ソフトテニス部
【女子ソフトテニス部】全九州総体鹿児島大会まで残り3日!
全九州総体鹿児島大会まで残すところ3日となりました。先週末は好天に恵まれ、まるで酷暑がすでに始まったかのような暑さの中、部員たちは全力で練習に励みました。
高校総体で団体戦優勝を果たしてくれた3年生の引退は、嬉しいことにインターハイ終了まで延長となります。そして8月から新体制となるチームでは、部員一人ひとりが自らの役割を自覚し、それぞれの立場でチームを支えていくことになります。
この日、部内戦を終えた後には、3年生と後輩たちが真剣に話し込む姿がありました。経験をもとにした先輩からのアドバイスは、後輩たちにとってかけがえのない学びです。
本校の女子ソフトテニス部は、指導者の指示を待つだけではなく、部員自身が考え、主体的に行動できる集団です。そうした日々の積み重ねこそが、強さの源になっています。
先輩から後輩へ意志をつなぎ、絆を紡ぎながら---
全九州総体、最高の舞台で熊工らしいプレーを届けましょう!
【女子ソフトテニス部】第53回熊本県高等学校総合体育大会(個人戦③)
6月2日(日)、前日から続いている個人戦トーナメントの続きが実施されました。
本校からは、4ペア勝ち上がっています。
<土田・西川>九州総体出場
2回戦(済々黌)、3回戦(慶誠)は順当に勝ち進み、4回戦(翔陽)ではファイナルに突入するも勝利。ベスト4を賭けた5回戦(熊本中央)は、1-4で敗退。熊本中央に対しても果敢に挑みました。
敗者(ベスト8)のリーグ戦へ。
リーグ戦は、熊本工業(日下部・工藤)、熊本商業、熊本中央。各試合では苦戦を強いられるも、最後まで粘り強くプレイできた。勝率0/3。
ここまで来るのに、多くの困難や壁が2人に立ちはだかっていました。本人達は満足できない結果であったかもしれないが、これらを乗り越えてきたことで勝ち得た結果であることは確か。
昨年度の新人戦から約10ヶ月が経過し、今回の大会での活躍を見て2人の成長を実感。よく頑張りました。
<平山・黒木>インターハイ・九州総体出場
2回戦(済々黌)、3回戦(熊本)、4回戦(熊本商業)、5回戦(熊本中央)、6回戦(熊本商業)を順当に勝ち上がった。対戦相手は、切れのあるサーブ、多彩なショット、後衛のレシーブ力に圧倒されていた様子だった。
その後、準決勝戦(尚絅)では、相手選手(後衛)にペースを乱され、相手選手が1~3Gを先取。しかし、最後まで食い下がりファイナルゲームへ突入、結果4-3で勝利。結果へのこだわり、そして粘り強さが他の選手を凌駕していた。決勝戦については後述します。
<中嶋・永石>インターハイ・九州総体出場
2回戦(済々黌)、3回戦(文徳)、4回戦(天草)、5回戦(済々黌)、6回戦(熊本中央)を順当に勝ち上がった。6回戦(熊本中央)の選手達はダブル後衛。しかし、中嶋・永石の快進撃を止めることはなかった。準決勝(熊本中央)では1~2Gを先取するも、3Gは相手選手に取られた。最終的に4-1で勝利。決勝戦については後述します。
<決勝戦>
中嶋・永石vs平山・黒木による同校対決。これが高校総体の決勝戦なのだろうかと思えないほどに、異様な静けさの中での試合展開。ファイナルゲームに突入し、結果、中嶋・永石が4-3で優勝。
<日下部・工藤>インターハイ・九州総体出場
