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川口層のスランプ褶曲
場所:八代市 二見州口

国道3号線の脇に見事な褶曲構造を見ることができる。

  下のスケッチの上半部の写真。
 この地層は中生代白亜紀の川口層。

地層が布団をたたんだように大きく曲がっている。
 これは「スランプ褶曲」と言われている。


スランプ褶曲は堆積した地層がまだ固まらないときに、海底地滑りのようなことが起きて地層が斜面を滑り、変形したと考えられている。

参考:タービダイト 
 タービダイトとは、地震などをきっかけとして、大陸棚斜面のような海底の斜面を、海底地滑りのようにしてできた陸源堆積物のことである。
 


[八代]