を比較体験!生徒は最新技術を使えば、作業が大幅に効率化され、ヒューマンエラーも防止できることを肌で感じました。
教科書だけでは学べない「現場のリアル」を、水俣高校建築科では大切にしています。
3.まとめ:建築科で「社会で求められる力」を身につける!
生徒からの「今からできること」について具体的な質問に対して、「多角的な視点を持ち、積極的にICTを活用すること。それが社会で求められる力になる」と熱いメッセージを頂きました。
今回の学びは、11月11日に予定されているICT建機を使った現場見学へと繋がります。座学と実体験を結びつけながら、水俣高校の生徒たちは未来の建設技術者として成長しています。
「好き」を「将来性のある仕事」にしませんか。 水俣高校建築科で、未来のまちづくりを担う専門的かつ実践的なスキルを一緒に身につけましょう。
ぜひ、11月12日(水)18:30から本校で開催される保護者のための水俣高校ガイダンスへご参加ください。
【半導体情報科】読売新聞の取材を受けました!!
9月16日(火)5,6限目に読売新聞社の方が「現場人材育成」題して授業を取材に来られました。
授業の中では、前の週に行った企業見学の事後指導や半導体の構造・性質についての授業が行われました。
授業の終わりには、インタビューを受け「最近、ニュースで『半導体』という言葉をよく聞くようになり、興味を持
った。将来は半導体関係の企業に入りたい」と抱負を語った。この記事の内容は、水俣高校の「半導体情報科」の産学
連携の取り組みとして掲載されました。
【機械科】県教育長が3年生のロボット製作を見学されました
令和7年10月29日に、本校で開催された「半導体協定に係る所属長会議」の後に、県教育長をはじめ、関係の皆様が機械科実習室へお越しになりました。
機械科3年生は、今週末11月1日に熊本工業高校で開催される、「令和7年度熊本県高等学校アイデアロボット競技大会」に出場します。現在は最終段階でロボットの調整中ですが、3年生が課題研究で製作しているロボット製作の様子をご見学いただきました。太田審議員からは、製作に関するアドバイスもいただきました。ありがとうございました。
【機械科】文化祭で3年生が製作したバーベキューコンロを販売しました
機械科3年生(3年5組)は、「一人用バーベキューコンロ」を製作し、10月25日(土)の本校文化祭において製品を販売しました。
これまでの実習や学習で身につけた技術を活かし、生徒が板金加工、溶接など行い、製作しました。
バーベキューコンロとしてだけでなく、小型のなべやかんを置いても強度は十分です。
人気があり、おかげさまで、販売後短時間で ”完売” いたしました。
ご購入いただいた皆様、ありがとうございました。
【販売の様子】
【製作の様子】
【工作部電気班】ジャパンマイコンカーラリー2026熊本県大会 結果報告
10月26日(日)ジャパンマイコンカーラリー2026熊本県大会が八代工業高校で開催されました。今年度より工作部に3名の部員が入部し、今年は電気建築システム科3年生の課題研究で製作したマイコンカーも3台も出場し、計10名での出場となりました。
大会は、予選1回目、2回目のタイムで順位が決まり、九州地区大会出場枠は、advenced class30台、basic class12台、camera class3台です。
advance class 3年 機械科 河元、本山 2年 吉田 1年 吉田、福本
basic class 3年 機械科 邑上 電気建築システム科 緒方 宮本 床並
camera class 3年 機械科 上原
結果は以下の通りです。
九州大会出場
上原(2位入賞) 河元 邑上 本山 福本
九州地区大会は、11月15日、16日(土)(日)に佐賀工業高校で行われます。
工作部では目標を高く、上位入賞&3クラスでの全国大会出場目指して頑張っていきます。
【探究活動】1学年「総合的な探究の時間」語り部講話
1年生の総合的な探究の時間では、水銀学習を行っています。
その一環として水俣病資料館語り部より会長の緒方正実様をお招きし、語り部講話を実施しました。
自身が生まれ育った地域や家族のこと、なぜ語り部として活動しているのかなど写真を交えお話しいただきました。
「水俣病は負の面ばかりが言われるが、水俣病から気づかされたこともある」「自分が経験したことを自分でとどめておくのではなく、他者に伝え循環していく必要がある」「自分に正直に生きることが大切だ」と話されました。水俣病やこれまでに自分で見聞きしたことを、他者がどのように受けとるかに関わらず、伝え残していくことが大切だと気付かされました。その思いを繋いでいきたいと実感しました。
