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1年2組「SS数学探究Ⅰ」熊本大学、有次先生による、第4回「データサイエンス」講座の実施

 第4回目となる「データサイエンス」講座を実施しました。今回は、熊本大学工学部の有次正義教授をお招きして講義をしました。今までは、「データをどこから入手し、どう活用するか」という過去の事例を参考に考えてきましたが、今回はデータをどのように活用するか。生成AIを使ってどのようなことができるかという内容でした。授業の内容は、「Disaster Image Tagging Using Generative AI for Digital Archives」(デジタルアーカイブのための生成AIを用いた災害画像のタグ付け手法)というもので、写真にキーワードをあてるならば、どういう言葉が適切かというものでした。災害時に何百枚と写真を撮りますが、その後別の災害が発生した際にその写真が役立つときがあります。しかし、何百枚とある写真から必要な写真のみを見たいとすると、探すのが大変です。そのため、写真にタグ(キーワード)をあて管理をしやすくするなどの仕組みを考えられています。一人ひとりがキーワードを付けても良いと思いますが、一人ひとりの感覚も違うため、写真を見てキーワードをあてるのに、生成AIが使えないかという考え方をされました。
 今回のように「持っている知識や能力をどう活用していくのか」ということを大学で学びます。生徒たちは、大学の授業を、体験できたのではないかと思います。

 次回は、12月9日(月)7限目に熊本保健科学大学の水本先生にお越しいただき、保健分野で活用するデータサイエンスについて、授業をしていただく予定です。