芸術コースの活動を紹介
【音楽科】平成音楽大学レッスン
本日11月22日(金)は音楽専攻の授業の一環の平成音楽大学のレッスン日です。
今年度は延べ7回の音大レッスンがありました。
本日は今年度最後のレッスン日でした。
今日は2年生のレッスンの様子をご紹介します。
音楽専攻生(管楽器専攻中心)は12月5日(木)に熊本県立劇場で行われる「平成音楽大学2019華麗なる音楽の祭典」に大学生に混じり、出演させて頂きます。
大オーケストラの中に入って演奏するワクワクとドキドキの中、現在一生懸命練習している最中です。
(文責:前村)
【書道専攻・書道部】
11/16(土)開催の本校文化祭「龍鳳祭」では、作品展示と書道パフォーマンス(13:30~)を行います。
展示会場では芸術コース・書道部の紹介、体験コーナー、中学生向けの進路相談に対応できるよう準備します。
是非ご来校ください!
【音楽科】オリジナル御船町PRソングを作っています!
2学期の1年4組の音楽の授業では、御船町のPRソングの創作活動に取り組んでいます。
和声法(作曲をするにあたって大事なルール等)から学び、まずコード進行を作曲しました。
その後は作詞を行い、出来上がった歌詞とコード進行を基に作曲を行いました。
今年度はそこから更に自分たちの専攻する楽器で演奏できるように編曲を行い、PRソングの伴奏音源を作りました。
最後にその伴奏音源に自分たちで歌を重ね録りをし、PRソングを完成させ、1枚のCDを作りました。
作詞・作曲・演奏・唄、全て自分たちだけで作った、オリジナルの1曲となりました!
なんと曲は全部で3分程。
1番「恐竜の町、みふね」、2番「自然豊かな町、みふね」、3番「音楽の町、みふね」、4番「熊本県立御船高等学校」となっています。
初めての創作とは思えない大作が完成しました!
そして今日は御船町のPRソングのミュージックビデオの撮影(2番「自然豊かな町、みふね」)のために吉無田高原へ向かいました。
御船町役場の商工観光課の皆様のご協力のもと実現しました。
我々だけでは実現できなかった撮影をすることができ、大変楽しく有意義な時間となりました。
商工観光課の皆様、ありがとうございました!
1番、3番、4番のミュージックビデオは出来上がっているので、今回の映像を編集するといよいよ御船町PRソングのミュージックビデオが完成します!
一体どんな作品に仕上がるか、とても楽しみです!
(文責:前村)
【音楽科】ヴァイオリンの授業がスタートしました!
まだまだ暑い11月ですが、季節は「秋」。
「芸術の秋」といういことで、本日より3週間と短い期間ですがヴァイオリンの授業がスタートしました。
電子機械科の男子クラスの皆は人生で初めて触るヴァイオリン。
興味津々の様子で協力しながら楽しく授業に取り組みました。
なんと初回の今日で「きらきら星」が弾けるようになり、満足な面持ちで授業が終了しました!
授業をする私も次回のヴァイオリンの授業が楽しみです。
彼らに負けないようにこっそり練習をしておこうと思います。
(文責:前村)
【書道部】共に過ごす時間
12月に開催される県高校書道展、全九州総文祭へ向け強化合宿を行いました。それぞれの目標に向かい一意専心、書作に励みました。
保護者には、カレー、ポテサラ、チヂミを作って頂き、また食べきれないほどの差し入れを頂戴しました。いつも本当にありがとうございます。12月の合宿でも、よろしくお願いします!!