2回戦(熊本農業)、3回戦(熊本中央)、4回戦(第二)は勝ち上がったものの、4回戦(第二)では安定した後衛選手に苦しめられるも、結果4-3で勝利。5回戦(天草)では、4回戦(第二)の影響もあり、コンディションが良くなく、本人たちが思うような試合を展開できていないようであったが、4-1で勝利。6回戦(尚絅)では、安定した後衛選手に対して日下部・工藤が挑むも、ミスの連続やコンディションの悪さが相まって、試合展開は悪い方向に。さらに、相手前衛に隙を突かれる場面もあった。2人も健闘したが、2-4で敗退し、敗者(ベスト8)のリーグ戦へ。
リーグ戦では、熊本工業(土田・西川)、熊本中央、熊本商業の3ペアと対戦することに。連戦を重ねていた中、コンディションの悪さやメンタルの弱さが見え始めていた。さらに、熊本中央戦では新人戦で敗退した対戦相手であり、ここを乗り切りたいところであったが、相手選手(ダブル後衛)の防御を崩すことが叶わず敗退。結果、勝率2/3の得失点差で、インターハイ・九州総体に出場決定。
上位大会に進出できることは喜ぶべきところであるが、今回の個人戦で本来の実力を発揮できていない場面もあり、2人にとっては満足できる結果とはいかなかった様子。
しかし、2人がお互いを励まし合い、不利な状況に追い込まれても笑顔を絶やさず、精神的に落ち込まないように努めていることで、全試合を終えることができている。この点においては、昨年度の新人戦(団体戦)を比べると、大きな成長を遂げているように感じた。もちろん技術面でも成長しているのは確かである。2人には、九州総体・インターハイまでの期間で、さらなる課題解決のために精進してほしい。そして、次のステージで雪辱を果たしてほしい。
団体戦2連覇という大きなプレッシャーの中で最後まで部員を導くことができたこと、インターハイという貴重な経験の機会を後輩達に共有できること、三年生として態度と行動で示す率先垂範、この3つは3年生による大きな功績。
3年生の引退時期が2か月伸びたことは本当に喜ばしいことなので、ぜひ1・2年生には、この貴重な2か月をとおして、3年生からもっと多くのことを学び、今後の糧にしてほしい。そして、「自ら考え、行動し、真剣に部活動に向き合う姿勢」をさらにもう1段階レベルUPさせてほしい。
最後、監督から「練習でできていることが本番ではできなくなっていた部分も見受けられた。普段の練習をさらに意識して臨むように」と話がありました。普段できないことが、試合当日にできないのは当然のこと。さらに頑張りましょう。
何はともあれ、団体戦・個人戦ともに本当にお疲れさまでした。
忙しい日々は続きますが、まずは九州総体までにコンディションを整え、全員で大会までの雰囲気づくりに取り組みましょう!
【男子・女子ソフトテニス部】第53回熊本県高等学校総合体育大会(個人戦)最終結果速報
6月1日(日)~2日(月)に開催された令和7年度県高校総体の個人戦の最終結果です。
本校から男子2ペア・女子4ペアがインターハイ・九州総体への出場権を獲得しました!
個人戦は団体戦とはまた異なる緊張感の中、各選手が粘り強く戦い抜き、混戦を勝ち上がっての快挙です!
<男子>
〇大川・横田ペア インターハイ・九州総体 出場
〇三満田・山之内ペア インターハイ・九州総体 出場
<女子>
〇中嶋・永石ペア インターハイ・九州総体 出場
〇平山・黒木ペア インターハイ・九州総体 出場
〇日下部・工藤ペア インターハイ・九州総体 出場
〇土田・西川ペア 九州総体 出場
九州総体(7月中旬)は鹿児島県、インターハイ(7月下旬)は山口県で開催されます。
個人でも全国の舞台に挑む選手たちへの御声援、よろしくお願いいたします!
