アンサンブル部の活動風景

第35回熊本県高等学校総合文化祭に参加しました

 私たちアンサンブル部は、6月3日(土)に熊本県立劇場コンサートホールで開催された第35回熊本県高等学校総合文化祭のステージ部門に出演しました。

 

 

 演奏曲はJ.S.バッハ作曲の「マイン・イエス」とJ.グラステイル作曲の「ヴォルケーノ・ミラー」の2曲です。

 「マイン・イエス」はマリンバとヴィヴラフォンを4人で演奏しました。マリンバがコンサートホールの一部になったような響きを感じ、コラールのように深く静かな音楽になるように、「ヴォルケーノ・ミラー」は、静かな森の情景と森に住む生き物たちの躍動が表現できるように演奏しました。

 使った楽器は、シロフォン、ヴィヴラフォン、コンサートマリンバ、バスドラム、タムタム、ボンゴ、コンガ、スタンドシンバル、チャイナシンバル、銅鑼(ドラ)、クロテイル、ウインドチャイム、バードコールです。楽曲に合う表現を探すために、叩き方を工夫したり、スティックやマレットの柔らかさを調節したりしながら音色に合うバチを見つけていきました。

 

 また、今回はじめて、総合閉会式でのステージ演奏に参加しました。「大地讃頌」と「Believe」の合唱を他校の生徒と一緒に歌いました。私たちのとなりで歌っていた第一高校や必由館高校などの合唱部の方々の澄んだ歌声と声量に驚き、強い刺激を受けました。

 私たちは、これまで高校総文のために練習を重ねてきましたが、実際にホールのステージに立ってみると、緊張して肩に力が入ってしまったり、堅い音を出してしまったり、リズムやタイミングが少しずれたりして思うように表現できなかったところもありました。しかし、聴衆の皆さんは私たちの精一杯の演奏を心から応援し、惜しみない拍手をくださいました。とてもうれしかったです。これからも、聴いてくださる皆さんの心に届く音楽を演奏できるように努力を重ねていきたいと思います。