グランメッセ熊本で開催された熊本物産フェアにて書道パフォーマンスを披露しました。
多くのイベント等にお声かけ頂きます。生徒達は望まれていることに有用感を持ち、一期一会の精神で臨みました。
「共に過ごす時間」が、互いの信頼を深め、繋がりを強くしています。
そしてこれらの時間から生まれる多くのことが、年を跨ぎ、今では御船高校書道部の風となっています。
4月からは新しい書道専攻、書道部員が入学し、共に時間を過ごせることを期待します。
「絵のお医者さんがやって来た」見学(美術・デザイン専攻)
10月30日の2年生に続き、本日4限目に芸術コース美術・デザイン専攻1年生が、御船町恐竜博物館で開催中の「絵のお医者さんがやって来た」ー岩井希久子・熊本地震被災作品・公開修復展ーの見学に行きました。会場では元県立美術館学芸員の井上先生と岩井さんご本人からも説明をしていただき、田中憲一氏の作品や修復について学びました。
第3回美術館研修について
10月30日(水)、美術コース2年生が御船町恐竜博物館で開催している「絵のお医者さんがやって来たー岩井希久子・熊本地震被災作品・公開修復展ー」に行ってきました。
熊本出身の修復家・岩井希久子さんは、ゴッホの「ひまわり」の修復された経験もあり、世界的に活躍される方です。今回は、会場の一部が公開現場となっており、岩井さんの修復の作業が見られるという貴重な展覧会になっていました。
また、今回修復されているは、旧制御船中学校出身の教員であり画家の田中憲一先生の作品ということで、生徒たちにとっても大先輩にあたります。
会場には大きな作品がいくつか展示してあり、修復箇所がどこなのか分からないくらいきれいな作品ばかりでした。生徒の中には修復の道具に興味深く眺めたり、田中先生の作品に感銘を受け熱心に見入っている生徒もいました。
第44回熊本県高等学校美術展に出品しました(美術・デザイン専攻)
「第44回熊本県高等学校美術展」に本校から美術・デザイン専攻2年生が長い期間と情熱を注いで制作した作品12点を出品しました。今回の展覧会には県内32の学校から189点の作品が集まり、絵画、デザイン、彫刻、立体、工芸作品など多様なジャンルの作品が展示され、12月に宮崎県で行われる全九州総文祭や令和2年度に行われる全国総文祭への県代表作品を決める審査も併せて行われました。
【審査結果】
優秀賞(全九州高等学校総合文化祭県代表) 2年4組 原田来実
優秀賞 2年4組 岡部真寛
2年4組 竹口莉央
優良賞 2年4組 森田玲奈
展覧会は11月4日(月)まで県立美術館分館で開催しており、熊本県高等学校風景画コンクール特選作品も併せて展示しています。この機会に本校生徒作品をはじめ高校生の瑞々しい感性を感じていただけたら幸いです。
「mamoru」原田来実
「transgender」岡部真寛
「帰宅」竹口莉央
「捕食」森田玲奈
卒業作品集表紙デザイン選考会(美術・デザイン専攻)
10月23日(水)。本校では例年、芸術コース3年生の卒業制作や演奏会の様子を一冊にまとめた「卒業作品集」を発行しており、内容はもちろん、斬新な表紙デザインも毎回評判となっています。本日は美術・デザイン専攻3年生13人がそれぞれ制作したデザイン案を発表し、選考会を行いました。
選考会には音楽専攻や書道専攻の生徒をはじめ、校長先生、教頭先生、事務長先生、各専攻の先生方、3年4組担任の先生にも票を投じてもらいました。一人一人が様々な思いを込めてデザインした表紙案が一同に並ぶ中、参加者も真剣な表情で作品を鑑賞し、投票する生徒からは「良い作品ばかりで選べない!」といった声も聞こえました。
この投票結果をもとに、今年の作品集の表紙を決定し、12月に開催する「芸術コース発表会」のポスターにも使用されます。芸術コース14期生の卒業作品集がどのように仕上がるか、今から楽しみです。(文責:弘)
【書道部】第1回高校生書道パフォーマンスコンテスト優勝!
