建築科ブログ

2015年12月の記事一覧

第2回 木育教室

12月9日(水)の午後から建築科3年生の授業「課題研究」の木育班(6名)で学校の近くの人吉中央幼稚園へ行きました。今回は2回目の木育教室です。前回の教室で分かった課題を克服できるように改善してきました。

年長さん13名と一緒に「森のかけらのお守り」作りをしました。

森のかけらのお守りは粗さの異なるサンドペーパーで粗い順にじっくり磨いていきます。そうすることでザラザラした粗い木片がツルツルとなり、木の木目が美しく表れてきます。最後は、えごま油という万が一口に入れても危なくない食品油をニス代わりに塗り完成しました!

子ども達は自分の木片をペンギン・いのしし・靴など想像力豊かに例え、世界に一つだけのお守り作りに励むことができました。自分のお守りにする子、家族みんなで使う子、なかにはサンタさんにあげると言った子もいました(^v^)

 今回の木育教室が今年度、最後の木育教室となりました。子ども達に木育を教えるということを通して、人に伝える難しさや触れ合う喜びを感じたようです。











    


3年建築科 伝統建築コース 「伝統技法」

伝統建築コース、3年生の「伝統技法」で四方転び椅子を制作しています。
四方転びとは椅子の脚が2方向に転んでおり、構造に安定感があり、デザイン的も美しく見せることができます。
社寺建築で見られる手水舎や鐘楼などに使われています。

                  貫のほぞを作っています


                   貫を切っています


                脚のほぞ穴を掘っています


                     組立


                      組立


                       組立


                 天板を仕上げています
本校、伝統建築コースは全国的にも珍しく、全国的に注目を浴びる科目を持ったコースです。
日本の伝統技術について詳しく学び、
大工、宮大工、文化財修復などのエキスパートの卵を養成します。