【女子ソフトテニス部】第53回熊本県高等学校総合体育大会(個人戦②)速報
6月1日(日)は、個人戦2日目でした。
昨日の興奮が冷めやらぬ中の個人戦となりました。
前回から勝ち上がった7ペアについて、6月1日(土)現在の結果です。
日下部・工藤 ベスト16(翌日のトーナメント進出)
中嶋・永石 ベスト16(翌日のトーナメント進出)
土田・西川 ベスト16(翌日のトーナメント進出)
平山・黒木 ベスト16(翌日のトーナメント進出)
横田・井上 ベスト32(2-4vs尚絅)
淀川・赤星 ベスト64(3-4vs水俣)
片山・内田 ベスト64(1-4vs熊本北)
詳細は、明日6月2日(月)の最終結果が判明次第、掲載いたします。
<横田・井上>
1回戦(上天草)、2回戦(高専八代)、3回戦(マリスト)を順当に勝ち進み、4回戦(尚絅)へ。相手選手の意表を突く井上のショット、横田の力強いストロークなどで応戦するも、結果2-4で敗退。試合後、他の選手の応援では頼もしい存在になっていた。ひたむきに努力する姿勢が備わっていること、そして利他的な行動ができることが2人の強み。
<淀川・赤星>
2回戦(文徳)は勝ち上がり、3回戦(水俣)へ。対戦選手と拮抗していてファイナルゲームまで粘るも、3-4で敗退。今回の総体では、昨年の新人戦と比べると、忍耐力・精神力が大きく成長している様子。技術面もまだ伸びしろがあるはず。今後の部活動への向き合い方をもう一段階レベルUPさせ、さらなる成長を遂げてほしい。
<片山・内田>
1回戦(八代工業)、2回戦(国府)は勝ち上がり、3回戦(熊本北)へ。対戦相手が熊本北1番手でもあり、非常に苦戦を強いられた。しかし、粘り強く攻勢の機会を見定め試合を進めるも1-4で敗退。他校の1番手との試合においても、これまでの練習の成果を見いだすことができた様子。指導者の助言を素直に受け、部活に励むことができることが2人の強み。今後の活躍に期待しています。
【女子ソフトテニス部】第53回熊本県高等学校総合体育大会(団体戦)
5月30日(金)~31日(土)、県高校総体(団体戦)が実施されました。
熊本工業は、シード校なので31日(土)のみの試合でした。
試合当日、朝から全員で円陣を組み、モチベーションを高めます。
応援団も会場に来てくださり、男子・女子の団体戦優勝のための演舞。
予選トーナメントで3回勝ち上がると、決勝リーグに出場できます。
初戦は翔陽、2回戦は熊本、3回戦は熊本北、2本勝ちで力を温存できました。1年・2年でメンバー入りしている選手達は、先輩たちの思いに応えるべく、必死にプレーやサポートに励みました。そして、メンバー入りしていない部員達も、必死に応援している様子が本当に頼もしかった。これこそ、チーム熊工。
最終的に、決勝リーグに勝ち上がった高校は、熊本工業、熊本中央、尚絅、熊本商業の4校となりました。
①熊本商業 勝率3/3
日下部・工藤
3-0で優勢だったところで、その後ミスが続いた。結果4-2で勝利。
中嶋・永石
実力を遺憾なく発揮でき、4-0で勝利。
平山・黒木
3-0で優勢だったところ、失点が続いた。相手選手のミスが少なくなったことで平山・黒木の緊張感を高めていたように感じた。ファイナルまでもつれ込み、結果4-3で勝利。どんな時でも平常心は重要。
②尚絅 勝率2/3
日下部・工藤
一進一退の攻防が激しく、ファイナルへ。3-4で尚絅の勝利。しかし、日下部・工藤は、笑顔を絶やすことがなく試合を進めることができた。
中嶋・永石
相手選手の攻撃に耐えつつ、4-2で勝利。
平山・黒木
熊本商業戦の様子とは異なり、覚醒モードに。切れのあるカットサーブ、そしてストロークやボレーが次々に炸裂。普段の練習通りに試合を進めることができ、4-1で勝利。ここで勝利できたことは、先輩達の思い・努力を無駄にしたくないという気持ちの表れだと感じた。よく頑張りました。
③熊本中央 勝率3/3
日下部・工藤
丁寧なプレーを心がけ、4-0で勝利。決勝リーグ全試合で、笑顔を絶やすことがなく、メンタル力のUPを感じた。監督の声掛け、後輩や保護者の方々の応援が届いて、プレーしやすかったのではないかと感じた。この勝利をもって、最上級生として、4月の部編成で語ったその思いを、態度と行動で後輩に示すことができていたことに涙がこぼれました。昨年度のインターハイ以降、3年生の1年間の苦労、そして部活にかける思いと団体戦優勝というプレッシャーを知っているからこそ、本当にうれしかった。
中嶋・永石
相手選手に1G取られてから、一切の隙を与えないような攻勢に反転、結果4-1で勝利。この快進撃、誰にも止められない。
平山・黒木
2人の焦りが見え始め、ミスが目立つように。その後、落ち着いてプレーできたことで、4-2で勝利。
昨年度に引き続き、団体戦優勝を収めることができました。昨年度の総体から1年、本当に成長した部員達。これまでの努力が報われて、部員、そして保護者や関係の方々全員が涙腺を緩めていたようでした。
さあ、明日は個人戦。気持ちを切り替えて、慎重に、そして全力で楽しんでプレーしよう!
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