10/6(日)熊本城秋のお城祭りで開催された書道パフォーマンスコンテストで、本校が最優秀校(優勝)に選ばれました。
直前まで、筆遣い、書き姿、表情、連動、発声など質の向上に専心していました。
本番では気合いの入った演技を披露しましたが、100%発揮とは言えず、生徒は不安な表情で結果発表までの時間を過ごしました。
それゆえに、発表の瞬間に沸き上がった歓喜は、とても印象的でした。
生徒たちの努力が実を結んだことをとても嬉しく思います。
持ち前のチームワークは、より高まりました。今後は、勝利におごることなく、この経験を更なる成長へ繋げてほしいと思います。
応援してくださったり、
会場までお越しいただいた関係者の皆様、保護者の皆様、卒業生、3年生、ありがとうございました。
読書感想画制作が始まりました(美術・デザイン専攻)
10月1日。本校芸術コース美術・デザイン専攻では、「読書感想画」の制作がスタートしました。読書感想画は単に本のストーリーを描くのではなく、読後の感想を元に主題を設定し、抽象化や再構成といった工夫を加えて自由に描くことができる題材です。今日は図書室に昨年の優秀作品を展示し、鑑賞学習を行いました。生徒たちは興味深く作品と向き合い、何がどう描いてあるか、どう感じたか、良いところはどこか、自分ならどう描くか、どんな技法を使っているかなど、作品の本質に迫りながら構図や色、形などの造形的要素を分析し、熱心にワークシートに書き込んでいました。(文責:弘)
浜田知明氏に続け!銅版画制作(美術・デザイン専攻)
本校芸術コース美術・デザイン専攻では、3年次に絵画・版画と映像表現・ビジュアルデザインのどちらかを選択し専門性を高めています。版画の授業では1学期の木版画に続き、2学期は銅版画を制作しており、今回は「メゾチント」という技法で制作した作品の試し刷りに挑戦しました。緊張と期待を胸に、初めて作品を目にする生徒の表情は何度見ても新鮮なものです。紙を湿し、銅版にインクを詰めて拭き取り、プレス機で刷り取るといった一連の作業をスムーズできるようには慣れが必要ですが、しっかりとマスターして欲しいと思います。2学期後半では「エッチング」「アクアチント」「雁皮刷り」などの技法も学びます。近い将来、本校の大先輩である版画家の浜田知明氏と肩を並べるような生徒が生まれることを楽しみにしています。(文責:弘)
【書道部】プライドのバトンを繋ぐ
上益城地区「秋の交通安全運動 出発式」のオープニングアトラクションで書道パフォーマンスを披露しました。
3年生から代替わりし、1、2年生だけの初披露でした。
最近の2年生には成長を感じます。先輩から受け継いだ責任を果たそうとする姿が、多くの言動から見えます。
1年生は、2年生を慕い尊敬し、精一杯追いかけているのが、その目つきや、先輩と会話する姿から見えます。
書道部のプライドのバトンが
繋がっていることを嬉しく感じました。
前任校で、アーチェリー競技で生徒を日本一に導かれた先生が、「最高の環境は、お金や時間をかけたからできるのでなく、一人一人の心でつくるもの」という在り方を教わりました。
書道部は、文化系の小さな部活ですが、プライドを持って頑張る生徒たちを、これからもサポートしていきたいと思います。
頑張れ、御船高校書道部!
【書道部】団体準優勝!
9/7揮毫大会。宇土市民体育館に県内各地から40校335名が一堂に会しました。
2時間の揮毫は息をのむ光景で、会場には、紙上を走る筆の音と墨の香りが響きます。これぞ「書道」という空間に、生徒の懸ける情熱が混ざり合い、独特な緊張感を醸し出します。
【御船高校の結果】
1年臨書(行草書・仮名の部) 第1位・向山 智帆、奨励賞・大山 亜熙
1年創作の部 第2位・坂口 理愛
2年創作(半切の部)第1位・村田あすか、第3位・西村歩美
2年創作(全紙の部)第1位・友田穂乃香、第3位・坂井 蓮
3年創作の部 第3位・黒岩 愛、秀作・杉島 聖奈
団体の部 準優勝
この中から2人が、全九州総文祭宮崎大会(12月開催)の熊本県代表として出場します。
3年生にとっては最後の大会でした。悔しい思いが残りましたが、早朝からの会場づくり、常に笑顔での挨拶・返事、先輩が後輩へ教え導く姿…2時間では評価できない御船高校書道部の素晴らしさが映えました。
書道部は、明日から新体制となりスタートします。
頑張れ!御船高校書道部。
書道部合宿をしました!
来る9月7日土曜日、宇土市民体育館「県高校揮毫大会」が開催されます。大会へ向け、この2日間本校セミナーハウスで強化合宿を行いました。
大会を想定し錬成、批評会、プレ大会等を実施。
みんなから確かな成長を感じる、有意義な時間となりました。
大会まで残り1週間。全員入賞目指して頑張れ御船高校書道部!
