校長室便り

2021年4月の記事一覧

新年度のスタートにあたって

新年度のスタートにあたって

校長 松﨑 聡一郎

 

 令和3年度は、6人の新入生(幼稚部4人、小学部1人、中学部1人)を迎え、本校(肢体不自由教育)が19人、病弱訪問教育が11人、計30人(4月9日現在)の幼児児童生徒でスタートしました。本校の教育は、3つの関係医療機関(熊本県こども総合療育センター、希望ヶ丘病院、県立こころの医療センター)に入院・入所している幼児児童生徒が対象です。従って、入退院に伴う幼児児童生徒の転出入が頻繁にあります。昨年度は、年間100件以上の転出入がありました。今年も、同様に多くの幼児児童生徒が、本校に在籍し、治療やリハビリが終了すると前籍校に戻って行くことになると思います。たとえ短期間の在籍であっても、一人一人の子どもたちとの出会いと、共に過ごす時間を大切にしながら、全ての幼児児童生徒にとって充実した学校生活が送れるよう努めてまいりたいと思っています。

 

 さて、今年は、本校が昭和47年4月1日に松橋東養護学校として開校してから、ちょうど50年目にあたります。そこで、この節目となる年を本校が未来に向かって変化(チェンジ)を起こす絶好の機会(チャンス)と考えました。新たな試みに挑戦したりこれまでの取組を発展させたりすることで、本校が未来に向かって一歩でも二歩でも前進できる年にしたいと考えています。

 そのために、職員には、大事にしたいこととして4つのTをお願いしました。① Target(目標を持ち)

② Team (仲間と共に)

③ Try (失敗を恐れずやってみよう)

④ Tea (ティータイムも忘れずに~無理せず楽しく~)

同様に、子どもたちにも4つのお願いをしました。

① 目標をもちましょう

② 仲良くしましょう

③ いろいろなことに挑戦しましょう

④ 笑顔を大切にしましょう

 

新型コロナウイルスと向き合いながらの学校生活も2年目を迎えました。まだまだ予断を許さない状況ですが、このような状況をチャンスと捉え、私たちの創意と工夫で新たな変化を起こし、教育活動のより一層の充実を図っていきたいと思っています。

本年度も、本校に対します御理解と御支援をよろしくお願いいたします。

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