【3学年総探】鹿高伝統教育YDP探究活動の紹介(1)
現在3年生は、総学の時間でYoung Doctor Plan『課題研究』に取り組んでいます。
生徒たちが、小さな博士となり、自分で設定したテーマにおける課題に探究をすすめています。自分の進路に沿った専門領域における探究をすすめている生徒が多いです。
探究手法には論文調査に加えて、必要に応じてアンケート、インタビュー、実験、参与観察を行っています。
10月の全体発表会に向けて、夏休み期間まで論文を作成していました。
そこで、何人かの取り組みをHP上でこれから紹介していきたいと思います。
まずは、地元の役場に就職希望の釘本くんです。
テーマは『空き家・空き店舗を活用したまちづくり』
地元を愛する彼は、南関町の地域振興に携わりたい気持ちが強く、課題研究においても、近年増加している空き家等を活用してまちづくりをするというプランを具体的に考えました。
彼は、夏休み期間で役場のまちづくり課に、ヒントをいただこうとインタビューもしました。
1学期の総学の時間では役場の担当者へのインタビュー計画書を作成しました。
インタビュー時に自分の考えた活用案を持参するために、活用案を熱心に絞り出していました。
そのときに、マインドマップを作成し考えました。
鹿本高校職員として、思考の表現方法が身についていたことに感心しました。鹿本高校では、1年次より、思考・判断・表現方法についてバーチャル市役所・ディベートなどさまざまな単元をとおして学習してきました。彼は論理的に考える手段を、総学を通して身につけていたことに感動を覚えた瞬間でした。