夏だ!わくわく芸術チャレンジ(芸術コース)
8月10日。本校芸術コースの地域連携プログラム「夏だ!わくわく芸術チャレンジ」を開催しました。これは芸術コース各専攻(音楽・美術デザイン・書道)の特色を生かし、近隣小学校の児童に芸術の楽しさを体験してもらおうと、本年度から新たに取り組んだものです。
当日は午後から御船町内を中心に約30人の小学生が本校を訪れ、セミナーハウスとものつくりラボを会場に、芸術体験にチャレンジしました。
音楽では、トランペットやフルートなどの楽器体験のほか、作詞・作曲に挑戦し、美術では、夏休みの宿題の絵日記やポスターなどの制作、書道では基本的な筆使いの練習、書道パフォーマンス体験など充実した内容でした。
また、各専攻の高校生や卒業生がボランティアとして参加しており、楽しく会話を交わしながら、丁寧に子どもたちへのアドバイスをしたり、似顔絵やCG合成体験などのコーナーで日頃の成果を発揮したりと、大活躍してくれました。
プログラムの最後には、それぞれの力作を手に全員で成果を披露し、すっかり仲良くなった子どもたちと高校生の明るい笑顔が溢れる一日となりました。
参加した児童や保護者の皆さんから「楽しく活動できた」「もっと多く開催して欲しい」「来年もぜひ参加したい」などの感想をいただきました。今後も地域と連携しながら芸術の魅力を発信していきたいと思います。ありがとうございました。(文責:弘)
書道作品制作講習会に参加してきました!
宇土市武道館で書道作品制作講習会が開催されました。
県内から約200人の高校生が参加し、9月7日実施の「県高校揮毫大会」へ向け切磋琢磨しました。他校との合同錬成はとても貴重な時間でした。
部長は「揮毫大会では全員入賞を目指します!」と高らかに宣言。
頑張れ、御船高校。
美術館研修「デザインあ展」(美術デザイン専攻)
美術・デザイン専攻では、7/21~7/30の夏季実技講習会が昨日午前中に合評会で幕を閉じ、同日午後には外部講師講演会で視野を広げるなど、美術・デザインにどっぷりと浸った日々が続きました。本日はこれまで頑張ったご褒美も兼ねて、熊本市現代美術館で開催中の「デザインあ展」の美術館研修に行きました。最初は学芸員によるバックヤードツアーです。普段見ることの無い美術館の裏側を案内していただき、展覧会が開かれるまでの流れや学芸員の仕事などについても知ることができました。その後の自由鑑賞では、人気の展覧会とあって朝から多くの観覧者が訪れていましたが、体験型の展示が多く、デザインの楽しさを十分堪能することができました。引率した先生方も、童心に返ったように目を輝かせる生徒たちを見て、改めて本校生の美術・デザインへの関心の高さを実感したところです。
美術・デザイン専攻の生徒もようやく本格的な夏休みを迎えます。限られた期間ですが自分自身で24時間をデザインし有意義な毎日となることを期待しています。(文責:弘)
夏季実技講習会講評会(美術デザイン専攻)
7月31日。夏季実技講習会も最終日を迎え、今日は1、2年生合同の合評会が行われました。講評では、それぞれが手がけた「石膏木炭デッサン」「鉛筆静物デッサン」について、先生方からアドバイスをもらい、今後の課題解決を目指します。夏休みの貴重な時間を使ってモチーフと向き合い、時間いっぱい描き込んだ2年生の作品や、石膏デッサンが2枚目とは思えないほど上手くなった1年生の作品など、成長を感じさせるものが多くありました。講習会の最後には作品の中から優秀なものや、努力した生徒への表彰も行いました。デッサンは「描く技術」だけでなく「意識的に見る力」を養うトレーニングです。これからも粘り強く頑張ろう!(文責:弘)
外部講師講演会(美術デザイン専攻)
7月31日。外部講師講演会を実施しました。この行事の目的は「①美術・デザインの現状や求められる資質等について知る」「②美術・デザイン系への進学や就職について知り、進路意識を高める」「③講演を機に学校生活への意識を高め、表現活動の充実を図る」ことであり、今回は九州産業大学芸術学部から岩田敦之准教授と藤髙浩入試課担当のお二人に講演していただきました。デザインの分野や重要な視点、大学の実情など多岐にわたる内容をわかりやすく解説していただき、生徒たちも熱心にメモを取りながら聞いていました。
生徒の感想からは
「デザインについて知っているようで知らなかったことが分かり良かった。」
「デザインのプロセスが重要だと分かった。」
「スライドがどれもわかりやすく、理解できた」
「大学と専門学校の違いが分かり、今後の進路選択に役立てたい」
「学費や生活のことなどにも関心が持てた」
など、大変有意義な時間となったようです。
また、私たち教師にとっても今後の指導に役立つ多くの示唆をいただきました。
今回の講演が生徒たちの進路選択の一助となり、表現活動の深化に繋がることを期待しています。
(文責:弘)