校長室便り

一期一会

平成7年度 卒業式式辞

【式辞】

風に揺れる菜の花の黄色と、子ども達をふわりと包みこむ太陽の日差しに、春の訪れを感じるこの佳き日に、熊本県こども総合療育センター所長 池邉顕嗣朗 様 をはじめご来賓の皆様にご臨席を賜り、令和7年度 熊本県立松橋東支援学校 卒業証書授与式を挙行できますことを心より御礼申し上げます。

本年度は幼稚部ふたり、小学部ふたり、合わせて4人の卒業生を送ることとなりました。

卒業生の皆さん、御卒業おめでとうございます。今日の皆さんは、いつもにもまして、すっきり晴れ晴れとした表情で、卒業式の主役にふさわしい輝きをはなっています。

  ・・・(個別のメッセージ省略)・・・

2人は今日 幼稚部の全課程を修了します。

3年間よくがんばりました。

  ・・・(個別のメッセージ省略)・・・

6年間よくがんばりました。

卒業生4人の皆さんの素晴らしいがんばりの傍には、いつも応援してくださるご家族、そして医療センターのスタッフの皆様がおられました。卒業生の皆さんが今日ここでこんなに立派に卒業式を迎えられるのは、多くの人の温かい手に支えられてきたからです。皆さんを支えてくださる皆さんの愛情と、それに対する感謝の気持ちをこれからも忘れないでください。

そして、保護者の皆様。

お子様の御卒業、誠におめでとうございます。お子様の今日の晴れ姿にお喜びもひとしおのことと存じます。保護者の皆様は、子どもを持つ喜びと背中合わせに、日々の体調管理や医療的ケアなど、数え切れないほどの不安を抱えながらも、お子様と今日まで歩んでこられたことでしょう。その深い愛情に敬意を表するとともに、心からお祝い申し上げます。

また、日頃より子ども達をあたたかく見守り続けてくださる熊本県子ども総合療育センターの皆様、いつも本校を支え応援してくださる地域の皆様にも、この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。

結びになりますが、私は本校の校歌が大好きです。

本校の校歌は「本校で学ぶ皆さんが明るい未来に向かう姿」を歌っているので、あらためて紹介します。

一番

新たに開く未来への 夢いだきつつ

不知火の 海を望みて励むとき 

秘めし力はよみがえる

明るく 強く 伸びゆかん

松橋東支援学校 ♪

 

二番

あしたをめざし 生きてゆく 

理想を胸に 雁回の 

空を仰ぎて もろともに 

試練に耐えて 大地踏む 

たくましく世に 出でゆかん

松橋東支援学校 ♪

 

卒業生の皆さんは、校歌にあるように、この希望の里の丘の上から遠くに見える不知火海を臨みながら、毎日、学習に励んできました。一日一日の積み重ねが今の皆さんをつくり、また皆さんの未来につながっています。

生きていくには試練がつきものです。しかし、皆さんはこれまでも試練を乗り越え、強く たくましく 成長しています。「秘めし力はよみがえる」、そう皆さんの可能性は無限大です。

今日までの学びを糧に、明日を目指し、明るく 強く たくましく 世に 出で行きましょう。

四人の皆さんの素晴らしい未来と幸せな毎日を心から願い、式辞といたします。

  

   令和八年三月十三日 熊本県立松橋東支援学校 校長 井芹 孝恵

 

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