校長室便り

一期一会

笑顔輝く子どもたち

笑顔輝く子どもたち

季節は進み、時候の挨拶も「惜春」から「入梅」に変わりました。今年度も熊本県こども療育センターのスタッフの皆様の濃やかで適切な日々の支えにより、子どもたちは、転入職員ともすっかり心通わせながら毎日授業の中で持てる力を伸ばし、できることを少しずつ増やしています。全校集会(ゴーゴータイム)では、子どもたちに、常に新しい自分に変わっていること、可能性が膨らんでいることや、繰り返し学習を積む大切さなどを伝えているところですが、保護者や周りの人に認められたい、人の役に立ちたいなど子どもたちの欲求が、学びへのモチベーションを高めており、教室での授業とともに、行事等を経験する意義の大きさを実感しています。

5月26日(土)に希望の里サン・アビリティーズ体育館で松東レクリエーションを開催しました。本校の体育館より一回り大きな会場で、来賓や保護者の皆様、センターの皆様、地域やボランティアの皆様方約100人超をお迎えした晴れの舞台で、子どもたちは練習の成果を遺憾なく発揮し、立派に発表することができました。

特に、子どもたちは、大好きな保護者の前で活動できる喜びに、笑顔を輝かせました。また、宇土高校和太鼓部をはじめ多くの方々と和やかに交流することができて、互いの気持ちを伝え合うことができたように思います。障がいのある人とない人が共に支えあう社会づくりに向け、意識を共有するよい機会となりました。

当日は生活棟や医療棟から会場への移動等をはじめ、保護者及びセンターの皆様にはいろいろな面で御負担をおかけしましたことにお詫び申し上げますとともに、今後とも本校の教育活動への御理解と御協力を賜りますよう、併せてお願いします。

  平成30年5月30日 
                 熊本県立松橋東支援学校長  松田 満


 

 

 

 

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