熊本県高等学校教育研究会地学部会
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流痕
場所:八代市日奈久町鳩山
地層の表面に細いスジのような模様が見える。
これが流痕である。
流痕とは、海底の泥上を物が流れてへこみ、その上に砂が堆積してできたものである。
この流痕をグループカストという。
流痕は普通、へこんだところにできるはずなのに、ここは盛り上がっている。
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下の方が新しく、上の方が新しいのではないか?
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地層が逆転している。
砂を運搬した水流により、水底の泥がえぐりとられてできたくぼみを、砂が埋めたものである。
この流痕をフルートカストという。
この流痕も上に凸である。
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地層が逆転している。