【機械科】1年実習で、ものづくりマイスターによる溶接指導
今年度の1年実習(工業技術基礎)においては、旋盤と溶接の分野のものづくりマイスターによる指導を、熊本県職業能力開発協会の支援により実施しています。
10月28日から新たに溶接の指導を開始しました。
実習では、初めに溶接作業の安全指導、被覆アーク溶接機の使用方法、アーク発生を学びました。
マイスターの先生の溶接時の体験など、幅広いお話がありました。
【建築科】【DXP】「建設DX推進プロジェクト講義」で学ぶ、建設業の「今」と「未来」
建築科では、地域社会の安全と発展を担う、未来志向の専門教育を展開しています。
本日、建築科1・2年生を対象に、熊本県建設業協会芦北支部にご協力いただき、社会の変化に対応する最新の学びとして「建設DX推進プロジェクト講義」を開催しました。
1. 「地域を守る」役割と将来性
講義ではまず、坂田建設の坂田様より、「建設業の役割と地域の防災・減災」について熱いメッセージをいただきました。多様な職種(仕事)をサッカーのポジションに例えて解説され、生徒にも身近なイメージで建設業の全体像が伝わりました。
世界における国土面積は0.3%という小さな日本で、大規模地震が20%も発生する日本の災害リスクを踏まえ、地域の安全・安心を支える建設業の重要性を強調され、「地域社会への貢献」という、やりがいと使命感を持てる仕事である点を深く掘り下げていただきました。
2. 進化する建設業!最先端技術「建設DX」を学ぶ
次に、株式会社松下組の杉本様から、「ICT施工と建設DX(デジタルトランスフォーメーション)」についての講義がありました。
「見える・つながる・まちがえない」をキーワードに、ドローンやAIなどのデジタル技術を建設現場でどのように活用し、安全と効率を向上させているかを具体的に学びました。最新技術が進む中でも、安全・品質・信頼を担保するのは「人間」であり、ICTと人間の得意分野が組み合わさることで初めて「社会を支える力」になるという、技術と人間性の両立の重要性を生徒たちは強く意識しました。
3.「ものづくり」の魅力とキャリア形成
さらに、株式会社松下組の池﨑様から、アスファルト舗装の技術においては、再生材を約75%使用するなど、環境に配慮した技術についても触れ、進化し続ける建設技術の奥深さを知る機会となりました。現場監督の仕事の面白さや、一つとして同じものがない「一品製作」の工程管理など、「手に職をつける」ことの醍醐味を具体的に知ることができました。
保護者の皆様へ
本講義は、生徒たちが建設業の「今」を知り、「未来の可能性」を感じる貴重な機会となりました。地域社会に貢献し、安定した将来を目指せる専門スキルを身につけたいとお考えでしたら、ぜひ水俣高校 建築科をご検討ください。11月12日(水)18:30から本校で開催される保護者のための水俣高校ガイダンスへご参加ください。
【普通科】普通科集会③開催
外はめっきり涼しくなってきましたね。「〇〇の秋」と言えばみなさんは何を思い浮かべますか?
ここ数年は、涼しくなったと思ったら、急に寒くなることも多く「秋」の気配を感じる期間が短くなったように感じます。
いずれ「〇〇の秋」という言葉は、涼しさとともに消えていくのでしょうか。
さて、そんな過ごしやすい今の季節に、第3回普通科集会を実施しました。
今回の内容は、進路指導主事からは、大盛況だった文化祭からの切り替え、3年生の進路状況、11月模試・進路マップに向けた話、3年生担任からは、受験最前線で指導している立場から思うこと等の話の2本立てでした。みな真剣な面持ちで聞いていました。
これから、充実した「秋」にしてほしいと思います。
【文化祭】【3-6】【建築科】魂を込めた木製ジェットコースター!
いよいよ明日は文化祭本番!私たち電気建築システム科3年6組は、本気で木製ジェットコースターを製作しました。材料の合板やむき芯は、新栄合板株式会社様よりご寄贈いただきました。ありがとうございます。
放課後、足場の組み立てからコース製作まで、毎日みんなで力を合わせて作業。3年間、苦楽を共にしたクラスの団結力は伊達じゃありません。電気やガソリンを使わない、地球に優しいエコなコースターです。何度も調整し、試乗を重ね、安全確認も万全!
乗車は無料です。皆さんのご来場を心よりお待ちしています。最高のスリルと達成感をぜひ体験してください。