学校からのお知らせ

2019年2月の記事一覧

九州アンサンブルコンテスト金賞受賞&全日本アンサンブルコンテストへの推薦獲得!

平成31年(2019年)2月10日(日曜日)に鹿児島県の鹿児島市民ホールにて行われた第44回九州アンサンブルコンテストに出場しました。J.グラスティル作曲打楽器七重奏「ボルケーノ・ミラー」を演奏し、結果は金賞をいただくとともに3月21日(木曜日)に札幌で開催される第42回全日本アンサンブルコンテストへの推薦もいただきました。

本番では、練習通りにいかなかった部分もありましたが、これまでの練習で意識して取り組んできたものを十分に表現できた部分もありました。審査員からそれらの点について講評をいただき、「3月の全日本アンサンブルコンテストでは、曲全体を通して思い描く演奏をしたい」と話す部員もいました。

また、今回は楽器のセッティングに際して玉名女子高等学校のみなさんにお手伝いをしていただきました。全国大会常連校である玉名女子高等学校は、勿論全国大会への推薦を受けられました。熊本から全国大会へ2校出場という嬉しさも重なり、喜びを共有できたことも非常に感慨深いものでした。

御支援・御声援を頂きました皆様、本当にありがとうございました。今後もよろしくお願い申し上げます。

前日のホール練習の様子本番直前、声でのリズム合わせの様子

第29回「手で見る造型展」見学

2月5日(火)、熊本県文化協会主催による第29回「手で見る造型展」が熊本県立美術館本館で開催されました。この見学会は「造型作品を視覚障がいの方々に見て、触れていただきたいということ、誰もが手にとって見る、あるいは手で触れてみるという本来の鑑賞方法を実現してみよう」という二つの目的から企画されているもので、毎年、盲学校の児童生徒たちが招待いただいている展示会です。

今回は、県立盲学校の児童生徒の作品をはじめ、県内の彫刻家や大学、高校、特別支援学校などの作品が370点ほどが出品されていました。

見学に先立ち、エントランスホールにおいて開会式が行われ、関係者のご挨拶の後、松﨑校長先生と児童生徒代表の中学部2年女子も加わって、テープカットが行われました。 また、エントランスホールにあるロダンの「接吻」やマイヨールなど4点の彫刻も触って鑑賞することができ、児童生徒たちは恐る恐る遠慮しながらも、興味深そうに触りながら、世界最高峰の彫刻を「手から心に」感じることができました。

 

 

 

 

 

 

 

   <テープカットの様子>           <ロダンの作品を触る生徒の様子>

 作品が展示されている文化交流室には、様々な作品が展示されていました。本校からは、幼稚部から高等部までの作品21点と、美術教師の作品を出品しました。空き缶を使って秋の音をイメージして作った太鼓や、針金を使って宇宙人をイメージしながら作った作品、また様々な陶芸作品など、それぞれに工夫された楽しい作品が展示されていました。他の特別支援学校からも陶器で作ったトーテンポールやペットボトルを活用したランプシェードなど、どれも素晴らしい作品ばかりでした。

 日頃はなかなか経験することのできない鑑賞方法で数々の作品に触れることができ、参加者の顔も笑顔でみんな大満足の時間を過ごすことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 <作品い触って談笑する生徒の様子>        <本校小学部児童の作品>

 

『熊本青年会議所招待事業アイススケート』

 2月1日(金)にアクアドームくまもとにて熊本青年会議所招待事業アイススケートが行われました。幼稚部から高等部普通科までの約30人が参加しました。
 シンセサイザーの生演奏が流れる中、熊本青年会議所の方々とアイススケートを楽しみました。今回はアイススケートのほかにも、カーリング専用リンクで車椅子カーリング体験が行われました。車椅子カーリングは幼児児童生徒4人一組のチームを作り、いすに座った姿勢から交互にストーンをスティックで押し出し、目標のストーンに当てて、その点数を競いました。目標のストーンには鈴がついていて、当たったことが音で確認できるようになっていました。幼児児童生徒は、初めて耳にするストーンの音に興味津々になっていました。中には、氷に直に触れて目標のストーンの方向を確認する生徒もいて、熱心に点数を競い合っていました。

ストーンを押し出す小学部の児童   青年会議所の方とスケートを楽しむ生徒  ストーンを触って確かめる幼児